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2023.01.20
マーケティング予約システムの開発を行うには?必要な費用や外注のポイントを解説
予約システムの開発を検討しているものの、開発にかかる費用や具体的な開発方法がよく分からないという方は多いのではないでしょうか。予約システムを導入することで、サービス利用や来店の予約管理業務を効率化させることができ、人手不足を解消することにも繋がります。
本記事では予約システムの開発方法についてまとめました。予約システムの必要性や必要な機能、外注のポイントなどについて解説していきます。
本記事を読むことで、予約システム開発のためにまず何をすべきかが分かるようになります。予約システム開発に興味のある方はぜひお読みください。
予約システムは予約の受付・管理業務ができるシステムのことです。ユーザーはサイトに公開されたシステムを通じてお店や企業アポイントの予約を行うことができます。
予約は電話やメールなどで受け付ける手もあります。昔はそれが普通でした。電話などで予約があったら、担当者が予約台帳に記入するなど手作業で管理します。しかし手作業だと人的ミスも増えますし、手間もかかってしまいます。
予約システムを導入すれば、そういった問題が解決する可能性があります。
予約システムに最低限必要な機能は次の通りです。
他には、メルマガ送信・外部システムとの連携・レビュー機能などが必要な場合もあるでしょう。
費用を抑えたいなら、最初は最低限必要な機能のみを備えた予約システムを開発し、ある程度運営して効果が高いことが判明してから他の機能を追加しシステムの利便性を高めていく、というやり方がおすすめです。
予約システムを導入することにはさまざまなメリットがあります。ここでは予約システムを利用するユーザー側と管理する企業側の2つの視点から、メリットについて解説していきます。
予約システム開発を行うことによるユーザー側のメリットは次の2つです。
予約システムがあることでユーザーは、空き状況を手軽にスマホで確認することができます。利用ハードルを下げることができるのは大きなメリットです。
予約システムがない場合、一々企業に空きがあるか問い合わせなくてはいけません。一度問い合わせて空きがなかったら、予約を諦めてしまうユーザーも多いでしょう。
予約システムで何度も空き状況を確認できれば、他の人がキャンセルするのを待つこともできます。
予約システムがあれば24時間予約を行うことが可能です。
電話・メールでの予約しか受け付けていない場合、営業時間外では予約を行うことができません。日中は仕事もあり予約ができないユーザーは多くいるため、24時間受付可にするだけで予約数が増える可能性はあります。
予約システム開発を行うことによる企業側のメリットは次の2つです。
予約システムを導入することで、予約管理業務を効率化させることが可能です。
このような作業を全て手動で行うのは大変です。予約数が多い場合、予約管理に多くの労力を割かないといけなくなってしまいます。予約システムがあれば、こういった作業が自動化されるうえに、予約状況なども管理画面からすぐに確認することが可能です。
また、予約システムを導入し担当者の負担を軽減させられれば、企業側は担当者に別の仕事を振ることができます。このようにして多くの業務をシステムによって自動化させれば、会社全体の生産性アップに繋がります。
予約システムを導入することで人的ミスもなくすことが可能です。予約管理を手動で行う場合、記入漏れや二重予約などのミスを出してしまうリスクがあります。人的ミスはどんなに気をつけていても起こってしまうものです。
システムはバグなどがない限りは、作業ミスを行うことは基本的にはありません。人的ミスをなくせれば、ユーザーからの信頼を失うリスクもなくなります。
予約システムを導入したいものの開発にかかる料金が心配、という方は多いのではないでしょうか。そこで、予約システムの開発相場についてまとめました。
予約システムを開発する方法は大きく3つに分けられます。
どの開発手法を取るかによって開発相場は大きく変わりますので、開発手法別にどの程度料金がかかるのか解説していきます。
Airリザーブなどの予約システムツールをそのまま使う選択肢です。
予約システムツールは中には月額5,000円程度で利用できるものもあります。予約システムツールは自社サイトにツールのURLを埋め込むだけで、簡単に予約システムを設置することが可能です。もっとも手軽な方法と言えるでしょう。
予約システムを本格運用したい場合だけでなく、とりあえずシステムを設置して効率化されるか試したい場合にも、予約システムツールは活用しやすいでしょう。
ただし予約システムをそのまま使う場合、自社好みにカスタマイズできないため、作業内容などによっては扱いにくかったりそこまで業務効率化に貢献してくれなかったり、といったこともありえます。
予約システムツールの中には、最低限の機能のみ使える無料プランを設けているものもあるので、一度無料で使ってみて、自社に合うことを確かめたうえで有料プランに切り替えるのが良いでしょう。
もともとあるパッケージを自社向けに改良して使う選択肢もあります。パッケージを改良する場合、1からシステムを開発するよりも開発コストを大きく抑えることが可能です。
ただしパッケージの場合、パッケージの利用料金がかかってきます。パッケージの初期費用が数万円程度、月額料金は5,000円以上かかる場合が多いです。
また、パッケージを改良するのにも当然費用はかかります。パッケージ改良を外注する場合、改良範囲が広いと100万円以上の費用がかかる可能性もあるでしょう。
予約システム開発を開発企業に依頼する選択肢もあります。
