2024.11.14
いまさらNode.jsを知ろう~環境構築も~
2017.10.17
プログラミングswiftのforEachはreturnで抜けられない
坂東です。
仕様がコロコロ変わったり、「?」とか「!」とか、Swiftは好きじゃありません。
Swiftの forEach と return 文でハマったので書きます。
Swift4では誰の趣味かわからないですが、C言語スタイルのfor( i=0 ;i <10 ; i++ )文が廃止されました。
代わりに、こう書きます。
for i in (0 ..< 10) { print(i) }
for( i = 0; i < 10; i +=2 ) はどう書くんだとググったらこう書くようです。変なの。
stride(from:0, to: 10, by: 2).forEach { print($0) }
ループしながら特定の値を見つけたら終了する、こういうロジックを書きました。
func hoge() { stride(from:0, to: 10, by: 2).forEach { print($0) if( $0 > 5) { return; } print($0) }
すると結果はこんな感じで、
0 0 2 2 4 4 6 ←ここでreturnで抜けるはず 8 ←なんで続くの
returnで関数を抜けないんです。strideが継続するんです。
ループ内の return って Swift4 じゃ continue と同じ意味になったの?と思って、
for文で試すと意図したとおりに抜けます
for i in (0 ..< 10) { print($0) if( $0 > 5) { return; } print($0) } 結果 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6
もういっこ stride の書き方サンプルが見つかって、こっちは意図通りです。
for i in stride(from: 0, to: 10, by: 2) { print(i) if( i > 5) { return; } print(i) 結果 0 0 2 2 4 4 6
Swiftバグってんじゃんバーカと思ったら、forEach文の中身ってあくまで関数で、returnはループ内の関数を抜けるだけでループ自体は継続するんですね。
なんだか説明が下手くそですが、javascript の forEach だと中身に function があるのでよくわかり、これなら間違えない。
participants.forEach(function (participant) { if(participant.id == myID) { return true; } })
嫌いだからって事実じゃない思い込みで批判するのはやめようという話でした。
おわり。
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