【Shopify】アフィリエイトマーケティングを管理する4つのアプリ
この記事の所要時間:5分
ECサイトの売り上げを伸ばすために、アフィリエイトマーケティングは効果的な手段です。
これまでにA8.netやバリューコマース
Shopifyにおいてもアフィリエイト広告を出稿することで、ショップに集客する方法がいくつかあります。
そこで今回は、Shopifyでアフィリエイトマーケティングを取り入れる、4つのアプリについて解説します。
アフィリエイトマーケティングを検討しているShopifyマーチャントは、ぜひ本記事を参考に使用するアプリを検討してください。
目次
「Goaffpro」を使った自社アフィリエイト
「Goaffpro」は、世界で最も実績のあるShopifyアプリの1つです。
Goaffproでは、顧客またはインフルエンサーに対してアフィリエイト用のリンクを発行することができます。
顧客やインフルエンサーは、SNSやブログでアフィリエイトリンクを貼ってストアの商品を紹介します。
そのリンクからストアにやってきたサイト訪問者が商品を購入すると、紹介者に報酬が発生するという仕組みです。
Goaffproでは、アフィリエイトの運用や効果の分析、紹介者へのメール送信など、豊富な機能を無料で利用することができます。
2,400円/月のプレミアムプランでは以下のことが可能になります。
- 顧客やインフルエンサーが利用する管理画面を独自ドメインで提供する
- 1つの商品に対して複数のコミッション(還元率)を設定する
- メールの一括送信
- 詳細な分析
メリット
- 実績があり、継続的なサポートや機能の更なる発展が期待できる
- 豊富な機能を無料で使用することができる
- 洗練された管理サイトが提供される
- SNSやブログなどあらゆるチャネルでアフィリエイトが可能
デメリット
- 日本語の情報がほとんどない
- ストア運営者がアフィリエイターを集める必要がある
「UpPromote」を使った自社アフィリエイト
UpPromoteも世界で最も実績のあるShopifyアプリの1つです。
UpPromoteは、Goaffproと同じく既存顧客やインフルエンサーにストアの商品を宣伝してもらい、売り上げの一部を還元する仕組みです。
UpPromoteの主な特徴的は以下のとおりです。
- 商品購入後に自動的にアフィリエイトリンクが発行され、購入者にアフィリエイト活動を勧める
- アフィリエイト活動を促進するための写真や動画などクリエイティブの管理が効率的に行える
- PayPal連携により、アフィリエイト報酬の支払いが自動的に行われる
機能面から、UpPromoteはアフィリエイト活動を行う顧客・インフルエンサーにとっての体験が良いアプリと言えます。
ストア管理者は、上限のないアフィリエイトリンクの発行やメール送信、広告効果の分析といった機能を無料で使用することができます。
PayPal連携や顧客にアフィリエイト活動を勧める機能は、有料プランで提供されています。
メリット
- 実績があり、継続的なサポートや機能の更なる発展が期待できる
- 豊富な機能を無料で使用することができる
- アフィリエイターに便利な機能を提供することができる
デメリット
- 日本語でのサポートや情報がほとんどない
- ストア運営者がアフィリエイターを集める必要がある
「Affitch」を使った自社アフィリエイト
Affitchは、ASPに広告を出稿せずに自社でアフィリエイターを管理することができる国産のアプリです。
先の2つのアプリとは異なり、日本語の情報やサポートが充実しています。利用料金は月額固定となっています。
メリット
- ストア管理画面からアフィリエイト広告の管理ができる
- 国産のShopifyアプリなので日本語でのサポートが充実している
- 利用料金が月額固定となっているので、アフィリエイトの成果が出るほどお得
デメリット
- ストア運営者がアフィリエイターを集める必要がある
- アフィリエイトによる成果が出ていない時にも、月額の固定費がかかってしまう
「まるっと集客」を使ったASPへのアフィリエイト広告出稿
「まるっと集客」は、ストアのアフィリエイト広告を国内大手ASPなどに出稿し、管理することができるShopifyアプリです。
アフィリエイト広告の出稿先は、2021年7月現在では以下のとおりです。
- バリューコマース、A8.net、ACCESSTRADEなどのASP
- LINEショッピングをはじめとしたLINEメディア
- Google広告
- Facebook広告
- 各種ポイントサイト、各種比較サイト、各種SEOサイト
「まるっと集客」は、既に1,500以上の企業が利用しており、アプリストアでのレビューも高く、国内で高い実績のあるアプリです。
利用料金は基本的に、広告成果に連動したものとなっています。
メリット
- ストア管理画面からアフィリエイト広告の管理ができる
- 利用者が多いので今後の継続的なサポートや高い品質が期待できる
- 将来的に、運営企業が開発する他のShopifyアプリとの連携が期待できる
- 利用料金が広告成果に連動するので低リスクで始められる
- アフィリエイト広告以外にも、本来クリック課金のGoogle広告やFacebook広告にも売上成果報酬で出稿できる
デメリット
- ASPの利用料とアプリ自体の利用料が料金に含まれるので、割高になる可能性がある
【最後に】
今回はストアのアフィリエイトを行う際に使える4つのアプリをご紹介しました。
海外製アプリの方が実績が高く、豊富な機能の割には料金が安い傾向にあります。一方で海外製アプリは日本語の情報が少ないので、国内のストア運営者にとってはハードルを感じるかもしれません。
また、ASPを利用するか自らアフィリエイターを獲得するかという分類もできます。
最初にご紹介した3つのアプリは、顧客をアフィリエイターに転換したり、インフルエンサーにアフィリエイト活動を提案します。
アフィリエイトマーケティングを成功させるためには、あなたのストアに合ったアプリを導入することが大切です。
是非、本記事でご紹介したメリット・デメリットを参考に使用するアプリを検討してください。