2024.11.14
いまさらNode.jsを知ろう~環境構築も~
2017.07.24
プログラミングTwilioで「通話時間」を取りたいときはStatusCallbackを使う
坂東です。
Twilioを使用したコールセンターサービスのユーザーから「オペレーターごとの通話時間を知りたいんだけど」と言われました。
Twilioコンソールからプログラマブル Voiceの通話ログをCSV出力すれば取れるけれど、毎回だと面倒なのでコードでなんとかします。
Twilioでシステム組むときはTwiML用のAPIを作り着信や受話の処理を行います。
なのでAPIのリクエストをログれば通話時間を取ることはできると思ったんですが、うまくいかない。
「着信をブラウザが受話した日時」とか「キューを受話したあと終話した日時」とかが微妙にリクエスト来ないんですよね。
「受話」と「終話」の日時がセットで取れないと「通話時間」は計算できない。
それを補完するのが「StatusCallback」という仕組み。
詳しくはこちらで。
StatusCallbackで通話の状態を知る
http://qiita.com/mobilebiz/items/e89c85085fd1a94804af
具体的にはTwiMLの「Dial句」の「Client」に「statusCallback」と「statusCallbackEvent」を指定します。
通話時間を指定したい場合は「statusCallbackEvent=”answered completed”」とします。
これで「受話した日時(CallStatus=in-progress)」と「終話した日時(CallStatus=completed)」が「statusCallback」にリクエストされるようになります。
それをロギングすればいいわけです。
ただ注意しなきゃいけないのは「不応答(statusCallback=no-answer)」のリクエスト。
私のサービスは1着信辺り10人が待ち受けしており、「受話しなかった日時(statusCallback=no-answer)」が9人分リクエストされてきます。
つまり着信を受話した瞬間に「statusCallback」に一気に10リクエスト来るわけで、作りが悪いと負荷ります。
no-answerはリクエストしないようにって設定ができるといいんですけれど。
おわり。
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