2023.12.18
【2024年】ECサイト一覧!大手や国内・海外サイトから業界特化まで
ECに携わっている担当者の中には「ECサイトにはどんなものがあるの?」「自分でも出店できるECサイトを見つけたい」と気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、大手ECサイトから国内外の有名なネットショップについてジャンル別に紹介していきます。本記事を読めば、成功しているECサイトと自社を比較することもできるでしょう。モール型ECサイトの出店やECサイトの立ち上げを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 有名なモール型ECサイト
- 国内外の大手ECサイト
- ECサイトのビジネスモデルの種類
目次
大手ECサイト一覧(ECモール型)
この章では、国内で有名な大手のモール型ECサイトを紹介していきます。モール型のECサイトとは、複数のショップが集まって商品を出店するサイトのことです。
モール型ECサイトの特徴は、集客力が高いことです。認知度が高くユーザー数も多いことから、安心して利用してもらえます。そのため、商品やブランド自体の知名度が低くても、興味を持ってもらえる可能性があります。
Amazonジャパン
出典:Amazon
Amazonは国内外でも知名度の高いモール型ECサイトです。
公式サイト | https://sell.amazon.co.jp/ |
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出店メリット | 個人でも出品できる フルフィルメントサービスがある |
Amazonは楽天市場とは異なり、法人や個人事業主でなくても出品ができます。さらに、フルフィルメントサービスを利用すれば出荷や発送、カスタマーサポートまでAmazonに代行してもらえます。ハードルが低いので、個人にもおすすめのサービスです。
楽天市場
出典:楽天市場
楽天市場は国内で利用者数の多いモール型ECサイトです。
公式サイト | https://www.rakuten.co.jp/ec/ |
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出店メリット | イベントが随時開催される 楽天ポイントを貯められる |
楽天市場の特徴は、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」といったイベントが随時開催されていることです。また、購入金額に応じて貯まる楽天ポイントは、ECだけでなく街のさまざまなお店でも利用できます。こうした特徴から、集客力の高いECサイトだと言えます。
Yahooショッピング
出典:Yahoo!ショッピング
Yahooショッピングは、ソフトバンクグループが運営しているモール型ECサイトです。
公式サイト | https://business-ec.yahoo.co.jp/shopping/ |
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出店メリット | ストアポイント原資負担 ソフトバンクのサービスと連動 |
「ストアポイント原資負担」という制度があり、売上の際は購入者にPayPayポイントを付与してくれます。また、ソフトバンクやLINE、PayPayなどのサービスと連動していることから、集客力が高いです。
auPAYマーケット
出典:auPAYマーケット
auPAYマーケットは、大手キャリアauが運営しているECサイトです。
公式サイト | https://wowma.jp/ |
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出店メリット | ライブコマースがある au スマートパスプレミアムとの連動 |
auPAYマーケットには、「ライブコマース」という機能があります。リアルタイムで動画配信できるので、商品の魅力を伝えられます。
また、au スマートパスプレミアムとの連動があり、会員限定の特典やクーポン配布によって呼び込むことも可能です。
Qoo10
出典:Qoo10
Qoo10(キューテン)は、韓国の大手通販サイト「Gmarket」から派生したECモールです。
公式サイト | https://university.qoo10.jp/ |
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出店メリット | 若年層からの認知度が高い |
