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2017.05.23

プログラミング

TwilioのTwiMLではフォールバックURLを設定しないと損

坂東です。

Twilioでは「TWILIO マークアップ言語」をレスポンスするAPIを作成し、Twilio側とのインターフェイスとすることで様々な処理を行います。
https://jp.twilio.com/docs/api/twiml

ただTwilio側からAPIへのリクエストが失敗することもあります。
エラーを検知するとアラートメールを出してくれるのですぐ気づけるので良いのですが。

最近、ごく稀に以下のエラーが発生するようになりました。
Error – 11205 HTTP connection failure
この URL (API)に接続しようとした際、ネットワーク エラーが発生しました。
https://jp.twilio.com/docs/api/errors/11205

発生時、こちらのサーバーには異常や高負荷状態はありません。
発生頻度は3000リクエストに1回ぐらい、0.03%弱と非常に稀です。

ゲームとかライトなサービスならリロードしてくれよという感じなんでしょうが、Twilioは電話を扱うので稀でもクリティカルな事もあるので、なんとかしたいところです。
でも再現性の無いネットワークエラーって、Twilioからこちらのサーバーまでの経路のどこが悪いのか、特定するのはまず無理。

Twilioサポートに問い合わせたら「フォールバックURLを設定して下さい」と言われました。
これはAPIサーバーでの障害発生時に、同じリクエストを別のサーバーにリトライするもので、冗長化のための項目です。
https://jp.twilio.com/docs/api/security/availability-reliability#failover

でも今回のように「稀にエラーになる」場合、メインの「REQUEST URL」と同じものを「フォールバックURL」に設定すればいい。
単純にリトライさせることで、エラーの発生確率を大幅に下げられるというわけで。
0.03% × 0.03% = 0.0009%。

根本解決になってませんが、インターネット世界じゃ100%稼働などありえないので、これでいいかなと思います。

おわり。


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