Shopifyサイトにサブドメインを設定する1番簡単な方法を解説!
この記事の所要時間:3分
既に会社のホームページやオウンドメディアで独自ドメインを使用している場合、そのサブドメインでShopifyサイトを公開したいと考えると思います。
そこで今回は既にドメインを持っている方向けに、そのサブドメインをShopifyサイトで使用する方法をわかりやすく解説します。
お名前.comを例にとって説明しますが、他のドメイン取得サービスであってもやるべきことは変わりませんので是非参考にしてください。
サブドメインとは
サブドメインについて知る前にドメインについておさらいしておきます。
ドメインとはインターネット上の住所のことです。「ichyaku.com」といった形式になります。一方でサブドメインは「◯◯◯.ichyaku.com」という形式になります。
あなたが「aaaa.com」というドメインを会社のホームページに使っているとすると、そのホームページを公開したまま「shop.aaaa.com」や「coffee.aaaa.com」といったサブドメインでShopifyサイトを同時に公開することができます。
「ichyaku.com」はショピナビが「お名前.com 」というドメイン取得サービスで取得したドメインです。
今回はshop.ichyaku.comというサブドメインでShopifyサイトを公開する過程を例として、サブドメインの設定方法を説明します。
ムームードメインやAWSのRoute53でも、同じ手順で進めることができます。
Shopifyサイトにサブドメインを設定する方法
お名前.comでの設定
まずは、以下のリンクからお名前.comにログインして、「トップ > ドメイン一覧」をクリックします。
利用するドメインのDNSレコードの「変更」をクリックします。
次のページでは「次へ」をクリックし、「DNSレコード設定を利用する」の右にある「設定する」をクリックします。
次のページでは、一番上の入力ボックスにCNAMEを設定します。
ホスト名はサブドメインを入力します。今回の例では「shop」と入力します。残りの項目は以下の値を入力してください。
TYPE:CNAME
TTL:3600
VALUE:shops.myshopify.com
状態:有効
入力が完了したら右の「追加」をクリックします。
以下のようになっていたら正解です。
そのまま画面最下部までスクロールし、「DNSレコード設定用ネームサーバ変更確認」をオンにしてから「確認画面へ進む」をクリックします。
「DNSレコード設定用ネームサーバ変更確認」をオンにした際に以下のポップアップが表示された場合は、DNS設定が外部のサービスによって管理されています。そのため、お名前.comではDNS設定を行うことができません。
ネームサーバのドメインからサービスを判別できるはずです。以下の画像の例ではAWSで管理されているとわかるので、AWSアカウントにログインして先程行ったCNAMEの設定を行います。
このポップアップが表示されなければそのまま次に進みます。
Shopifyでの設定
次はShopifyでの設定を行います。
Shopifyの管理画面から「設定 > ドメイン」をクリックします。
次に「既存のドメインを接続する」を選択します。
ドメインの欄にサブドメイン名を入力します。今回は「shop.ichyaku.com」と入力します。
入力したら「次へ」をクリックします。
最後に「接続を確認する」をクリックします。
プライマリードメインに、接続済のサブドメインが表示されていればこれで完了です。
サブドメインの行に「SSL保留中」と表示されていますが、数分経つとSSLの自動設定が完了します。
まとめ
Shopifyサイトにサブドメインを設定するには、ドメイン取得サービスとShopifyの両方の管理画面で設定を行う必要があります。
ドメイン取得サービスでは、サブドメインをCNAMEに設定し、Shopifyではサブドメインの接続確認を行います。
Shopifyサイトを既存ドメインのサブドメインに設定することで、ドメインを統一することができます。本記事を参考にぜひ挑戦してみてください。