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2022.12.15

マーケティング

マッチングアプリ開発にかかる費用は?必要な機能や依頼するポイント

マッチングアプリ開発に興味があるものの、必要な機能やかかる費用などの情報が得られず、どのように開発を進めていけば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

SNSの普及に伴いネットで他人と知り合うのが当たり前になった昨今、マッチングアプリを利用するユーザーも増えていますが、開発するとなると何から始めたら良いか分からない人がほとんどでしょう。

本記事ではマッチングアプリ開発について解説します。アプリ開発にかかる費用や必要な機能、開発会社に依頼するポイントなどについてまとめました。

本記事を読むことでマッチングアプリ開発に関する疑問が解消でき、開発へと動き出すことが可能です。マッチングアプリ開発に興味がある方はぜひ参考にしてください。

マッチングアプリとは?

マッチングアプリは人と人が出会うためのサービスの総称です。マッチングアプリと聞くと出会い系アプリを想像する方も多いですが、恋愛に限らず趣味やビジネスなど数多くの分野のサービスがあり、それぞれ人気を集めています。

たとえば、リクナビなどの求人サイトもマッチングアプリの1種ですし、空き部屋を貸したい人と泊まりたい人を繋ぐAirbub、仕事を手軽に依頼できるクラウドワークスなども該当するでしょう。

SNSやスマホの普及に伴い、ネット上で誰かと知り合って直接出会う、ことに抵抗が無くなった人も多く、マッチングアプリは近年人気を集めています。そのため、事業の1つとしてマッチングアプリ開発を行う企業も増えています。

消費者庁の資料によると、オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は、2021年に768億円、2026年には1,657億円まで成長すると予測されています。

マッチングアプリ開発・運用にかかる費用相場

マッチングアプリを開発する場合、まず気になるのは「どれ程予算がかかるか」でしょう。そこで、マッチングアプリ開発にかかる費用相場をまとめました。

次の4つの項目に分けて、開発・運用にかかる費用相場を解説します。

  • 開発費用
  • プラットフォーム手数料
  • 運用費用
  • アプリの修正

アプリ開発を行ううえで費用相場を知っておくことは大切です。契約時に開発会社が提示する見積り金額が適正かどうかを判断するには、費用相場を知らないといけないためです。この機会に覚えておきましょう。

開発費用

ッチングアプリ開発にかかる費用は、500万円〜4,000万円程度です。どの程度機能を盛り込むかによって費用は大きく変わってきます。

マッチングアプリは会員登録やログイン機能、メッセージ送信機能、決済機能など必須となる機能が多いです。そのため、どうしても費用は多めにかかってしまうことが多いでしょう。開発期間も1年前後かかる場合があります。

なお、スマホアプリはリリースする際は審査に合格する必要があるのですが、恋愛系のマッチングアプリは「出会い系サイト規制法」を守ったうえでリリースする必要があるため、審査が厳しい傾向があります。

審査を通過するために、未成年利用を拒む機能を付加したり、不適切な言葉を書き込めないようにしたりする必要があり、その分の費用が上乗せされてしまうこともあります。

このあたりの詳細に関しては、実際に開発会社に相談して聞いてみると良いでしょう。

プラットフォーム手数料

スマホアプリをリリースする際は、プラットフォーム(iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Play)の手数料はかかります。手数料は基本的には30%ですが、小規模事業者の場合15%になるなど、プラットフォームによって料金形態が異なる場合もあります。

マッチングアプリ開発を外注する際は、プラットフォーム手数料が提示される見積もりに含まれている場合が多いです。見積もり書に手数料に関する記載がないなら、担当者に手数料込みの金額なのか質問してみましょう。

運用費用

マッチングアプリを運用するには、サーバなどのインフラ設備が必要です。サーバを自社で管理する場合、電気代やデータセンター利用料などのランニングコストがかかります。

また、マッチングアプリにユーザーを呼び込むために、外部サイトなどに広告を出す場合もあるため、その費用も予め計算しておいた方が良いでしょう。

アプリの修正

スマホアプリは開発後も運用・保守を行う必要があります。運用はシステムを安定稼働させるためにサーバの状況管理やログの確認を行うことで、保守はシステムに不具合が生じた際にソースコードを修正するなどの対応を行うことです。

