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2023.01.27
マーケティング口コミサイトの作り方とは?外注ポイントや集客力を高める方法も解説
口コミサイト開発を検討しているものの、口コミサイトの詳しい作り方が分からないという方も多いのではないでしょうか。口コミサイトはさまざまな開発方法があり、それぞれかかる予算や手間が異なるため、自社に合った方法を選択することが大切です。
本記事では口コミサイトの作り方についてまとめました。口コミサイトの開発費用相場や開発を外注する際のポイントに加え、集客力を高める方法や注意点についても解説しています。
本記事を読むことで口コミサイト開発を始めることができます。口コミサイト開発に興味がある方はぜひ参考にしてください。
投げ銭はもともと、路上などで音楽や大道芸などのパフォーマンスを行う人に対して現金を投げる行為を指していました。しかし、現在はネットで誰もがパフォーマンスを配信できる時代です。ネットでパフォーマンスを配信する人にお金や商品を送る行為も「投げ銭」と呼ぶことが増えました。
多くの動画配信サービスやライブ配信サービスには、ユーザーが投げ銭できるシステムが実装されています。たとえば画面上の「投げ銭」というボタンをクリックしたら指定した値段が自動的にクリエイターに送られる、などです。Youtubeでは投げ銭はスパチャと呼ばれており、多くのユーザーに親しまれています。
投げ銭はクリエイターへの感謝の気持ちやこれからの成長に対する期待の気持ちを込めて行われることが多いです。投げ銭を受け取ったクリエイターは、それを活動資金にすることができます。
投げ銭文化は若年層を中心に広がりつつあります。三菱UFJリサーチ&コンサルティングのアンケートでは、8.1%の人が「ライブ動画視聴時に有料アイテムをクリエイターに提供したことがある」と回答しています
参考:
口コミサイトとは商品・サービスに関する口コミを投稿・閲覧できるサイトのことです。食べログや転職会議、などのサイトが該当するでしょう。ジャンルごとに多くの口コミサイトが運営されています。
ユーザーは利用したい商品・サービスを検索して調べることができ、口コミを見て購入すべきか決めることができます。特に高額なものを買う場合、購入後に後悔したくないと思うユーザーは多いため、商品・サービスの質を予め知ることができる口コミサイトは多くの人気を集めています。
2つ目は「有料会員制を導入する」方法です。商品を掲載する企業側から、月額1万円など一定額の使用量を支払ってもらいます。また、サイトによっては「プレミアム会員制」などを設け、ユーザー側に月額料金を支払ってもらう場合もあります。毎月安定した収益を得られる方法と言えるでしょう。
口コミサイト運営で収入を得る場合、方法は大きく3つあります。
1つ目が「掲載した企業から手数料を貰う」方法です。ユーザーが商品の購入や予約を行ったタイミングで、課金が発生する仕組みを作る必要があります。たとえば食べログでは、ユーザーが予約を行った時間帯によって一定の金額を取られる仕組みになっています。
3つ目は「サイト内に広告を設置する」方法です。アドセンス広告などをサイトに設置することで、広告費を稼ぐことが可能です。上記に比べると金額は少なくなるものの、ユーザー数が増えれば広告のクリック数も比例して増えるため、それなりの収益を得ることができます。
多くの口コミサイトはこれら3つの収益モデルを組み合わせて運営しています。
一口に口コミサイトといっても幅広い種類があります。口コミサイトの種類について表でまとめました。
種類 | 代表的なサイト |
---|---|
飲食系 | 食べログ、ホットペッパーグルメ、ぐるなび |
パ美容・医療系 | @コスメ、LIPS、Caloo |
会社の評判系 | 転職会議、OpenWork、キャリコネ |
不動産系 | マンションノート、エキテン |
口コミサイトの種類によって開発方法やマネタイズ方法は変わってきます。開発を外注する際はまず、どのサイトに近いものを完成させたいかを開発企業と共有すると、コミュニケーションがスムーズになるでしょう。
口コミサイトには他サイトにはない多くのメリットがあります。
まず、口コミサイトは宣伝するための広告費がそこまでかからない利点があります。新規サイトをリリースしたい場合、SNSやGoogle広告などで宣伝を行わないと、ユーザーは中々増えないのが普通です。口コミサイトの場合は、口コミを書いたユーザーが宣伝媒体となってくれるため、広告に力を入れなくても認知度が高まる可能性があります。
加えて、口コミサイトのリピーターを作りやすいのもメリットです。「サイトの口コミを信頼して商品を買って良かった」という経験が重なれば、ユーザーは再び自社サイトから商品を購入してくれるでしょう。リピーターが増えれば、プレミアム会員制で収益を得やすくもなります。