比較的若年層からの認知度が高く、インフルエンサーにもたびたび取り上げられています。なかでも女性から注目されていることから、レディースファッションやビューティー・コスメなどに向いています。
ZOZOTOWN
出典:ZOZOTOWN
ZOZOTOWNは、アパレルを専門にしている大手ECサイトです。
公式サイト | https://zozo.jp/ |
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出店メリット | ユーザーによるコーディネートあり |
ZOZOTOWNでは、アイテムごとにユーザーによってコーディネートが掲載されることがあります。積極的にコーディネートを掲載するユーザーはおしゃれな人が多く、商品も魅力的に見えるでしょう。着こなし方が分かるので、興味をもってもらうきっかけになります。
SHOP LIST
出典:SHOP LIST
SHOP LISTは、女性をターゲットにしたファストファッションのECサイトです。比較的10~20代の若年層が多いですが、子育て世代の女性からも利用されています。
公式サイト | https://shop-list.com/ |
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出店メリット | 商品登録と納入のみ |
クルーズ株式会社の倉庫から出荷となるので、出品者の作業は商品登録と納入のみです。集客や問い合わせ対応も不要なので、効率的に出品できます。
ポンパレモール
出典:ポンパレモール
ポンパレモールは、「ホットペッパー」や「じゃらん」で知られるリクルートが展開している通販サイトです。
公式サイト | https://www.ponparemall.com/ |
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出店メリット | Pontaポイントと連携している |
ポンパレモールでは、Pontaポイントと連携しています。ユーザーにとっては、買い物で使ったり決済額に応じて貯めたりできるのがメリットです。Pontaポイントはローソンなどのお店でも利用できるので、集客力も期待できます。
国内の有名ECサイト一覧
ここからは、国内の有名な自社ECサイトを紹介していきます。自社ECとは、自社サイトとして商品を販売する形態のことです。ECモールとは違い、販売手数料が発生せず自社の事情に合わせて運営できます。
本記事では、以下の業界ごとにECサイトを紹介していきます。
- 家電
- 家具・オフィス用品
- アパレル・ファッション
- 食品
- 化粧品
- BtoB
- CtoC
- その他
家電系ECサイト
ヨドバシ.com
出典:ヨドバシカメラ
ヨドバシ.comは、ヨドバシカメラが運営する家電系ECサイトです。家電はもちろん、日用品や雑貨、おもちゃなど幅広い商品を取り扱っています。商品数は約800万点にも上り、送料が無料であることも人気の理由の一つです。
ビックカメラ.com
出典:ビックカメラ.com
ビックカメラ.comは、ビックカメラが運営する家電系ECサイトです。家電をメインに取り扱っていて、ポイント還元やクーポン配布などお得に買い物ができるイベントを積極的に行っています。
ヤマダウェブコム
出典:ヤマダウェブコム
ヤマダウェブコムは、ヤマダデンキが運営する家電系ECサイトです。サイト上で商品を検索し、在庫確認までできます。商品を注文して実店舗が受け取れることから、実店舗に呼び込むことができています。
Nojima Online
Nojima Onlineは、ノジマが運営する家電系ECサイトです。家電を中心に取り扱っていて、オンライン限定価格で販売される商品も存在します。ECサイトにメリットを付与することで、ユーザーを集めています。
家具・オフィス用品系ECサイト
ニトリネット
出典:ニトリネット
ニトリネットは、ニトリが運営する家具系ECサイトです。家具や調理器具、寝具などの生活雑貨を扱っていて、実店舗でもECサイトにも利用できるアプリも展開しています。
アプリの会員数は年々増えており、アプリで商品を注文して店舗で受け取れば送料無料で購入できます。
通販のベルメゾンネット
出典:通販のベルメゾンネット
通販のベルメゾンネットは、カタログ通販サービスのベルメゾンが運営するECサイトです。家具やファッションなどさまざまな商品を扱っていて、継続会員が4.4万人増加するなど会員の定着化に力を注いでいます。
アパレル・ファッション系ECサイト
ユニクロ公式オンラインストア
出典:ユニクロ