運用・保守はスキルを持った人材が在籍しているなら自社で行うことも可能です。ただ、マッチングアプリの場合、規模が大きくなることが多いため管理業務が増え過ぎてしまう可能性があります。

自社で運用・保守を行うことが難しい場合、マッチングアプリ開発を依頼した開発企業にそのまま運用・保守も依頼することが可能です。運用・保守の外注費用は、1ヶ月で10万円〜20万円程度と考えておくと良いでしょう。

マッチングアプリに必要な機能

ッチングアプリ開発を開発企業に依頼する場合、「どのような機能が欲しいか」「その機能はどれ程の性能を期待するか」などの要望を担当者に伝える必要があります。しかし、何の機能が必須なのか分からない、という方も多いでしょう。

そこで、一般的なマッチングアプリに良くある機能を紹介します。ユーザー側の機能、運営側の機能に分けてそれぞれ紹介するので、機能を考える際の参考にしてください。

ユーザー側の機能

ユーザーが使う求人サイトの機能は次の通りです。

  • 会員登録
  • ログイン・ログアウト
  • 会員情報登録・変更(年齢認証機能などが必要)
  • 退会
  • ユーザーやサービスの検索
  • メッセージ送受信
  • マイページ
  • 決済
  • レビュー・評価
  • SNS連携

運営側の機能

マッチングアプリを構築する場合、運営者がスムーズにサイトの状況確認やユーザー間のトラブル解決などを行えるように、管理機能を実装する必要があります。

運営側が使う求人サイトの機能は次の通りです。

  • ユーザー管理
  • メッセージ内容確認(削除機能などが必要)
  • レビュー・評価内容管理
  • 決済状況管理
  • メルマガ送信
  • 各種ページ更新

マッチングアプリ開発の費用を抑えるには?

本格的なマッチングアプリを開発する場合、1,000万円以上の費用がかかる場合も多いです。しかし、あまり多くの費用をかけたくないという方も多いのではないでしょうか。

こで、マッチングアプリ開発の費用を抑えるポイントを紹介します。ポイントは次の5つです。

  • 小さく作って後で拡張する
  • パッケージ開発を検討する
  • クラウドサービスを活用する
  • 盛り込むべき機能を明確に定める
  • マッチングアプリではなくサイトにする

1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。

小さく作って後で拡張する

マッチングアプリ開発の費用を抑えるには「最初は小さく作る」がポイントです。

マッチングアプリに必要な最小限機能のみを実装し、とりあえず使えるものを最初に作ります。ユーザー数が伸びてきたら機能を追加し、より魅力的なアプリに仕上げていくというやり方です。

マッチングアプリを開発してみたものの、集客が上手くいかず、開発費用を丸々損してしまう可能性もゼロではありません。最初は小さく作っておくと、撤退しても損失を少なくできますし、初期費用も減らすことが可能です。

ただし、後で機能を追加するのは手間と費用が大なり小なりかかります。その辺りも考慮しつつ、バランスよく初期機能を考えていくことが大切と言えるでしょう。

パッケージ開発を検討する

マッチングアプリ開発の費用を抑えたいならパッケージ開発を検討しましょう。パッケージ開発とは既に完成されたシステムを自社用に改良していく手法のことです。

パッケージ開発なら1から構築するよりも費用を抑えることができます。また、開発にかかる工数も減らせるため、早めにリリースしたい場合にもおすすめと言えるでしょう。

ただし、パッケージ開発では自由に機能を追加・修正できないこともあり、アプリのオリジナリティが下がってしまう可能性はあります。費用・工数をできるだけ抑えたいならパッケージ開発、そうでないなら通常の開発がおすすめです。

クラウドサービスを活用する

マッチングアプリを運用するにはサーバなどのインフラ環境が必要ですが、サーバを自社で運用するとランニングコストが多くかかってしまいます。また、サーバ障害などの対応も行わなくてはいけません。

