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2024年最新ECサイト・ECモール売上ランキング!日本国内・海外企業の流通総額

2023年最新ECサイト・ECモール売上ランキング!日本国内・海外企業の流通総額

EC担当者の中には「成功しているECサイトを見て出店戦略に活かしたい」や「売れているECサイトの施策を真似したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。


本記事では、ECサイトの売上ランキングについて紹介します。また、各ECサイトの特徴についても触れていきます。本記事を読むことで、自社のECサイトにどんな課題があるのかが見えてくるでしょう。売上拡大を目指しているEC担当者は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ECモール売上ランキング
  • ECサイト売上ランキング
  • 海外ECサイトランキング

日本国内ECモール売上ランキング

顧客管理システム開発会社選びのポイント

国内のほとんどの大手ECモールは売上を公開していませんが、流通総額(取扱高)を公開していることは多いです。それを踏まえ、日本国内ECモール売上ランキングの傾向から、以下のような特徴があると考えられます。

  • 知名度が高い
  • スマホアプリに対応している
  • お得なキャンペーンを随時実施

ランキング上位のECモールはどれも知名度が高いです。なかにはQoo10を知らない人もいるかもしれませんが、Qoo10は若年層から支持を得ています。インフルエンサーによる紹介も大きく影響していて、安くておしゃれなアイテムが揃っていることから10~20代の女性から人気です。

またスマホユーザーをターゲットにアプリも展開しています。アプリから外出先からでも商品をチェックしたりそのまま購入したりしてもらえるでしょう。

1位:楽天

1位:楽天

出典:楽天市場

楽天市場は国内ECモール1位で、流通総額が第1四半期から第4四半期の合計で5兆6560億円になります。

出典:流通総額(取扱高)、従業員数|楽天

成功要因の1つが、楽天ポイントです。楽天では楽天市場以外に楽天カード、楽天トラベル、楽天モバイルなどさまざまなサービスを展開しています。各サービスでは決済ごとに楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントを支払いに充てることが可能です。

近年の戦略としては、送料無料ラインの導入が挙げられます。購入金額3,980円を超えると無料で発送してもらえることから、ユーザーの購入単価の底上げにつなげられました。

2位:Amazonジャパン

2位:Amazonジャパン

出典:Amazon

Amazonジャパンは2022年の平均為替レートを131円とした場合、Amazonの売上高の発表を日本円に換算すると3.2兆円の計算になります。

出典:UNITED STATES SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION

ただし、サイトによっては流通総額に換算すると6.7兆円になるという予想もあり、楽天とAmazonの流通総額は僅差で争っていると判断できます。

Amazonの成功要因はいくつかありますが、その1つが品ぞろえの豊富さです。2020年12月31日までの1年間で、日本の企業がAmazonジャパンで販売した商品数は5億点を超えています。

出典:EC(eコマース)とは?ECサイトやECビジネスの定義、メリットおよびデメリット|Amazon

さらにプライム会員になれば送料無料になるうえに、Amazonプライムビデオのような動画コンテンツまで視聴できます。こうした特典により、会員登録するユーザーは増えています。

3位:Yahoo!ショッピング

3位:Yahoo

出典:Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングはソフトバンクグループが運営しているモール型ECサイトでは、コマース事業の売上収益は8,364億円、取扱高はコマース事業合計で4兆1,143円と報告されています。

出典:Zホールディングス株式会社決算説明会2022年度通期及び第4四半期

Yahoo!ショッピングはトップ2社に追いつくために、ファッションECモール「ZOZOTOWN」の運営元を買収したり、LINEと経営統合したりしました。

そのため、売上収益や取扱高の金額にはZOZOTOWNやLINEショッピング、ヤフオク!などの事業も含まれています(上位サイトではZOZOTOWNは別順位で扱っていますが、数値的には合計されているので、コマース事業の中の主力であるYahoo!ショッピングをランキングに記載しています)。

