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2022.12.13
マーケティング求人サイトを開発する方法とは?必要な機能や開発ポイントについて
求人サイト開発を検討しているが、必要な機能や開発費用など知らないことが多く、何から始めるべきか分からない方も多いのではないでしょうか。
一口に求人サイトと言っても大規模なものから小規模なものまで幅広く、開発手法や費用も異なります。求人サイトを開発する前に、各規模感の費用相場を理解しておくことが大切です。
本記事では求人サイトを開発する方法について解説します。求人サイトに必要な機能や開発ポイント、費用相場などについてまとめました。
本記事を読むことで、求人サイト開発を行う際に何から始めるべきか分かるようになります。求人サイト開発を検討している方はぜひ参考にしてください。
求人サイトは求職者が求人を探し企業とマッチングするためのサイトで、マッチングサイトの1種です。リクナビやマイナビなどが有名な求人サイトとして挙げられます。
求人サイトでは求人内容を閲覧できるだけでなく、応募ボタンから企業と簡単にコンタクトを取ることが可能です。その後の説明会から書類選考、面接までの企業とのやり取りもサイト内で完結させられます。
また、スカウトサービスが備わっているサイトも多いです。サイトに履歴書やプロフィールを登録することで企業からスカウトメールが届くようになります。他には、おすすめ求人のピックアップや履歴書作成機能が備わったサイトもあります。
求人サイトの大きな特徴は、ユーザーは無料で利用できる点です。運営側は求職者ではなく企業側から利用料金を払ってもらっているためです。どういった形態で支払いが発生するかはサービスによって異なります。
昨今、正社員の転職率が増加している傾向があります。リクナビの調査内容によると、2021年の20~50代男女の正社員転職率は7.0%と、過去6年間でもっとも高くなっています。転職活動では求人サイトを使う方が多いため、求人サイト開発の需要も高まっていると言えるでしょう。
求人サイトを開発する方法には大きく「フルスクラッチで開発する」と「パッケージ・ASPを使う」の2種類があります。どちらが良いというわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
各開発方法のメリット・デメリットを表でまとめたので、参考にしてください
メリット | デメリット | |
フルスクラッチ | 独自性を重視できる | コストがかかる |
パッケージ・ASP | コストを抑えられる | カスタマイズ性が低い |
また、各開発方法の詳細について次の項目から解説していきます。
フルスクラッチとは1からシステムやサイトを構築することであり、和製英語の1つです。求人サイトの場合、ログイン機能や検索機能など1つ1つの機能を作ります。また、サイトのデザインやインターフェースも1から考える必要があります。
隅から隅まで1から構築する必要があるため、どのような求人サイトにするか開発企業とじっくり話し合うことになります。
フルスクラッチのメリットは独自性を重視できる点です。1から構築していくため、細部の機能なども自社好みに設計することができます。そのため、他社の求人サイトと差別化を図りやすくなります。
転職者の増加に伴い求人サイトの数も増えているため、その中で差別化を図れるのは大きいでしょう。特に今から求人サイトを開発する場合、既にユーザーを取り込んでいる既存サイトに勝つためにオリジナリティを意識することは重要になってきます。
フルスクラッチのデメリットはコストがかかる点です。1から構築すると開発に時間がかかり、開発費用もそれに伴って上がってしまいます。
求人サイトは企業側・求職者側の機能をそれぞれ準備しなくてはいけないこともあり、フルスクラッチだと時間がかかる可能性もあります。開発だけでなく設計やテストにも時間を有するでしょう。大規模なサービスを構築する場合、完成に1年以上かかることもあります。
ポイントは、成功する見込みが高い場合にフルスクラッチを選択することです。高い費用をかけるだけのリターンが得られると分かっているなら、フルスクラッチは相性が良いでしょう。
パッケージやASPを自社用にカスタマイズして求人サイトを作ることも可能です。