ユニクロは老若男女問わず幅広い世代から利用されているアパレルブランドです。ECサイトではオンライン限定商品を販売したり、実店舗で受け取れば送料無料になるサービスを展開したりしています。
.st(ドットエスティ)
出典:.st(ドットエスティ)
.st(ドットエスティ)は、アダストリアが運営しているアパレルECで、「グローバルワーク」や「ローリーズファーム」などの人気ブランドを扱っています。
ECサイトでは実店舗のスタッフによってコーディネートが紹介されていて、着こなし方が分かる工夫がされています。
BAYCREW’S STORE
BAYCREW’S STOREは、株式会社ベイクルーズが運営するアパレルECです。JOURNAL STANDARDのような男女問わず人気を集めているブランドを取り扱っています。
サイト内にはチャットが用意されていて、実店舗でスタッフに相談するような間隔で利用できます。
ベルーナ
出典:ベルーナ
ベルーナは、セレクトが運営しているアパレルECです。専用アプリの展開やLINEとの連携など、スマホユーザーの取り込みを積極的に行っています。メルマガ配信では、ログインボーナスとしてポイントを配布しています。
ONWARD CROSSET
ONWARD CROSSETは、オンワードホールディングスが運営しているアパレルECです。大人の女性をターゲットにしていて、雑誌や人気モデルとのコラボ商品も扱っています。サイト内ではスタッフのコーディネートが更新されていて、雑誌のような感覚で閲覧できます。
食品系ECサイト
Oisix
出典:Oisix
Oisixは、有機野菜を使用した安全食材宅配サービスです。ECサイトでは、一般的なサブスクリプションサービスだけでなく、全国から厳選した商品を取り寄せる「産直おとりよせ市場」のようなサービスも展開しています。
イオンネットスーパー
出典:イオンネットスーパー
イオンネットスーパーは、大手スーパーのイオンが運営するECサイトです。食料品や日用品を扱っていて、非対面での商品受け渡しサービスも行っています。そのため、まとめ買いしたい方や、高齢者、子育て世帯からも支持されています。
化粧品系ECサイト
@cosme SHOPPING
@cosme SHOPPINGは、日本最大級のコスメ情報サイトである@cosmeが運営するECサイトです。ECサイトでは、化粧品に関心のあるユーザーに向けてサンプリングを同梱できます。
N Organic
出典:N Organic
N Organicは、国産オーガニックコスメのブランドのECサイトです。コストがかかりにくいWeb広告から集客をはじめ、小売店やポップアップストアへと展開し、テレビCMでも広告を打ち出しています。
BtoB系ECサイト
アスクル
出典:アスクル
アスクルは、オフィス用品を主に扱っているECサイトです。商品注文から到着までのスピードが速く、最短では当日~翌日に届くこともあります。BtoB向けであることから、再注文までの導線も短くて便利です。
モノタロウ
出典:モノタロウ
モノタロウはオフィス用品や日用品などを扱っているECサイトです。取り扱い点数は1,800万点にも上ります。当初は事業者向けでしたが、現在では個人でも購入できるようになっています。
CtoC系ECサイト
minne
出典:minne
minneは、ハンドメイド作品を販売できるECサイトです。ハンドメイドに興味があるユーザーが集まることから、購買意欲が高く高い購入率を期待できます。出品もスマホから簡単にできるので、初心者にも安心です。
メルカリ
出典:メルカリ
メルカリは、新品から不用品まで個人で出品できるECサイトです。スマホひとつで出品作業ができるので、誰でも始められます。匿名で取引ができるため、個人でも安心です。
その他のECサイト
ジャパネットたかた
出典:ジャパネットたかた
テレビショッピングで有名なジャパネットたかたでも、ECサイトを運営しています。サイト内では全ての商品に対してセールスポイントをまとめた動画を掲載しています。45秒に収まっているので、手軽に再生できるでしょう。
ショップチャンネル
出典:ショップチャンネル
ショップチャンネルは、ジュピターショップチャンネルが運営するテレショップ専門チャンネルのECサイトです。サイト内でも動画を掲載し、商品説明と同時に商品を確認できます。
DINOS CORPORATION
DINOS CORPORATIONは、カタログ通販から展開されたECサイトです。従来のカタログ通販も残しつつ、ネットショップも展開することで、多様なニーズに対応しています。
無印良品
出典:無印良品
無印良品は、良品計画が運営するECサイトです。無印良品では自社アプリMUJIを展開し、店舗でもECサイトでもポイントが貯まる仕組みを構築しています。顧客情報が構築されるので、ユーザーの好みに合わせたアプローチが可能です。