開発企業に依頼する場合、窓口担当者に「どんなシステムを構築したいのか」「予算はどの程度を希望するか」などをまず共有します。その後何度か打ち合わせを重ねつつシステムの仕様を固めた後に、担当者が見積もりを算出してくれます。見積もり内容を確認し、問題なければ契約を行います。
開発会社に依頼する場合、予約システムの規模によりますが、300〜500万円程度かかる場合もあるでしょう。0からの開発になるためそれなりに予算はかかりますが、その分自社の業務内容に即したシステムを得ることが可能です。予約システムを長期間使う予定があるなら、特に開発会社に依頼することをおすすめします。
予約システムを開発・転用する際に意識すべきポイントをまとめました。ポイントは次の3つです。
3つのポイントを意識することで、運用時のトラブルを減らすことができ、業務効率も更にアップするでしょう。1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
予約システムを開発する場合、セキュリティ対策には力を入れた方が良いでしょう。なぜなら予約システムはユーザーの個人情報(メルアドや名前など)を保管する必要があり、ハッキングなどでそれらの情報が外部に漏れてしまうと多くの損害が発生してしまうからです。
予約システム開発を外注するなら、担当者にセキュリティ面について質問することをおすすめます。「不正アクセス防止対策は何を行いますか」「セキュリティ分野に詳しいエンジニアは在籍していますか」など質問し、セキュリティ対策に関する意識レベルを調べます。
予約システムを開発する場合、システムの使いやすさは特にこだわった方が良いです。使いやすさは予約率の向上に直結すると言えるためです。
たとえばお店の予約をする際に、入力事項が多かったり予約ボタンがどこにあるのか分かりにくかったりすると、それだけで予約を止めてしまうユーザーがいます。システムの操作性や情報の分かりやすさ、などを重視してシステム開発を行うことが大切です。
高品質な予約システムを準備しても、ユーザーからの予約が来なければせっかくのシステムが無駄になってしまいます。集客力を高めるための施策にも力を入れることをおすすめします。
SNSなどで商品・サービスの宣伝を行ったり、企画やイベントを行い商品への興味を持たせたり、といった施策を地道に行い、ユーザーを増やしていくことが大切です。
予約システム開発を外注するなら、単に開発を行ってくれるだけでなく、その後の運用やマーケティングに関してもアドバイスしてくれる開発企業を選択するのがベストでしょう。
最後に、予約システム開発を外注する際の企業の選定方法をまとめました。外注する際は次の3つに気をつけて企業を選ぶことをおすすめします。
開発企業によって品質や作業期間には差があります。優秀な開発企業を妥協せず探すことが、システム開発の外注を成功させるポイントです。1つ1つの選択基準について詳しく解説していきます。
開発企業が予約システムやその類似システムの開発にどれだけ携わってきたのか、契約前に確認することが大切です。
開発実績が豊富な企業ならノウハウが蓄積されているため、より良い予約システムに仕上げるためにどんな機能を追加すべきなのか、など具体的なアドバイスをもらうことができます。
また、開発に慣れている分短い納期で対応してくれる可能性が高いです。工数・コストを抑えたい場合も、開発実績が豊富な企業を選択するのがポイントでしょう。
自社と同じ業種・業界をサポートした経験があるか、も重視したいポイントです。
たとえば不動産業界をサポートした経験がある企業の場合、不動産会社でどんなシステムが必要なのかを予め知っており、その知識を持って的確なアドバイスを行ってくれます。
過去どの業者・業界に属する企業をサポートしたのか、ホームページに掲載された実績一覧を見て確認しましょう。ホームページを見てもよく分からない場合は、担当者に直接質問すると良いです。
開発企業と契約する前に見積もり(契約金額やシステムに搭載する機能をまとめた資料)をしっかり提示してくれる企業が望ましいです。見積もりはできるだけ詳細に記載されている方が、安心してその企業と契約できます。
見積もりを確認して疑問点がある場合は、すぐに担当者に質問して解決しましょう。疑問点を放置していると、後で揉める原因になりがちです。たとえば、システム運用・保守の料金は契約金額に含まれるものだと思っていたが、「これは別料金です」と後で言われてしまった、など。
そのため、お互いに疑問点を解消したうえで契約を行うことが大切です。
予約システム開発を外注する際の企業の選び方について紹介してきました。しかし、外注した経験がない場合、企業の技術力などを見極めたうえで選択するのは難しいかもしれません。企業選定に悩んでいる場合、ぜひテクノデジタルにご相談ください。
テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。予約数増加および担当者の業務負担軽減につながる高品質な予約システムを開発することができます。
予約システム開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
本記事では予約システムの開発方法についてまとめました。外注時に気をつけるべきことや開発ポイントなどがお分かりいただけたかと思います。
予約システムを開発する際は、ユーザー・企業双方にとって利便性の高いものに仕上げることが大切です。そのためには、システム開発に関する実績を豊富に備えた優秀な企業に外注する必要があるでしょう。
予約システム開発に関して悩みや疑問点のある方は、ぜひテクノデジタルまでご相談ください。テクノデジタルではコンサルティングから開発までご提供することが可能です。
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