さらに販売戦略として、キャッシュレス決済のPayPayを取り入れることで、PayPayユーザーの取り込みも行っています。

4位:au PAYマーケット

4位:au PAYマーケット

出典:auPAYマーケット

au PAYマーケットは、公式では流通総額売上高を公開していません。ただ、EC業界のトレンドを発信するeccLabは、2022年の流通総額が3,115億円であると推測しています。

出典:2023年時点最新【2022年EC流通総額ランキング】国内21・海外25のECモール・カート・アプリの流通総額から見る市場トレンド|eccLab

成功要因の1つが、「au スマートパスプレミアム」です。これはauユーザー以外でも利用できるサービスで、送料無料やお得なクーポン配布などの特典の利用が可能です。

最近の戦略として、ライブコマースの導入が挙げられます。動画配信によるリアルタイムでの繋がりにより、次世代のモールとして注目されています。

5位:Qoo10

5位:Qoo10

出典:Qoo10

Qoo10(キューテン)は、韓国の大手通販サイト「Gmarket」から派生したECモールですが、公式では流通総額売上高を公開していません。ただ、eccLabは、2022年の流通総額が2,305億円であると推測しています。

出典:2023年時点最新【2022年EC流通総額ランキング】国内21・海外25のECモール・カート・アプリの流通総額から見る市場トレンド|eccLab

成功要因として、インフルエンサーによる発信が挙げられます。ユーザーが好きなインフルエンサーがQoo10で買い物をしているのを知ることで、興味を持ってもらうとともに安心感を持ってもらえるでしょう。実際に、アパレルやコスメ商品が人気で、10~20代の女性から人気を集めています。

国内ECサイト売上ランキング

国内ECサイト売上ランキング

ここからは、「月刊ネット販売」で実施した売上高調査「ネット販売白書」の発表をもとに、2022年のネット販売実施企業上位30位を紹介していきます。

上位10位のランキングは以下の通りです。

順位 企業名 売上
1位 Amazonジャパン 3兆2,097億円
2位 ヨドバシカメラ 2,099億4,800万円
3位 ZOZO 1,834億2,300万円
4位 ヤマダホールディングス 1,505億円
5位 ビックカメラ 1,434億円
6位 ユニクロ 1,309億円
7位 オイシックス・ラ・大地 1,151億7,600万円
8位 ニトリホールディングス 911億円
9位 ジャパネットたかた 846億円
10位 上新電機 755億5,200万円

出典:【EC売上ランキング2022年版】1位はアマゾン、2位はヨドバシ、3位はZOZO|ネットショップ担当者フォーラム

1位:Amazonジャパン

1位:Amazonジャパン

出典:Amazon

Amazonジャパンが運営するAmazonの、2022年の売上高は3兆2,097億円でした。

上記ではECモールとして紹介しましたが、売り手と買い手が自由参加できるマーケットプレイスでもあるため、単独ECとして考えられます。

Amazonでは大手メーカーとの共同開発により、PB商品にも注力しています。商品数が多いだけでなく、安くて高品質な商品も取り揃えていることも成功要因として考えられるでしょう。

2位:ヨドバシカメラ

2位:ヨドバシカメラ

出典:ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラが運営するyodobashi.comの、2022年の売上高は2,099億4,800万円でした。ヨドバシカメラでは家電をはじめ、おもちゃや日用品などさまざまな商品を取り扱っていて、商品数は約800万点にも上ります。

人気の理由として、「ヨドバシエクストリーム」が挙げられます。これは何円からでも送料無料で発送してくれるサービスで、さらに当日発送も追加料金が発生しません。こうした理由から、急いでいでいるときにも重宝するでしょう。

3位:ZOZO

3位:ZOZO

出典:ZOZOTOWN

ZOZOが運営するZOZOTOWNの、2022年の売上高は1,834億2,300万円でした。

ZOZOTOWNはアパレルを専門にしている大手ECサイトで、アイテムごとにユーザーによってコーディネートを閲覧できます。着こなし方が分かれば、ユーザーの不安を払拭し販促にもつなげられるでしょう。

