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2023.01.27

マーケティング

ECアプリ開発とは?開発費用や外注のポイントについて解説!

ECアプリ開発に興味があるものの、開発費用や開発方法などがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。ECサイト開発に関する情報は多いですが、ECアプリ開発に関する情報は少ないです。

ECアプリを開発することで、ECサイトでは難しい機能を実装したり、よりユーザーを取り込めるようになったりと、メリットが多くあります。

本記事ではECアプリ開発について解説します。ECアプリの種類や開発費用、外注のポイントなどについてまとめました。

本記事を読むことでECアプリ開発に関する疑問が解決します。ECアプリ開発に興味のある方はぜひお読みください。

ECアプリとは?

一口にECアプリといってもさまざまな種類があり、開発費用もそれぞれ異なります。ECアプリ・ECサイトの種類とそれらの開発費用について、表でまとめました。

種類 メリット デメリット 開発費用
Webアプリ 費用を抑えられる デバイスの機能を使えない 30万円〜
ネイティブアプリ アプリ独自の機能を搭載可能 審査を通過しないといけない 100万円〜
ハイブリッドアプリ 上記2つの良い面を併せ持つ 開発ハードルが高め 50万円〜

また、各ECアプリの特徴や開発メリットについて詳しく解説していきます。

Webアプリ

Webアプリとはブラウザ上で動作するアプリのことです。Webアプリはスマホやパソコンにインストールしなくても、ネット環境があればいつでも使えるのが特徴です。WebアプリのECアプリに関しては、ECサイトと呼ばれることの方がどちらかと言えば多いでしょう。

ECサイトのメリットはダウンロードなしで使える点です。新しく見つけたECサイトを気軽に試すことができます。知名度がないサービスの場合、ECアプリよりもECサイトの方が使ってもらいやすいかもしれません。

ただ、ECサイトの場合、使う度にブラウザを開く必要があります。そのため、継続して利用するハードルはECアプリよりも高いと言えるでしょう。

また、ECサイトはブラウザ上で動作するため、デバイス(スマホなど)の機能を利用することができません。ECアプリに比べできることが制限されます。

ネイティブアプリ

ネイティブアプリとはスマホにインストールして使うアプリのことです。App StoreやGoogle Playなどで配信され、ユーザーはそこからスマホにインストールして使います。

ネイティブアプリの場合、デバイスに備わった機能を利用することが可能です。たとえば、プッシュ通知をユーザーに送ることができます。Webアプリに比べできることが増えるのがメリットと言えるでしょう。

注意点としては、ストアで配信する場合ストアの審査に合格しないといけません。

たとえばアプリ内で必要のないユーザーの個人情報を入力する項目があると、不適切とみなされてしまう可能性があります。不合格になった場合、どこに問題があったのか分析し改善を行う必要があるでしょう。

ハイブリッドアプリ

ハイブリッドアプリとはWebアプリとネイティブアプリの両方の仕組みを取り入れたアプリのことです。たとえば、基本的にはネイティブアプリとして実装するが、一部のページのみWebアプリとして実装する、などです。

ハイブリッドアプリの場合、ネイティブアプリのようにスマホの機能を活用することができます。また、一部のページはWebアプリとして実装する分、費用を最小限に抑えることが可能です。

ただし、ハイブリッドアプリを開発する場合、Webアプリとネイティブアプリの両方の開発知識が必要です。そのため、開発ハードルは他2つに比べると高いと言えるでしょう。

ECアプリ開発を行うメリット

続いて、ECアプリ開発を行うメリットを解説します。ECアプリを導入することで、次の3つのメリットを享受できるようになります。

  • 利便性が向上する
  • 人材コストを削減できる可能性がある
  • ユーザーへのアプローチの幅が広がる
  • 実店舗との相性も良い

これらのメリットが良いと感じるなら、ECアプリ開発を検討してみることをおすすめします。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。

