2024.11.14
いまさらNode.jsを知ろう~環境構築も~
2017.02.28
プログラミングGoogle Maps APIには過剰ロードの対策を入れよう
坂東です。
Google Maps API for Workの課金は「クレジット」でカウントされており、地図ロード1回=1クレジットです。
クレジット使用量は管理画面が提供されグラフで確認できます。
クレジットは50万単位で年間契約となり、価格はベンチャーにとっては結構高額なもので、使用量を監視することは重要です。
監視していると、月に1度くらいこんなグラフが現れます。
Android地図のロード回数が、瞬間的に通常の数十倍になっている…
サーバーやAnalyticsなど各ログから分析してもサービスは正常動作中で、ユーザーが異常操作したり極端に増えたこともなく日常通り。
サポートに相談してコードレビューまでしてもらったけど原因は不明…
サービスで使ってるメイン端末がZenPad7で、こいつの動作が下記のようにいまいち不安定なんです。
Google Maps Android API が特定の機種で Out of memory はonLowMemory()で回避
ただ今回は原因不明だし再現性もないのでどうにも対処のしようがない…
クレジットがカウントされるのは、「com.google.android.gms.maps.SupportMapFragment」などフラグメントがonCreate()されるタイミングだそうです。
なので、フラグメントのonCreate()回数をカウントし「10分以内に5回カウントされたら異常発生アラートを出し端末の再起動を促す」という逃げの実装を追加しました。
私のは非公開の業務用アプリなのでこれで運用はまず大丈夫ですけれど、公開アプリだとイタズラでクレジットを消費される可能性もあるのでもっと気にする必要があるかもしれませんね。
おわり。
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