口コミサイトにはさまざまな作り方がありますが、大きく次の3つに分けられるでしょう。
作り方によって必要なスキルや費用、準備などが異なるので注意が必要です。自社の開発スキルや作りたいサイトの規模感などに応じて、どのような方法で作るか決定すると良いでしょう。
1つ1つの口コミサイトの作り方について詳しく解説していきます。
口コミサイトを最初から最後まで1から開発する手もあります。
しかし、口コミサイト開発にはPHPなどのプログラミングスキルやHTML・CSSの知識、Webデザインなど、幅広いスキルが必要です。それらに特化した人材を採用・育成するだけでも多くのコストが発生するでしょう。
特に口コミサイトは競合も多く、その中で抜き出たサイトに仕上げるには高い開発力が必要です。
CMS(Contents Management System)はHTML・CSSなどの知識がなくても、テンプレートを使って簡単にWebサイトが作れるツールのことです。WordPressはそのCMSの代表例です。
ただしCMSで作る場合、今度はCMSを使いこなせるスキルが必要です。また、既存のテンプレートやプラグインに沿って制作するため、独自機能などを追加しにくいのが難点です。
Webサイト・アプリ開発を請け負っている開発企業は多くあります。開発企業に依頼すれば、自社で開発スキルを持った人材を育成する必要がなくなります。
特に口コミサイトは必要な機能も多く、自社で開発するのは難しい場合が多いです。少しでも開発にハードルの高さを感じている場合は、外注することをおすすめします。
また、開発企業には多くのプロフェッショナルが在籍しているため、質が高く機能が豊富なサイトを完成させることが可能です。口コミサイトの質にこだわりたい場合は、開発企業に依頼するのが良いでしょう。
口コミサイトは必要な機能も多いため、外注した方が良いのは先ほど解説した通りです。しかし外注する場合心配なのは「どの程度費用がかかるのか?」という点なのではないでしょうか。
口コミサイト開発を請け負う開発企業は、次の2ついずれかの方法で開発を進めることが多いです。
この2つでは開発費用が大きく変わってきます。それぞれの開発方法でかかる費用について詳しく解説していきます。
フルスクラッチとは完全にゼロからシステムを開発するやり方のことです。ゼロから作る場合、当然開発費用はかかりますが、その分作りたいサイトを自由に作ることができます。サイトの独自性に拘りたい場合や開発予算に余裕がある場合に、フルスクラッチはおすすめです。
フルスクラッチの場合、開発費用は30〜200万円程度です。どの程度機能を追加するかによって、開発費用は大きく変わります。口コミサイトの場合、最低限以下の機能は組み込む必要があります。
これらにプラスして、「AIによる口コミ監視機能」や「多くの項目で絞り込める検索機能」などを付与すると、開発費用がその分上乗せされていきます。
パッケージ開発とは、すでに完成されたパッケージソフトを自社用に改良するやり方のことです。こちらは既存システムを改良するだけなので、フルスクラッチに比べて大きく費用を抑えられます。
どの程度改良するかにもよりますが、開発費用を30万未満に抑えられる可能性もあります。ただし、フルスクラッチよりも開発の自由度は下がるため、「独自性をどの程度重視するか?」で開発手法を選択するのが良いです。
続いて、口コミサイト開発を外注する際のポイントについて解説します。ポイントは次の3つです。
これらのポイントを意識することで、要望に即したサイトが完成しやすくなります。また、開発後のユーザーの集客のしやすさも上がるでしょう。1つ1つのポイントについて詳しく解説します。
口コミサイト開発を外注する場合、できれば開発経験のある企業を選択した方が良いです。その方が過去の経験から具体的にアドバイスをしてくれますし、開発期間・費用も要望通りにしてもらえる確率が高くなります。
口コミサイト開発の経験がないとしても、PHPやRubyなど口コミサイト開発に欠かせないスキルを持った人材が豊富だったり、開発だけでなく運用のアドバイスをした経験が豊富だったりする企業を選択した方が良いでしょう。
健全な運用を推奨してくれる企業を選びましょう。
口コミサイトの場合たとえば、「サクラに口コミを書かせる」などを提案してくる企業は良くありません。口コミでやらせを行うのは、景品表示法違反に当たる可能性があり、絶対にやってはいけない行為だからです。
このような提案をする企業は信頼性に欠けるため、開発を依頼すべきではないでしょう。
コミュニケーション力に優れた企業を選ぶのもポイントです。