利便性が向上する

ECアプリを導入することで、ユーザーにとってより使いやすいサービスになります。

まず、ECアプリはECサイトに比べ動作が高速です。ECサイトは通信情報が悪いと読み込みに時間がかかる場合もありますが、ECアプリは通信の負担が少ないため時間もかかりにくいです。

また、ECアプリはブラウザを一々開かなくて良いのも利点です。スマホのホーム画面からワンタッチでアプリを開くことができます。

サービスの利便性が向上した結果、ユーザーの利用頻度が増え売上アップにつながる可能性もあるでしょう。

ユーザーへのアプローチの幅が広がる

ECアプリを導入することで、ユーザーへのアプローチの幅を広げることが可能です。アプリじゃないとできないアプローチは多くあります。

ECアプリならプッシュ通知をユーザーに送ることが可能です。プッシュ通知は確実にユーザーの視界に文言が入るため、メルマガなどよりも宣伝効果が高い可能性があります。ECアプリなら入荷された商品の情報やクーポン情報などを、プッシュ通知で宣伝すると良いでしょう。

サービスの売上が行き詰まっている場合、ECアプリ導入で解決する可能性があります。

実店舗との相性も良い

ECサイトとは別に実店舗も運用している場合、ECアプリと相乗効果を図ることが可能です。

ECアプリの場合、スマホの位置情報アプリと連携することも可能です。そのため、ユーザーの現在地から近い店舗を通知することもできます。近い店舗でセールを行っているなら、その情報をユーザーに伝えることも可能でしょう。

このように、ECアプリは実店舗とも相性が良いと言えます。

ECアプリ開発を行う際の注意点

ECアプリ開発を行う前に、いくつか留意しておきたいこともあります。注意点は大きく次の3つです。

  • 開発コストがかかる
  • 随時アップデートが必要
  • ダウンロードしてもらうための対策はいる

3つの注意点を意識することで、より高品質なECアプリを開発できるようになるでしょう。1つ1つの注意点とその対処方法について解説していきます。

開発コストがかかる

ECアプリを別途開発する場合、もちろん開発コストがかかります。システム開発を行う場合開発コストが想定以上になってしまうこともよくあるため、事前にアプリに必要な機能をよく吟味し、コストがどれ程かかるか算出することが大切です。

また、ECサイト開発とECアプリ開発では必要なスキルが異なります。ECサイトはPHPやRubyなどのスクリプト言語で開発することが多いですが、ECアプリはAndroidならKotlin・Java、iPhoneならSwiftと言った言語が多く使われます。

社内にECサイトを開発できる人材がいるがECアプリはいない場合、開発を外注することも検討しましょう。

外注コストをなるべく抑えたい場合は実装する機能を必要最低限に抑え、アプリの売上が伸びたら少しずつ拡張していく、というやり方がおすすめです。また、外注する際は複数会社に見積もりを依頼し、少ない予算で開発してくれる企業を選出する手間を惜しまないことも大切です。

随時アップデートが必要

ECアプリは開発後も随時アップデートが必要です

ECアプリはECサイトとは違い、動作状況がデバイスのOSに依存します。そのため、スマホのOSのアップデートにECアプリも対応させる必要があります。

また、時代の流れに応じてアプリの中身も改良し続けなくてはいけません。改良せずにいると、もっと使いやすい他のサービスにユーザーが流れていってしまう原因になります。

ダウンロードしてもらうための対策はいる

サービスの知名度が低いと、ECアプリを作ってもインストールしてくれない可能性があります。ECアプリの売上を伸ばすには、知名度アップのための施策を検討する必要があるでしょう。

また、アプリを使ってもらうために、アプリをインストールしたユーザーにクーポンを付与するなど、何らかの施策を導入することも大切です。

ECアプリ開発を行うポイント

続いて、ECアプリ開発を行う際のポイントについて解説します。ポイントは次の3つです。

  • 高操作性を意識する
  • 開実際のユーザーの声を聞く
  • ECサイトへの遷移をスムーズにする

1つ1つのポイントについて詳しく解説します。

操作性を意識する

ECアプリは操作性の高さを意識することが大切です。操作性が悪いとせっかくECアプリを導入したのに、ユーザーが離れてしまう原因になってしまいます。

アプリは説明ページなどを読まなくても直感的に操作できることが大事です。どこに何のボタンがあり、どういう手順で商品の検索や購入ができるのか、一目で分かるような設計が望ましいでしょう。

