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2022.06.24

プログラミング

Haskellのdo記法について

■概要

haskellのdo記法は手続き型言語のような記述が可能ですが、糖衣構文であるため脱糖した際にどのようになるのかを調べた際のメモです。

■do記法の書き換え手順

以下を参考にさせていただきました。

https://qiita.com/saltheads/items/6025f69ba10267bbe3ee

(1) do { m1 } ==> m1
(2) do { m1; m2 } ==> m1 >> do { m2 }
(3) do { let s1; m1 s1 } ==> let s1 in do { m1 s1 }
(3’) do { let s1; m1 s1 } ==> do { m1 s1 } where s1
(4) do { x <- m1; m2 x } ==> m1 >>= (\x -> do { m2 x } )
(5) do { x <- m1; let s = f x; m2 s } ==> do { s <- f <$> m1; m2 s }
(6) do { x <- m1; y <- m2; let s = f x y; m3 s } ==> do { s <- f <$> m1 <*> m2; m3 s }
(7) let s1; let s2 ==> let (s1; s2)
(8) (\x -> f x) ==> f

■do記法の動作確認例

module Main where

import Lib

main :: IO ()

main = do
    putStrLn "(1)Hello, what is your name?"
    name <- getLine
    putStr "(1)Hello, "
    putStr name
    putStr "!"
test2 > stack exec test2-exe
(1)Hello, what is your name?
name1
(1)Hello, name1!
test2 >

■書き換え後の動作確認例

module Main where

import Lib

main :: IO ()

main =
    putStrLn "(2)Hello, what is your name?" >>
    getLine >>= \name ->
        putStr "(2)Hello, " >>
        putStr name >>
        putStr "!"
test2 > stack exec test2-exe
(2)Hello, what is your name?
name2
(2)Hello, name2!
test2 >

do記法と書き換え後で同じ動作であることが確認できました。

以上。


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