パッケージとは既に完成されており、そのままでも使用が可能なソフトウェアのことです。ASPとはアプリケーションサービスプロパイダの略で、ネット回戦を通じてアクセスしソフトウェアを利用できるサービスのことです。
パッケージ・ASPを使う場合、1から構築しなくて良いということになります。フルスクラッチとは正反対の開発方法と言えるでしょう。
パッケージ・ASPを使うデメリットはカスタマイズ性が低いことです。1からではなく型に則って構築するため、独自色の強い機能を追加できない可能性があります。
カスタマイズ性が低いとオリジナリティが出せないため、差別化を図りにくくなり、集客が伸び悩む可能性はあるでしょう。独自性を重視するならフルスクラッチの方が向いています。
もちろん、マーケティングやキャンペーンに力を入れることで人気を出すことは可能です。ただ、それらにも費用がかかるため、結果的にフルスクラッチの方がコスパが良い可能性があります。
どの開発方法も一長一短です。「自社にはどれが適しているか分からない」場合、ひとまず開発企業に相談してみることをおすすめします。テクノデジタルでも開発に関するお気軽なご相談を受け付けております。
テクノデジタルへのお問い合わせはコチラです。
求人サイトは必要な機能が多いため、自分で開発するのは難しい場合が多いでしょう。求人サイト開発は外注することも可能です。外注する場合気になるのは料金相場なのではないでしょうか。
求人サイト開発の料金相場は次のようになっています。
スクラッチの方が1から実装する必要がある分料金は高めになります。ただし、同じスクラッチでもどれほど機能を付加するかによって料金に差はあるため注意が必要です。
あくまで目安ですが、各料金帯でどの程度の機能を実装できるかまとめました。
予算がおおよそ150万円以上になると、多くの職種や雇用形態、勤務地で絞り込み検索ができるなど、本格的な求人サイトを構築することができます。
求人サイト開発を開発企業に依頼する前に、何の機能が欲しいか整理しておくと、担当者との意思疎通がスムーズにいきやすくなります。とはいえ、必要な機能がイメージできない方も多いのではないでしょうか。
そこで、求人サイトに良くある機能を次の3種類に分けて解説します。
求人サイトの機能を考える際の参考にしてください。
求職者が使う求人サイトの機能は次の通りです。
企業側が使う求人サイトの機能は次の通りです。
求人サイトを構築する場合、運営企業がサイトを管理するための機能も必要です。担当者がスムーズに管理できるように、デザインやUIなどにもこだわると良いでしょう
運営側が使う求人サイトの機能は次の通りです。
求人サイトは企業側から利用料金を支払ってもらうことで、売上を発生させるのが一般的です。ただ、どのタイミングで利用料金を発生させるかはサービスによって異なります。
求人サイトの代表的なビジネスモデルは次の4つです。
これら4つの違いについて詳しく解説します。
掲載課金型は求人を掲載すると料金が発生する仕組みです。「1ヶ月で1万円」など料金が決められており、企業側はその額を支払います。リクナビなどの大手も掲載課金型となっています。
企業側からすれば、何人採用しても料金は一定であるため採用コストを把握しやすいメリットがあります。また、大量採用したい場合にコスパよく活用できます。
反面、採用できなくても料金が発生してしまうため、特に「数人のみ採用したい」「採用できるか分からないが利用したい」という企業からは利用されにくい可能性もあるでしょう。
また、採用できないと途中で掲載を中断してしまう企業も出てくるでしょう。掲載課金型で成功させるには、サイトの集客力を高めユーザー数を増やすことがまず重要になります。
採用課金型は採用が決まると料金が発生する仕組みです。「1人採用すると10万円」など料金が決められています。採用できなかった場合、発生する料金はゼロということになります。
採用しない限り料金が発生しないため、企業側は手軽に必要できるのがメリットです。また、長く掲載し続けても料金はかからないため、掲載を中断されにくいと言えます。
反面、採用人数が増えると料金が高くなるため、企業側が採用を絞ってしまう可能性があります。採用数が少なくなると、当然求人サイトの売上が減ってしまいます。
