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2023.01.31
マーケティング会員サイトの作り方とは?開発時の注意点や外注ポイントについて解説!
会員サイトを作りたいと考えているものの、作り方が分からない方も多いのではないでしょうか。会員サイトの作り方にはさまざまな種類があり、予算や作りたいサイトの規模などに応じて選択する必要があります。
本記事では会員サイトの作り方についてまとめました。会員サイトを作るメリットや注意点、外注する際の企業選定方法などについても解説していきます。
本記事を読むことで会員サイトを自社でも導入できるようになります。会員サイトを開発し、登録者向けサービスを実施したい方はぜひお読みください。
会員サイトとは会員のみが閲覧を許可されたサイトのことです。TwitterなどのSNSやチャットワークなどのチャットツール、AmazonなどのECサイトも広く言えば会員サイトに該当するでしょう。
会員サイトを使う場合、大抵登録ページからメールアドレスや電話番号などの個人情報を登録します。ユーザーはそれらの個人情報とパスワードを使って会員サイトにログインします。会員サイトを運営する場合、ユーザーの個人情報を運営側が管理しなくてはいけません。
また、会員サイトには無料・有料のものがあります。有料の場合、月額1,000円などと料金が決められており、ユーザーは毎月支払います。最近の会員サイトはクレジットカードを登録しておけば、毎月自動で支払い処理が行われるものが多いです。
会員サイトの利用例について紹介します。最も代表的なのは、会員ユーザーに有料コンテンツを提供することでしょう。たとえばオンラインサイトでは、会員登録したユーザーにのみ有益な情報などを提供します。
会員登録するということは、既にその商品・サービスに興味があるということです。そのため、興味がある人に向けてより濃い内容のコンテンツを提供することが可能です。
また、会員サイトではユーザーがコメントを書き込めるようにして、ユーザー間やユーザーと運営側とでコミュニケーションを取れるようにしている場合も多いです。たとえば、自社出版の書籍に関するコメントを投稿できる機能を実装すれば、書籍ファン同士がそこで交流することができます。
ユーザーは共通の趣味を持った人とコミュニケーションを楽しむことが可能です。また、書き込まれたコメントには商品・サービスの改善に役立つものもあるため、運用側にとってもコメント機能はメリットがあります。
このように、多くの企業が会員サイトを利用し、固定ユーザーの増加や商品の売上アップを狙っています。
会員サイトに必要な機能についてまとめました。ユーザー側の機能、管理者側の機能に分けて解説していきます。
一口に会員サイトといっても幅は広いため、どの会員サイトにも最低限必要な機能をまとめました。これから会員サイトの作成に着手する方は参考にしてください。
ユーザー側の会員サイトの機能は次の通りです。
会員登録ページやログインページなどは必須と言えます。これらがないと会員サイトとして成り立たせることはできないでしょう。また、会員サイトにて商品を販売するなら決済機能も必要です。
これらの機能を1から実装するとそれなりに開発工数がかかります。ただ、ログイン機能などはある程度形式が定まっており、既に開発した経験のある企業なら素早く実装することが可能です。
管理者側の会員サイトの機能は次の通りです。
会員サイトを作る場合、サイトを管理するための管理者用ページが必要です。管理者用ページには社内からのみアクセスできるようにし、更に操作にはパスワードが必要な状態にしておきます。
管理者用ページからは、サイトのユーザーやコンテンツを管理できるようにします。たとえば、ユーザーが不適切な書き込みを行った場合、書き込みを削除しユーザーに注意喚起を促せるようにする、などです。
また、「会員ランク制度」を導入し、会員ランクによって異なるコンテンツを掲載する必要があるなら、そのための機能も必要になるでしょう。
サイト管理者が毎日スムーズに作業できるよう、利便性の高い管理者用ページを作成する必要があります。
会員サイトの作り方は次の4つです。
会員サイトの作成を検討する際は、まずどの方法で作成するかを決める必要があります。これら4つは開発難易度やコンテンツの質、開発費用などが異なるため、自社に合った方法がどれか吟味しないといけません。
1つ1つの会員サイトの作り方について詳しく解説します。
1つ目はWordPressを用いることです。WordPressはもっとも広く使われているオープンソースのCMSであり、WordPressを使えばプログラミングなしでも会員サイトを作成することが可能です。
