最速で理解できる!未経験者におすすめのShopify学習方法まとめ
- 2021-7-6
- 基本情報
- Shopify学習・本
この記事の所要時間:6分
これからShopifyを学び、Shopifyパートナーとして活躍しようと考えている方はかなり増えています。
ですがShopifyに関する日本語の情報は少なく、「どうやって勉強したらいいのかわからない」と困っていませんか。
Shopifyの情報はまだまだ英語のものが多く、闇雲に学習を始めると途中で疲弊してしまいます。
そこで今回は、Shopify専門のメディアを運営するshopinavi(ショピナビ)編集部が、これからShopifyを始める方にオススメの学習方法についてご紹介します。
本記事を読めば、Shopifyの学習方法を理解して効率的に学ぶことができます。
Shopifyとは
Shopifyは世界で最も利用されているECプラットフォームです。誰でも簡単に自社のネットショップを構築し、商品を販売することができます。
Shopifyで構築するネットショップは、テーマというテンプレートデザインを選択し、ノーコードで簡単に編集することができます。コードを編集してよりオリジナルのデザインを作成することも可能です。
また、第三者によって開発されたShopifyアプリという拡張機能が多数あり、ネットショップに様々な機能を導入することができます。
Shopifyの最大の強みは「Shopifyのエコシステム」です。
マーチャントとして商品を販売するだけではなく、Shopifyパートナーという公認の企業やフリーランスとしてマーチャントの事業を支援することが可能です。
Shopifyパートナーはマーチャントの支援に応じてShopifyから成功報酬を受け取ることができるため、Shopifyを学びShopifyパートナーになる方も増えています。
Shopifyを学習する目的
Shopifyを学習することで様々なビジネスを始めることができます。ですがShopifyの全体を網羅的に学び、実践することはとても大変です。
そのため、学習を始める前に目的を明確にすることが重要です。
まずはShopifyを学習する目的の選択肢をご紹介します。
ネットショップの運営
Shopifyを学習する目的として最も多いのが、ネットショップの運営を始める場合です。
Shopifyは利便性や拡張性が高く、様々な方法で商品を販売することができるため、ネットショップを運営する多くのマーチャントが利用しています。
マーチャントとしてShopifyを学習する場合は、Shopifyの基本的な操作方法やマーケティング手法を理解する必要があります。
また自らShopifyを学習し、自社のネットショップを構築する方もいれば、Shopifyパートナーに依頼する方も多くいます。
ストアの構築
Shopifyパートナーは、様々な方法でShopifyのマーチャントを支援することができます。特に多い支援方法がストア構築の代行です。
ストア構築パートナーはマーチャントのネットショップを構築したり、BASEなど他のプラットフォームからのリプレイスを主に行います。
ストア構築パートナーになる場合はShopifyの構築ノウハウやShopifyアプリ、分析ツールなどについて学習する必要があります。
Shopifyアプリの開発
アプリ開発パートナーは、Shopifyアプリを開発してアプリストアで販売します。
販売したアプリをShopifyのマーチャントが利用することで、アプリの月額利用料の内80%を報酬として受け取ります。
アプリ開発パートナーになる場合は、アプリの開発方法やShopify APIについて学習する必要があります。
またShopifyやマーチャントを理解しないと、必要とされるアプリを開発することができないため、Shopifyのストア構築や商品販売、あるいはマーチャントへのヒアリングなども必要になります。
Shopifyテーマの制作
テーマデザインパートナーは、Shopifyテーマのデザインを制作してテーマストアで販売します。
販売したテーマデザインをShopifyのマーチャントが利用することで、テーマの利用料の内50~70%を報酬として受け取ります。
テーマデザインパートナーになる場合は、HTML, CSS, Liquid(Shopifyで使用する言語)を学習する必要があります。
またマーチャントに必要とされるテーマを制作するためには、デザインの知識や必要とされる細かな機能の理解が必要です。
コンサルティング
Shopifyでのネットショップ運営について理解を深め、コンサルタントとして活躍する企業やフリーランスの方がいます。
コンサルティングを行うにはShopifyの全体について理解するだけではなく、ネットショップでの商品販売やマーケティングの知識も必要になります。
ストア構築からショップの運営までを行う方が多くいますが、その場合はマーチャントの事業にあったShopifyアプリの提案や、Shopifyの最新情報(アップデート情報)をキャッチアップする必要があります。
Shopifyにはコラボレーターアカウントというマーチャントのショップにログインできる機能があり、コラボレーターアカウントを活用してネットショップの運営代行が可能です。
