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2016.10.11
その他第13回Scrum Masters Night参加レポート
どうもスクラムマスター歴半年ぐらいのZYです。
10/4(火)に株式会社ディー・エヌ・エー渋谷オフィスにて行われた第13回 Scrum Masters Nightに参加してきました。
Scrum Masters Nightは、スクラムの実践上でぶつかる課題に付いて、参加者同士がディスカッションする形で解決のヒントを得るためのイベントです。ディスカッションのテーマは、参加者が自由に提出したものから投票形式で決められます。
お題が決まると、それぞれのテーマごとにファシリテーターが、これまた参加者から募られます。残りの参加者は自分の好きなお題に参加、という形式で始まります。
詳しい会場の様子は、Scrum Masters Night公式のFacebookの写真をご覧ください。(手抜き)
https://www.facebook.com/groups/339161719556500/
ドリンクは持ち込みOK。アルコール歓迎! ということだったのですが、平日の真ん中ということもあり、お酒を飲んでる人は1~2割ぐらい(主にビール)。私はお茶とハッピーターン。
私が参加したディスカッションは「イテレーション(スプリント)の最初にどこまで詰めたらいいか」というテーマ。
メンバーがスクラム初心者2名(テーマ発案者と私)と、何チームか経験されている方2名、という構成だったこともあり、後半質問会みたいになってしまったのですが、色々な話を聞くことが出来ました。
覚えている範囲でつらつらと書いてみます。
1)イテレーション開始時のタスク分解をどこまで細かくするか
・チームが「出来る」と自信を持てるまで。なので、チームによって、大きさは異なる。
新規チームなら「タスク一つが2時間以内」といった細かい単位でないと自信が持てないかもしれないが、慣れたチームなら大きな単位でも問題なく出来たりする。
・毎日デイリースクラムなどで進捗を確認しているなら、4時間(半日)以内のタスクにすれば、必ず進捗報告で遅れがキャッチアップできるのでオススメ。
朝会で「開始します」と宣言した半日のタスクは、特に問題や予定の変更がなければ、翌朝の朝会では「終わりました」と報告されるはず。「まだ終わっていない」と報告があれば、明らかに遅れや異常が生じているとわかる。
しかし、1日以上かかるタスクは、翌朝の朝会で「終わっていない」のは普通のことなので、異常を察知できるのが遅くなってしまう。
2) 受け入れ基準(Acceptance Criteria)は、どこまで詳しく決めるか
・これもチームが「出来る」と自信を持つまで。新規チームは、受入基準を字面通りそのまま作れば問題ない、というところまでハッキリ決めるべき。
逆に、ドメイン知識が豊富なチームは、受入基準が大まかでも進められるので、詳しく詰めることに時間を割く必要はない。
3)イテレーション中に見えていないタスクが出てくるなどで、見積もりが大きくずれることがあるが対策はあるか
・ふりかえりで問題を洗い出して修正していくことで、改善していく。タスク漏れといっても、理由は様々あるので、対処法も様々。ドメイン知識不足が原因なら勉強会を開く、タスク内にタスクが隠れていたのならタスク分割を細かくする、など。
・最初のうちは、タスク漏れ、見積もりのずれが大きいのは、普通のこと。イテレーション4回目ぐらいまでは、見積もりがぶれやすい、という経験談がありました。
4)PBIの優先順位やビジネス上のゴールの変更が、非常に早い(下手すると1日1回)ことがあるが、どのタイミングでチームに伝えるべきか
・リアルタイムがいいはず。ただし、変更によるコストが多いようなら、スプリントレビューなど、スプリントの始まりと終わりのタイミングで伝えるべきか。(スクラムでは原則的に、スプリント中には大きな予定変更はしない)
他に、スクラムに向かない人の特徴、チーム自らが決めるチーム編成、といった話題も出たのですが、ちょっとエグみのある話なので、ここでは割愛させていただきます。
そこらへんを聞きたい人は、次回の Scrum Masters Nightに自ら参加してみてください。
DeNA、リクルート、ヤフーの三社が会場を持ち回りで、年三回やっているので、しばらくすればまた告知があるはず。
ディスカッションは1時間と短い時間だったのですが、色々と話を聞くことが出来、参考になりました。
また、何かイベントに参加した際には、レポートしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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