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2016.07.06

インフラ

WebRTCがフレッツ光で不安定

坂東です。

弊社でWebRTCをつかったシステムを販売しているのですが、特定のクライアントでのみ音声品質が悪い、音声が一方通行、つながらない、などの不具合が発生していたんです。
ブラウザではこのようなJavascriptエラーが出ます。
PeerJS: ERROR Error: (OperationError) Failed to set local offer sdp: Called in wrong state: STATE_RECEIVEDOFFER

他のクライアントと使用している機材は同じ。
WebRTCは私にとってはブラックボックスのようなもので、原因を調べようないじゃん…と
状況を比較していた所、問題のクライアントだけネット回線が「フレッツ光プレミアム」でした。
「フレッツ光ネクスト」や「auひかり」のクライアントは問題なし。
あと回線をDocomo SIMを挿せるルーターに置き換えたところ不具合解消。

NTTのエンジニアに電話。

原因は検討もつかないとのことだったんですけれど
「光プレミアムは数年後に終了予定でネクストに置き換えてもらってるんすよ」
「プレミアムだけルーターじゃなくCTUって機器使っててMTUが変なんスよね」
という言葉をもらって、こりゃ何かあるなと。
クライアントに光ネクストへの切り替えを提案。

回線切替工事の結果、不具合は、解消しなかった・・・

NTTのエンジニアに来ていただきました。

その方はWebRTC知らなかったんですけれど、ざっとググり初めて
「この仕様じゃひかり電話と相性悪いんじゃないかな」と。
「このクライアントさんの主装置はずいぶん古いからうまく処理ができてないのかな」と。
「ルーター追加してひかり電話とインターネット回線を分離したらうまくいきそうだね」と。
ふんわりした感じでしたが、その通りにしてもらったら、不具合が解消しました。
専門家の勘はすごいや!

おわり。


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