ZOZOはYahoo!ショッピングを運営するソフトバンクの傘下にあることから、Yahoo!ショッピングでもZOZOTOWNを利用できます。

4位:ヤマダホールディングス

4位:ヤマダホールディングス

出典:ヤマダウェブコム

ヤマダホールディングスが運営するヤマダウェブコムの、2022年の売上高は1,505億円でした。

ヤマダウェブコムでは、サイト上で商品を検索し、そのまま在庫確認までできます。商品を注文して実店舗が受け取れることから、実店舗に呼び込むことに成功しています。

実店舗に足を運んでもらうと合わせてほかの商品も購入してくれるかもしれません。客単価の向上やリピーター獲得につなげることにより、売り上げ拡大に繋がります。

5位:ビックカメラ

5位:ビックカメラ

出典:ビックカメラ.com

ビックカメラが運営するビックカメラ.comの、2022年の売上高は1,434億円でした。

ビックカメラでは、実店舗の電子棚札とECの連携を行っています。電子棚札は価格情報の一括変更や在庫情報を扱うもので、実店舗とECで連動して在庫状況の確認が可能です。

さらに、実店舗ではECのレビュー件数や評価も表示できます。店舗とECを融合することにより、ユーザーが買い物しやすくなるように成功している例です。

6位:ユニクロ

6位:ユニクロ

出典:ユニクロ

ファーストリテイリングが運営するユニクロの、2022年の売上高は1,309億円でした。ユニクロは老若男女問わず幅広い世代から利用されているアパレルブランドで、実店舗と連動してECサイトも展開しています。

ユニクロはECと実店舗にそれぞれメリットを用意することで、両方を利用してもらうことに成功しました。たとえば、ECサイトでは実店舗にはない商品やサイズを用意しています。一方で、ECから購入した商品を実店舗で受け取れば、送料無料になります。

7位:オイシックス・ラ・大地

7位:オイシックス・ラ・大地

出典:Oisix

オイシックス・ラ・大地が運営するOisixの、2022年の売上高は1,151億7,600万円でした。Oisixはこだわりの食材を配送してくれるサービスで、日本全国の契約農家の野菜を中心に取り扱っているのが特徴です。

定期配送やミールキットの販売など、ただ配送するだけでなくOisixを利用するメリットを加えることでリピーター獲得に繋がっています。

また、インフルエンサーマーケティングにより、サービスを知らないユーザーにも興味を持ってもらう工夫をしています。

8位:ニトリホールディングス

8位:ニトリホールディングス

出典:ニトリネット

ニトリホールディングスが運営するニトリネットの、2022年の売上高は911億円でした。家具や調理器具、寝具などの生活雑貨を扱っていて、実店舗でもECサイトにも利用できるアプリも展開しています。

アプリの会員数は年々増えており、アプリで商品を注文して店舗で受け取れば、送料無料で購入できるという魅力があります。またアプリでは「店内モード」という機能があり、店舗ごとの在庫状況の確認が可能です。

9位:ジャパネットたかた

9位:ジャパネットたかた

出典:ジャパネットたかた

ジャパネットたかたの2022年の売上高は846億円でした。ジャパネットたかたはテレビショッピングで有名ですが、ECサイトも運営しています。

テレビショッピングの特徴を活かし、ECサイトでは全ての商品に対してセールスポイントをまとめた動画を掲載しています。45秒と短い時間で見られるため、ハードルが低く興味を持ってもらいやすいことも特徴的です。

10位:上新電機

10位:上新電機

出典:Joshin webショップ

上新電機が運営するJoshin webショップの、2022年の売上高は円でした。Joshin webショップは家電をメインに、おもちゃや日用品、お酒なども幅広く扱いまとめ買いを狙っています。

上新電機は全国で実店舗を構える傍ら、楽天市場と連携してキャンペーンの告知を楽天市場のトップページに掲載しています。ECから実店舗へと誘導することにより、売り上げ拡大を狙うことができるでしょう。

11位〜20位

11位〜20位のランキングは以下の通りです。

順位 企業名 売上
11位 イオン 750億円
11位 アイリスプラザ 750億円
13位 アダストリア 626億円
14位 デル・テクノロジーズ 600億円
15位 ベイクルーズ 560億円
16位 DCMホールディングス 556.4億円
17位 マウスコンピューター 534.43億円
18位 DVCジャパン 530億円
19位 ジュピターショップチャンネル 513億円
20位 ワールド 462.67億円