開発を外注する場合、開発企業とのコミュニケーションが大切です。できるだけ具体的にどんなサイトを開発したいか共有する方が、イメージ通りの口コミサイトが完成しやすくなります。「検索項目は何が良いか」「口コミ投稿時に記入すべき情報は何か」など1つ1つの機能を丁寧に教えるのが理想でしょう。
とはいえ開発知識がない場合、各機能の性能を1つずつ指定するのは難しいかもしれません。そのため「この機能はいかがでしょうか?」と、企業状況をヒアリングしたうえで提案してくれる企業を選ぶのが良いです。
このようなコミュケーション力に優れた企業を選択した方が、依頼側の負担が減ります。
口コミサイトは開発して終了ではなく、その後ユーザーを集めないと意味がありません。ユーザーに口コミを多く書いてもらって初めて口コミサイトは完成すると言えます。
口コミサイトの集客力を高めるポイントは次の2つです。
1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
サイト運営初期段階の頃は、口コミ投稿ユーザーにインセンティブを付与するのも良いでしょう。インセンティブとは、何らかの行動を起こさせることを狙って刺激を与えることを指します。
たとえば「質の高い口コミを投稿したらトップページで紹介する」などです。インセンティブの内容が魅力的ならユーザーも口コミを書こうと思えます。
ただし、この方法には「インセンティブ目的で手当り次第に口コミを書くユーザーが増える」などのデメリットもあります。そのため、インセンティブは1人1回しか受けられないようにしたり、口コミの書き込み上限を設けたりして、極力口コミの質が下がらないようにするのがポイントです。
ユーザーが口コミを投稿する負担を減らせるようにすることも大切です。
たとえば、口コミ投稿時の入力必須事項は極力減らした方が良いです。一々ニックネームの入力を求めるのではなく、ニックネームはログイン状態なら自動的に入力されるようにするなど、工夫が必要でしょう。
他にも、口コミのサンプル文をフォームの横に記載したり、口コミをSNSで簡単に拡散できるようにしたり、サイトを作り込む段階で集客力を高めるために工夫できることはあります。
最後に、口コミサイトを運営する際の注意点についてまとめました。注意点は次の2つです。
これらの注意点は最低限意識しないと、健全な運営ができなくなってしまいます。1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
誹謗中傷によって訴訟に発展してしまうリスクには気をつけるべきです。口コミサイトを運営する場合、利用規約に投稿ルールを記載し、違反している口コミを削除できる仕組みを作った方が良いです。投稿ルールはなるべく細かく記載した方が、口コミを削除されたユーザーの不満を減らすことができます。
ある程度口コミが増えると、口コミが誹謗中傷かどうかを人力で確認するのは難しくなります。口コミが増えてきたらAIを導入して、誹謗中傷かどうかを自動判定できるようにするのもおすすめです。
口コミの質が良くないとユーザーからの信頼を失ってしまいます。
商品や企業のファンが口コミをたくさん投稿した結果、実際の商品の質以上に評価が上がってしまうことはあります。複数アカウントで口コミを投稿できない仕組み、などを設けた方が良いでしょう。たとえばアカウント登録時に電話番号認証を行う、などです。
口コミサイトの開発・運用ポイントについて解説してきました。口コミサイトの開発・運用は考えるべきことが多く、自分達で開発・運用方法の細かい部分について検討するのは難しいという方も多いのではないでしょうか。
口コミサイトの作り方について誰かに相談したいなら、ぜひテクノデジタルまでご連絡ください。
テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。集客力向上に繋がる口コミサイトを開発できることはもちろん、その後の運用に関するアドバイスも提供させていただきます。
口コミサイト開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
本記事では口コミサイトの作り方について解説しました。開発にかかる費用や外注ポイント、運営のコツなどがお分かりいただけたかと思います。
口コミサイトには多くの機能が必要なため、自社で開発するのは人材も期間も要ります。競合に打ち勝つことのできる質の高いサイトに仕上げたいなら、開発を外注することをおすすめします。
また、難しいのはやはり、口コミをいかに集めるかでしょう。ユーザーに口コミを多く書いてもらいつつ、決して口コミの質低下には繋がらない施策を検討する必要があります。
口コミサイト開発・運用に関して悩みや疑問点のある方は、ぜひテクノデジタルにご相談ください。
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