とはいえ、人数よりも質を重視して採用したい企業からは採用課金型は人気が高く、契約してもらいやすい形態と言えるでしょう。
応募課金型は応募が来たタイミングで料金が発生する仕組みです。採用まで至らなくても、求人に応募してきた段階で料金を支払うことになります。応募数がゼロだった場合は、発生する料金はゼロです。
応募課金型は採用率が高い企業の場合、利用メリットが大きいと言えます。たとえば応募数と採用数が同じ企業の場合、採用課金型より明確に得をして採用を行うことが可能です。
ただ、応募者が企業の想定と全く異なる人材でも料金が発生してしまいます。たとえば実務経験5年以上の人材を求めていたのに、未経験人材しか応募して来なかった場合などです。
上記3つの形態を基本とし、そこにオプションを加える求人サイト(オプション型)もあります。企業側は追加料金を支払うことで、採用活動を有利に進められるというものです。
たとえば、追加料金を支払うことで通常よりも目立つ場所に求人を掲載できたり、スカウトメールを送れるようになったり、といったオプションがあります。スカウトメールは無料で送れるようにすると、手当たり次第に送る企業が出てくるため有料にする場合も多いです。
オプションには利用したい企業だけ加入できるため、企業側からするとあって損はないものです。
ただ、オプションを付加する場合、その分の開発料金はかかってきます。どのオプションを付加するかは、開発企業とじっくり相談して決めるのが良いでしょう。
最後に、求人サイト開発のポイントについてまとめました。求人サイト開発を開発企業に依頼する際は次の3つを意識すると、より自社の要望に即したサービスが完成しやすくなります。
1つ1つのポイントについて詳しく解説します。
求人サイト開発は開発実績の多い企業に依頼した方が良いです。実績が豊富な企業はノウハウが蓄積されており、早いペースで開発を進められるうえに費用も抑えてくれる可能性が高いです。
開発実績は企業ホームページで公開されている場合が多いので、事前に確認しましょう。また、担当者に質問すれば、過去の開発内容の詳細について教えてくれることが多いです。
求人サイト開発はWebサービスのトレンドに明るい企業に依頼しましょう。Webサービスは流行り廃りが激しいため、トレンドに付いていけなくなることは多くあります。
求人サイトのデザインは何が流行っているのか、ビジネスモデルは何がおすすめか、などトレンドに明るい企業なら的確にアドバイスしてくれるため、求人サイトの質を高めることが可能です。
最後に、開発企業のコミュニケーション能力を確認することが大切です。
システム開発で良くあるのが、要望が上手く担当者に伝わらず想定と異なるシステムが完成してしまうことです。担当者がこちらの話をしっかり理解しているか、提案内容が要望からズレていないか、などを確認しましょう。
求人サイト開発を依頼したいが、どの企業に依頼すべきか分からない方も多いのではないでしょうか。企業選定が難しい場合、ぜひテクノデジタルにご相談ください。
テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。求職者にとっても企業にとっても使いやすく洗練された求人サイトをご提供することができます。
また、システム規模などに応じてさまざまな開発手法を導入しているため、工数・費用をできるだけ抑えた開発が可能です。
求人サイト開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
本記事では求人サイト開発の方法について解説しました。求人サイトは必要な機能が多い分開発期間が長くなる可能性があるため、開発実績が豊富で短い期間で対応してくれる企業を選択することがポイントです。
また、開発費用は用意する機能や開発手法などによって異なるため、求人サイト開発を依頼する際は担当者と良く話し合い、自社に合った機能や手法を選択することが大切です。そのためにも、コミュニケーション能力が高い企業を選択することが重要でしょう。
高品質な求人サイトを開発したいなら、テクノデジタルにぜひご相談ください。ご要望や費用に応じて最適な提案をさせて頂きます。
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