WordPressには多くのテンプレートが用意されており、それらをカスタマイズすることで自分好みのサイトに仕上げることができます。また、プラグインを導入すれば検索機能やログイン機能など会員サイトに必要な機能を実装することが可能です。
既存のプラグインを使って作成するのでオリジナリティの高いサイトを開発するのは難しいです。反面WordPressは利用者が多く、開発するうえで分からないことがあればすぐ調べられるのがメリットでしょう。
WordPressを利用する場合セキュリティ面には気をつけた方が良いです。プラグインやWordPress本体はしっかり更新し脆弱性のないようにしましょう。
ASPはApplication Service Providerの略で、ネット経由でシステム稼働環境を提供することです。ShopifyやBASEなどは代表的なASPと言えます。
ASPはCMS同様に、手軽に会員サイトを開発できるのがメリットです。また、セキュリティ対策をASP提供企業側に任せることができるため、運用コストを減らせるのも利点でしょう。
ただし、やはり開発の自由度は1から開発する場合に比べると劣ってしまいます。
モール型のサービスを活用することで、大手のECサイトの中に自分の店舗を出すことが可能です。実際のショッピングモールのように、サービス提供側にテナント料を支払うことで店舗を出すことができます。
会員サイトの中でもECサイトを開発したい場合は、モール型を利用するのも良いでしょう。Amazonや楽天などの大手サイトに自分の店舗を出すことで、大手サイトの知名度を利用することができます。すでにユーザーが多いサイト内に店舗を開くわけですから、自分で店舗を開くよりも容易にユーザーを集められます。
会員サイトを作りたいが成功するか分からない、という場合まずはモール型から始めてみるのも手です。
本格的な会員サイトを準備したい場合は、専門企業に開発を外注するのがおすすめです。サーバーの準備から開発、運用開始まで開発会社に依頼することができます。
開発会社に1から会員サイトを開発してもらう場合、ASPやCMSを利用するよりもサイトの独自性を重視することが可能です。開発会社はこちらの細かい要望にも応えてくれます。たとえば「この項目で絞り込み検索ができるようにしたい」「ユーザーのコメント確認をAIで自動化したい」なども可能な可能性があるでしょう。
もちろん、開発会社によって技術力は異なるため、すべての要望に応えられるとは限りません。そのため、会員サイト開発を外注する際は、要望に応えてくれるだけの実力を持った企業を選定することが大切です。
続いて、会員サイトを作るメリットについて解説します。メリットは次の3つです。
会員サイトを導入すべきか迷っている方は、会員サイトを作るメリットをまず理解し、自社にとってどれほどプラスになるかを検討することが大切です。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
会員サイトを導入することで、登録した会員に向けてコンテンツを配信することが可能です。商品・サービスのコアなファンに受けるコンテンツを提供することで、更に好きになってもらうことができます。一般に公開するにはマニアックすぎる情報なども、会員サイト内なら公開しやすいかもしれません。
また、会員限定コンテンツを配信すれば、一般ユーザーも内容が気になって会員登録してくれる可能性があります。このようにして会員ユーザー数を徐々に増やしていくことが可能です。
会員サイトを導入することで、ユーザーとの距離を縮めることが可能です。会員サイトでは直接コミュニケーションを取ることが可能です。ユーザーと関係性を深めれば、商品・サービスをより好きになってもらえます。
ただし、コミュニケーションの取り方が悪いとユーザーが離れる原因になってしまいます。また、あまりユーザーとの距離が近すぎるのも良くありません。ユーザーとどのように関わっていくべきかは、会員サイトを導入する前に話し合っておいた方が良いことの1つです。
有料の会員サイトは、比較的安定して収益を獲得しやすいです。なぜなら一度会員登録したユーザーは、何か不満点などない限りは継続して登録し続ける場合が多いためです。たとえば月額料金が500円でも、毎月支払ってもらえればかなりの金額になります。
コンテンツは利用開始するときがもっともハードルが高いと言われています。しかし、その後継続して利用するのはそこまでハードルが高くない場合が多いです。もちろんユーザーに長く居てもらうためには、有料コンテンツの質を高めたりコミュニティの居心地を良くしたりすることは必要になります。