海外の有名ECサイト一覧
ここからは、海外の中でも中国とアメリカの有名なECサイトを紹介していきます。
韓国や台湾、シンガポールなどにも有名なECサイトがあり、以下の記事でより詳しく解説しています。こちらも合わせてお読みください。
中国のECサイト
天猫(Tmall)
出典:天猫(Tmall)
天猫は、アリババ株式会社が運営する中国国内で良く利用されているECサイトです。国内でも信頼度の高いECサイトで、日本法人も設立されています。初心者の方でも、比較的スムーズに進められるでしょう。
京東(JD.com)
出典:京東(JD.com)
京東は、ユーザー数10億人を誇る「WeChat」と連携しているECサイトです。商品ページまでワンクリックで遷移できるなど、導線が短いことが特徴で敵です。愛知県も特設ページを開設しています。
アメリカのECサイト
Walmart(ウォルマート)
Walmartは、アメリカ国内でも実店舗を構えているECサイトです。現在では国内ばかりでなく、インド市場も強化しています。国外からも出店が可能で、アメリカで法人化していなくても申し込みができます。
eBay
出典:eBay
eBayは、アメリカ国内でも有名なECサイトです。日本法人があることから、日本語版のサイトも存在します。出店の流れについても日本語の説明があるため、英語に苦手意識がある方でも利用できます。
ECサイトのビジネスモデルの種類
ECサイトの種類には、国境を越えて取引する「越境EC」、ネットから実店舗へと誘導する「O2O」、デジタルコンテンツを販売をする「ダウンロード型」などがあります。どのようなECサイトであっても、ビジネスモデルについて理解することは大切です。
最後に、BtoBやBtoCといったECサイトのビジネスモデルの種類を詳しく紹介します。ビジネスモデルを比較すると、企業がどのようなネットショップを開設すればいいのかがわかるでしょう。以下では、各ビジネスモデルについて解説します。
BtoC
BtoC向けのECサイトは、企業が個人に向けてサービスを提供します。物販系のビジネスが多く、アパレルやコスメ、食品などが代表的です。
BtoCでは受注単価が低いことから、たくさん売り上げることが成功のポイントになります。意思決定は個人となるので、流行を取り入れ飽きられない工夫が必要です。
BtoB
BtoB向けのECサイトは、企業が企業に向けてサービスを提供します。一例として、オフィスで使用する家具や文具、製造に必要な機器や部品の販売が挙げられます。
BtoBでは意思決定者が複数存在したり、購入が決定するまでのプロセスが複雑だったりすることから、メリットを端的に伝えることがポイントです。受注単価が高いので、継続的に購入してもらえれば売上の安定につなげられます。
CtoC
CtoC向けのECサイトは、個人が個人に向けてサービスを提供します。その例として「メルカリ」のようなECサイトがあり、ユーザー同士の取引を支援しています。
CtoCの場合、ECサイトに安心感を持ってもらうことが大切です。万が一トラブルが発生してもサポートしてもらえることが分かると利用してもらえるでしょう。
DtoC
DtoC向けのECサイトは、メーカーが直接個人にサービスを提供します。たとえば、クラフトビールの「よなよなエール」は、ECサイトを解説して個人にも商品を販売しています。
DtoCの場合、ECサイトを利用するメリットをユーザーに伝えることが大切です。ECサイト限定の商品を作るなど、プレミア感を出すと利用してもらえるでしょう。
ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください
ECサイトには自社ECサイトとモール型ECサイトがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。取り扱い商品や企業の成長段階に合わせて導入することで、事業拡大につなげられるでしょう。
もしECサイトについて不安がある方は、テクノデジタルにご相談ください。弊社ではECモールの出店から自社ECサイトの構築まで幅広く対応しています。企業の事業や成長段階に合わせてご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
投稿者
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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