メニューを閉じる

テクノデジタルグループ

メニューを開く

2017.06.27

その他

スマートコントラクト開発環境 – エンジニアがブロックチェーンを学んでく。その3

坂東です。

エンジニアがブロックチェーンを学んでく。その1

CentOSにEthereum開発環境を構築 – エンジニアがブロックチェーンを学んでく。その2

の続きです。

Ethereum上で動くプログラムを「スマートコントラクト」と呼びます。
スマートコントラクトとは何か? Smart Contractの定義
ブロックチェーン上で契約をプログラム化する仕組み「スマートコントラクト」

このプログラムはサーバー上で動くのですが、Ethereumネットワーク上の誰かのリソースを使って動くそうです。
コードはブロックチェーンに内蔵されてネットワークを流れてく。
リソース使わせてもらったお礼に仮想通貨の報酬を渡す必要がある。
かなり面白そうですね。

 

プログラミングを行うにはブラウザ上で動くIDE「Browser-solidity」を使うのが便利です。
Smartcontractの開発を効率化するBrowser-solidityの使い方
上記のページのサンプルコードを動かすまで1時間もあればできると思います。

 

で、私もスマートコントラクトは学び始めたばかりで説明できるほどではないのですが。
ざっと使ってみた印象はこんな感じです。

  1. Javascriptっぽい言語で書く
  2. できる事はイベントに合わせて変数書き換えぐらい
  3. 記憶領域は極小で文字列もまともに持てない
  4. javascriptインターフェイスでブラウザや他のシステムと連動できる
  5. それと仮想通貨の移動がイベントトリガー
  6. コードの実行が遅い。誰かがminerするまで待つのでタイムラグがかなりある
  7. 発展途上なもので仕様が変わってく

 

・・・で、これを何に使うか。
プライベートネットワークならブロックチェーンじゃなく中央集権型のサーバーの方がはるかに自由で、軽くて、便利。
いろんなものが実証実験で留まってるのはそういうことなのかなと。

パブリックに流すにしても機能が少なくて通貨以外に何に使えば・・・
勉強不足もあるけど、日本だと通貨や各機関が信用できるからわざわざブロックチェーンでという頭にならないのかも。
まあ日本じゃ、ブロックチェーンで何か作って儲けるより、ブロックチェーンは儲かるよと言う方が、儲かる感じ?

使い道はわからないけれど、技術的に面白いのは間違いないです。
何か見えてくるまで考えつづけて見たいと思います。

おわり。


【記事への感想募集中!】

記事への感想・ご意見がありましたら、ぜひフォームからご投稿ください!
  • こんな記事が読んでみたい、こんなことが知りたい、調べてほしい!という意見も募集中!
  • いただいた感想は今後の記事に活かしたいと思います!

感想フォームはこちら


【テクノデジタルではエンジニア/デザイナーを積極採用中です!】

下記項目に1つでも当てはまる方は是非、詳細ページへ!
  • 自分でアプリを作ってみたい
  • ITで世の中にワクワクを生み出したい
  • 使いやすさ、デザインにこだわったWebサイトを開発したい

採用情報の詳細はこちら


Qangaroo(カンガルー)

  • 徹底した見やすさと優れた操作性で、テストの「見える化」を実現。
  • テストの進捗が見える。開発がスマートに進む。
  • クラウド型テスト管理ツール『Qangaroo(カンガルー)』

【テクノデジタルのインフラサービス】

当社では、多数のサービスの開発実績を活かし、
アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出すインフラ設計・構築を行います。
AWSなどへのクラウド移行、既存インフラの監視・運用保守も承りますので、ぜひご相談ください。
詳細は下記ページをご覧ください。

https://www.tcdigital.jp/infrastructure/

最近の記事