操作性に力を入れたい場合、開発を開発企業に外注することをおすすめします。開発企業にはUI/UX設計のエキスパートが在籍している可能性もあります。

ECサイトへの遷移をスムーズにする

ECアプリからECサイトへの誘導もスムーズに行えるようにしたいところです。

たとえば、アプリとサイト間でユーザーIDやパスワードを連携させることで、一々サイトに移動する際にログインし直す必要がなくなります。

アプリとサイトの違いをあまり意識せず自然に使えるサービスが理想でしょう。

ECアプリ開発を外注する際の企業選定ポイント

ECアプリ開発を行いたいが、社内にスマホアプリ開発ができる人材がいない。そんな場合は、ECアプリ開発を開発企業に外注することをおすすめします。専門企業に外注した方が、より質の高いECアプリを得られますし、開発工数も削減することが可能です。

ただし、開発企業の技術力や対応力には差があります。できるだけ低い料金で高品質なECアプリを開発してくれる企業を選定するのが望ましいでしょう。

企業選定を行う際は特に次の2つのポイントを意識すると良いです。

  • 開発後の運用・保守対応の手厚さ
  • 開発したいECアプリの実績の多さ

1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。

開発後の運用・保守対応の手厚さ

ECアプリは開発よりもむしろリリースしてからが本番と言えます。リリース後はユーザーのクレームや要望に応じて機能を改善していく必要がありますし、システムの老朽化対策のためにアップデートを行う必要もあります。

開発会社の中には運用・保守までは対応してくれないところもあります。その場合、運用・保守は別の会社に任せないといけなくなり、手間もコストも余計にかかってしまうでしょう。

そのため、開発企業を選定する際は、運用・保守をどの程度手厚くやってくれるかを確認した方が良いでしょう。

開発したいECアプリの実績の多さ

冒頭で解説したように、ECアプリにはさまざまな種類があります。導入したいECアプリの開発が得意な開発企業に依頼するのがおすすめです。

何の開発が得意かは企業によって異なります。たとえば、Webアプリ開発の実績は豊富だがネイティブアプリの実績はない、という可能性もあります。開発実績が少ない企業の場合、システムの品質が下がってしまう可能性もありますし、開発に時間がかかりコストが増えてしまいがちです。

ECアプリ開発を外注する際は、その企業の開発実績を確認しましょう。開発実績は企業ホームページに書かれている場合が多いですが、より詳しく知るためにも担当者に聞いてみることをおすすめします。

ECアプリを開発したいならテクノデジタル

ここまでECアプリ開発を外注するポイントを解説しました。しかしながら、開発を外注するのが初めてという方や、そもそもシステム開発の流れなどがよく分からないという方は、外注先を選定するのが難しいかもしれません。

ネイティブアプリ開発を請け負っている企業は多いです。その中から自社に合った1社を選択するのは、ある程度開発に関する知識が必要と言えます。

どの企業に外注すべきか分からない場合、ぜひテクノデジタルにご相談ください。

テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。利便性が高くユーザー数アップに繋がるECアプリ開発にも対応することが可能です。

ECアプリ開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

まとめ

本記事ではECアプリ開発についてまとめました。ECアプリ開発にかかる費用や開発ポイントなどがお分かりいただけたかと思います。

プッシュ通知をユーザーに送るなど、ECアプリでないとできないことは多くあります。特に昨今はスマホ=アプリと考える人も多いため、ECアプリ導入は事業にとってプラスに働く可能性が高いと言えます。

ECアプリ開発は技術力・対応力の高い企業に外注しましょう。どの企業に外注すべきか選択が難しい場合は、ぜひともテクノデジタルに開発をおまかせください。


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