メニューを閉じる

テクノデジタルグループ

メニューを開く

2016.09.27

プログラミング

Rails+Unicornサーバーでプロセスが詰まったときのその場しのぎ

坂東です。

本番サービスはRails+Unicorn+Nginxで構築することが多いです。
CPUもメモリもぜんぜん食わないのにザクザク捌けてうれしいです。
昨晩、障害発生と対応を行ったので忘れないうちに共有します。

 

障害の内容
サービスのレスポンスが著しく悪くなるときがある。
サーバーやネットワークの負荷は特に上がっていない。

 

障害の原因
外部APIのレスポンスが不安定で、レスポンスを得るのに10秒かかることもあった。
そのプロセスがUnicornのtimeout値いっぱい動作し続けるため詰まっていた
※Unicornは前の処理が終わるまで次を処理できない
『Unicornのworker_processはCPU数+1』にすべしというのを何かで見かけて刷り込まれてた。
1Coreサーバーだったのでworker_process=2になってた。
APIを呼ぶ処理は全体の0.1%ぐらいだけど2回重なると即詰まる。

 

とりあえずの対応
APIをタイムアウトで切るのは少し問題のあるシステムなんです。
CPU負荷は楽勝だったのでworker_processをメモリが許す限り増やす。
1プロセスあたり200MB食ってたので、メモリ2GB足してworker_process=10に。
なんとかしのげてる。

 

本当の対応
外部APIを呼ぶような「CPU負荷は無いけど時間がかかる処理」があるシステムは、UnicornじゃなくPumaなどマルチスレッド物にした方が良いかなと思いました。
あとでやります。

 

おわり。


【記事への感想募集中!】

記事への感想・ご意見がありましたら、ぜひフォームからご投稿ください!
  • こんな記事が読んでみたい、こんなことが知りたい、調べてほしい!という意見も募集中!
  • いただいた感想は今後の記事に活かしたいと思います!

感想フォームはこちら


【テクノデジタルではエンジニア/デザイナーを積極採用中です!】

下記項目に1つでも当てはまる方は是非、詳細ページへ!
  • 自分でアプリを作ってみたい
  • ITで世の中にワクワクを生み出したい
  • 使いやすさ、デザインにこだわったWebサイトを開発したい

採用情報の詳細はこちら


Qangaroo(カンガルー)

  • 徹底した見やすさと優れた操作性で、テストの「見える化」を実現。
  • テストの進捗が見える。開発がスマートに進む。
  • クラウド型テスト管理ツール『Qangaroo(カンガルー)』

【テクノデジタルのインフラサービス】

当社では、多数のサービスの開発実績を活かし、
アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出すインフラ設計・構築を行います。
AWSなどへのクラウド移行、既存インフラの監視・運用保守も承りますので、ぜひご相談ください。
詳細は下記ページをご覧ください。

https://www.tcdigital.jp/infrastructure/

最近の記事