Shopifyを学ぶ方法
では、実際にShopifyの学習方法をご紹介します。
独学(実践から学ぶ)
Shopifyの学習方法で最もオススメなのは独学です。
というのも多くの方は現時点で、Shopifyについて何がわかっていないのかわからないという状態だと思います。
筆者も同じように、Shopifyを始めた頃は機能が多くて理解できませんでした。ですが管理画面を触ってみて調べているうちに2日ほどである程度理解ができました。
最近では、Shopifyについて日本語で詳しく書かれたWeb記事も少しずつですが増えています。
ある程度の内容までは独学で簡単に学ぶことができ、Shopifyパートナーは無期限でShopifyを利用することができるので、まずはShopifyを実際に触ってみるところから始めてみてください。
Shopifyの管理画面について、以下の記事でかなりわかりやすく説明しています。ぜひ参考にしてください。
Shopifyに関する本
Shopifyに関するWeb記事を書いている身として、こんな事を言うと変ですが、正直Shopifyに関する本を読んでしまうのが最も最短で全体を理解できると思います。
特にshopinavi(ショピナビ)でも紹介している「Shopify運用大全」と「いちばんやさしいShopifyの教本」の2冊を読めば、Shopifyマスターになれます。
まだShopifyのアカウントを作成したばかりという方は、「いちやさShopify」を読み、Shopifyでネットショップを構築して、オペレーション改善やマーケティングに力を入れようという方は「Shopify運用大全」を読むといいと思います。
オンラインスクール
Shopifyはオンラインスクールで学習することができます。
オンラインスクールの中にはShopify専門のスクールがあり、Shopifyを用いたネットショップ開設や開発、マーケティングなど様々な項目を学習することができます。
受講生同士のチャットコミュニティなど、オンライン授業だけではなくリアルタイムでの相談が可能など、学習する上でのメリットがたくさんあります。
オンラインスクールは挫折せずに楽しく学ぶことができるので、短期集中で習得したい人などにオススメです。
しかし、オンラインスクールと一言でいってもShopifyのストア構築やマーケティング、プログラミングなど、学べる分野は様々です。
Shopifyエンジニアを目指すなら、Shopifyの開発に特化している「テックギーク」がオススメです。
現役Shopifyエンジニアの講師がShopify開発の指導や、案件獲得のためのアドバイスをしてくれます。
動画コンテンツ
Shopifyは動画で学ぶことも可能です。
例えば、shopinavi(ショピナビ)の公式YouTubeチャンネルでは、Shopifyのストア構築やShopifyアプリについて日本語でわかりやすく説明しています。
また、テーマ編集(コード編集)について詳しく説明した動画などもあり、非エンジニアの方でもできる内容なので、ぜひ参考にしてください。
その他にもUdemyなどの有料動画コンテンツで、Shopifyについて説明した動画が複数販売されています。
YouTubeやその他の無料動画で理解できない箇所については、有料動画を活用することもオススメです。
Shopifyのヘルプセンター
Shopifyについて最も深く理解する方法は、Shopifyの公式ヘルプセンターと、公式ドキュメントによる学習です。
こちらの方法は初めての方には少し難しいですが、Shopifyについて正しく網羅的に理解することができます。
また知りたい内容を検索することができるので、理解できていない箇所を調べる際にも役立ちます。
Shopifyの公式ドキュメントや開発についての記事は、日本語で書かれたものがほとんどありません。
shopinavi(ショピナビ)ではShopify開発について日本語でわかりやすく網羅的に解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください。
Shopifyコミュニティ
Shopifyについて全く理解ができない、あるいは参考になる情報が見つからない場合は、Shopifyコミュニティに質問を投げることで回答を得られます。
Shopifyコミュニティには現在80万人以上のメンバーが参加しており、メンバーがあなたの質問に回答してくれます。
自身の状況と問題を詳しく説明することで、的確な回答を得られるので活用することをオススメします。
【最後に】目的に応じて必要な内容を学ぼう!
今回はShopifyを学習する方法についてご紹介しました。
Shopifyは機能が多いだけではなく、アップデートも早いスピードで行われるため、全てを学習しようとするとかなり大変です。
商品販売やストア構築支援、アプリ開発など、それぞれShopifyを学習する目的があると思うので、まずは目的に応じて必要な内容から学び始めることをオススメします。
Shopifyについて一つの分野である程度理解が深まると、他の分野も理解しやすくなります。まずはShopifyに触れてみるところから始め、あなたにあった学習方法で挑戦してみてください。