続いて、会員サイトを作る際の注意点について解説します。注意点は次の2つです。
これらの注意点を意識しないと、運用時にトラブルが発生するリスクが高くなります。会員サイトは開発よりもその後の運用の方が大変な場合も多いので、これらの注意点を意識しトラブルを極力減らせるようにしたいです。
1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
会員サイトを運営する場合、ユーザーから個人情報を預からないといけません。個人情報は厳重に管理し、外部に漏れるようなことはあってはいけないでしょう。
外部からの攻撃や情報漏えいには十分に気をつけるべきです。
会員サイトを運営する場合、会員向けに質の高いコンテンツを提供する必要があります。また、サイト内のコミュニティが健全化されるように管理しないといけません。そのため担当者の業務量が増えてしまうこともあります。
会員サイトを運営するために、新しく人材を雇う必要があるかもしれません。会員サイトの運用にどれほどの時間がかかるのか、人材コストはどの程度か、などを予め計算しておくことが大切です。
なお、会員サイトの開発だけでなく運用も、専門企業に外注することは可能です。自社で運用するのが難しい場合は外注してしまうのも手でしょう。
会員サイトはWordPressやASPを利用することでも作成は可能ですが、オリジナリティを重視したい場合は1から開発した方が良いです。ただ、1から開発する場合自分達で行うと多くの人材コスト・開発費用がかかるため、開発は専門企業に外注することをおすすめします。
そこで最後に、会員サイト開発を外注する際のポイントについて解説します。ポイントは次の3つです。
これらのポイントを意識することで、優れた開発企業を選定しやすくなります。1つ1つの選定ポイントについて詳しく解説していきます。
会員サイトはやはりセキュリティ対策が重要と言えます。そのため、セキュリティに対する意識が高い企業に外注するのがおすすめです。ISMSなどのセキュリティ審査に合格しているのか、などに着目すると良いでしょう。
一口に会員サイトと言っても幅は広いです。なるべく作りたい会員サイトの種類に近いものの開発実績がある企業を選定したいです。企業の開発実績は、企業ホームページなどから確認することができます。
たとえばECサイトを開発したいなら、これまでどのようなECサイトを開発してきたのか、それらのECサイトにはどのような機能が付いているのか、などを調査しましょう。
会員サイトはその後の運用が肝ですが、サイト運用経験がない場合、どのように運用し売上を上げていけば良いのか分からない場合が多いでしょう。
そこで、会員サイト運用に関するアドバイスをしてくれる開発企業を選定することが大切です。事業状況やサイトのコンセプトなどを踏まえて、売上アップのための運用方法を丁寧に教えてくれる企業が望ましいでしょう。
会員サイト開発を外注するポイントを解説しました。しかしながら、会員サイト開発を請け負っている企業は多くあるため、その中から自社に合った1社を選択するのは難しい、と感じる方も多いかと思います。
どの企業に外注すべきか決められない場合、ぜひテクノデジタルにご相談ください。
テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。ユーザー定着に繋がる会員サイトを開発することが可能です。また、開発後のアフターフォローについても対応できます。
会員サイト開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
本記事では会員サイトの作り方についてまとめました。会員サイトを作るメリット・注意点や、外注のポイントなどがお分かりいただけたかと思います。
サイトにユーザーを根付かせたいなら、登録者向けサービスを導入するのが効果的です。登録者に向けて質の高いコンテンツを提供できれば、サービス・商品のことをますます好きになってもらうことができます。結果、サービス・商品の売上向上や、自社全体の認知度アップに繋がるでしょう。
ただし会員サイトで成功させるには、ユーザーが心地よく使い続けられるサイトに仕上げる必要があります。そのためにも、開発力に優れた開発企業を選定することがポイントとなってきます。
どの企業に会員サイト開発を外注すれば良いか分からない場合は、ぜひテクノデジタルにおまかせください。
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