出典:【EC売上ランキング2022年版】1位はアマゾン、2位はヨドバシ、3位はZOZO|ネットショップ担当者フォーラム

2021年・2020年と比較すると、アイリスプラザは飛躍的に成長しています。

アイリスプラザは家具や家電を良心的な価格で販売していて、物流ネットワークや自動倉庫による高い物流機能があります。

21位〜30位

21位〜30位のランキングは以下の通りです。

順位 企業名 売上
21位 アスクル 461.76億円
22位 オンワードホールディングス 447.98億円
23位 ベルーナ 446.79億円
24位 千趣会 442.22億円
25位 DINOS CORPORATION 435.14億円
26位 パル 423.16億円
27位 三越伊勢丹ホールディングス 400億円
28位 TSIホールディングス 388.42億円
29位 イトーヨーカ堂 388.29億円
30位 マッシュホールディングス 365億円

出典:【EC売上ランキング2022年版】1位はアマゾン、2位はヨドバシ、3位はZOZO|ネットショップ担当者フォーラム

2021年・2020年と比較すると、パルが飛躍的に成長しています。

パルは「スリーコインズ」や「チャオパニック」のようなブランドを展開する企業で、「スタッフスタート」というオンライン接客サービスを行っています。ネット上でも店舗のような接客を体験できることで、ユーザーも安心して利用できるでしょう。

なお、そのほかのECサイトについては以下の記事も解説しているので、合わせてお読みください。

海外ECサイトランキング

海外ECサイトランキング

海外のEC化率は上昇しており、世界シェアの拡大により規模も大きくなっていることから、越境ECを考える際の参考にすべきです。
本記事では、海外ECサイトの中でも、規模の大きい中国とアメリカのランキングを紹介していきます。

中国のECサイトランキング

2023年8月に経済産業省が発表した「令和4年度電子商取引に関する市場調査報告書」では、中国のECサイト上位3位は以下のように公開されています。

順位 会社 シェア率
1位 アリババグループ
(Alibaba)
42.7%
2位 京東(JD.com) 19.1%
3位 拼多多(Pinduoduo) 15.5%

出典:令和4年度電子商取引に関する市場調査報告書

中国国内で最もシェアを獲得しているのは、アリババグループです。

アリババグループは富裕層の中でも高級や本物にこだわるユーザーをターゲットにしていて、出店基準も厳しく設定しています。そのため、国内でも信頼が高いことから、多くのユーザーから利用されています。

アリババは日本法人も設立されているため、越境EC初心者の方でも、比較的スムーズに手続きを進められるでしょう。

アメリカのECサイトランキング

2023年8月に経済産業省が発表した「令和4年度電子商取引に関する市場調査報告書」では、アメリカのECサイト上位3位は以下のように公開されています。

順位 会社 シェア率
1位 Amazon 15.6%
2位 Walmart 6.5%
3位 Apple 3.9%

※サードパーティ事業者を除く

出典:令和4年度電子商取引に関する市場調査報告書

1位はAmazonで、日本でもAmazonジャパンとして展開されています。2位は国内大手スーパーのWalmart、3位はiPhoneで知られるAppleです。

なお、4位にはアメリカ国内でも有名なECサイトeBayがランクインしていて、日本語版のサイトも存在しています。出店の流れについても日本語の説明があるため、英語に苦手意識がある方でも越境ECにチャレンジできるでしょう。

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

ECサイトの需要は年々増えており、その分ユーザーニーズも多様化しています。上位サイトはポイントサービスやアプリ展開も行っていて、ユーザーの取り込みやリピーター獲得に努めています。本記事でご紹介したポイントを参考に、施策を考えてみてください。

もしECサイトの運営について疑問や悩みがあれば、テクノデジタルにご相談ください。弊社ではECサイトの運営サポートやコンサルティングを行っています。事業や成長段階に合わせてご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。