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2015.12.07

プログラミング

AndroidのWebViewでWebRTCが「SetTypingDetectionStatus: not supported」とか言ってうまく動かない

GTラボ坂東です。

PCとAndroidスマホで通話するビデオチャットを実装することに。
AndroidでWebRTCのライブラリをビルドするの、vagrantで専用環境作って色々設定してビルドに数十分かかるらしい…
面倒くさくて嫌になってたんですが、そういえばWebの技術なんだからWebViewで動かせば良いじゃんという事でそうしました。
peerjsを使ったら30分ぐらいで実装できました。

 

でもこれがうまく動かないんです。マイクがpeerに接続できないんです。
WebViewの中身をブラウザで開くと問題ないのにアプリで動かすとこんなWarningが出てしまう。

webrtc: (voe_audio_processing_impl.cc:1007):SetTypingDetectionStatus: not supported

ググってもまったく情報が無い。
ネイティブ実装で回避かな、しにたい、と思ってボーっとしながらWebViewとネイティブのインターフェイスを定義する以下の一文を消したらWarningが消えたんです。

webView.addJavascriptInterface(new JavaScriptInterface(this), “Android”);

 

インターフェイスとWebRTCって同時に使えないのか、WebViewのバグか、WebView改造するのめんどいなあと思っていたんですが、インターフェイス用の名前が”Android”なのが気になって、変えたらうまく動きました。

webView.addJavascriptInterface(new JavaScriptInterface(this), “MZ700”);

 

peerjsでグローバルなAndroidを使っててそことぶつかってたんでしょうね。
良かったです。

おわり。

 

*追記

peerjsじゃなくて他の何かのライブラリが”Android”とぶつかってエラーがでて、peerjsの処理に影響が出てたようでした。
グローバル汚染にはきおつけましょう。


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