そのため最近では、AWSやGCPなどのクラウドサービスを使う企業が増えています。クラウドサービスと契約すると、サーバやデータベースのリソースを仮想化という技術を使って分け与えてくれるようになります。

クラウドサービスを使えば自社でサーバーを導入しなくても良くなり、ランニングコストはかからずクラウドの利用料金を支払えば良いだけになります。

さらに、クラウドサービスを使う場合、障害時の対応もクラウド提供側で完結させてくれることが多く、障害対応のコストも減らすことができます。

盛り込むべき機能を明確に定める

マッチングアプリ開発を外注する際は、盛り込むべき機能を明確に定めることが大切です。

無駄な機能が多ければ、それだけ費用が増えてしまいます。ジャンルのトレンドやユーザー層などを分析し、「必須機能」「できれば欲しい機能」「自社には必要ない機能」をリストアップしておきましょう。

盛り込むべき機能が分からない場合はテクノデジタルにご相談ください。サービス運営に関する経験・知識を元にアドバイスさせていただきます。

テクノデジタルへのお問い合わせはコチラです。

マッチングアプリではなくサイトにする

マッチングアプリではなくマッチングサイトにするのも選択肢の1つです。

マッチングアプリの場合、App StoreとGoogle Playそれぞれのアプリを作る必要があります。プラットフォームごとに別のプログラミング言語を使って開発する必要があるため、その分開発工数がかかってしまいます。

一方マッチングサイトの場合、1つのサイトを作るだけで良いため開発工数・費用を抑えることが可能です。ブラウザごとに別のプログラミング言語を使う必要もありません。

もっとも、プッシュ通知を送れなくなるなどのデメリットはありますが、費用を抑えるならマッチングサイトに変更するのも良いでしょう。

マッチングアプリ開発を依頼する際のポイント

最後に、マッチングアプリ開発を開発企業に依頼する際のポイントを解説します。次の4つのポイントを意識することで、より高品質でユーザーを呼び込みやすいアプリが完成しやすくなります

  • マッチングアプリ開発の実績が豊富か
  • コンサルタントも行ってくれるか
  • 技術力の高いエンジニアが在籍しているか
  • 開発後のサポート体制は万全か

1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。

マッチングアプリ開発の実績が豊富か

その企業が今までにどれだけマッチングアプリを開発してきたかは調べた方が良いです。

マッチングアプリ開発の実績が豊富な企業ならノウハウが蓄積されているため、どんな機能を盛り込むべきか的確にアドバイスしてくれます。また、開発に慣れているため他企業よりも工数・コストを抑えての開発が可能です。

開発実績は企業ホームページにも掲載されていますし、担当者に直接質問すれば教えてもらえます。

技術力の高いエンジニアが在籍しているか

開発だけでなくコンサルタントも行ってくれるか確認しましょう。

こちらの要望通りに開発するだけでなく、企業課題や市場などからどんなアプリを開発すべきか分析し、必要な機能やアプリの方向性に関して向こうから提案してくれる企業が望ましいです。

応募課金型

技術力の高いエンジニアがどれほど在籍しているかも重要なポイントです。

マッチングアプリを開発するのに適したスキルを持つ人材が多ければ、要望通りかつ高品質なアプリに仕上がる可能性が高くなります。

たとえば、AI機能付きアプリを開発したいなら「人工知能に詳しいエンジニアがいるか」、AWS上でアプリを構築したいなら「クラウドエンジニアが在籍しているか」など、詳しく担当者に質問してみると良いでしょう。

開発後のサポート体制は万全か

開発後のサポート体制が万全かも重要なポイントです。

定期メンテナンスやログの監視、クレーム対応、機能のアップデートなど、運用・保守作業としてやるべきことは多くあります。運用・保守の質が高いサービスは、順調にユーザー満足度を高めていくことが可能です。

運用・保守をどれだけ手厚く行ってくれるかも、契約前に質問して確認することをおすすめします。

マッチングアプリ開発を行うならテクノデジタル

ここまで、マッチングアプリ開発を依頼する際のポイントを解説してきましたが、「どの企業を選択すべきか分からない」方も多いのではないでしょうか。企業選定に悩んでいる場合、ぜひテクノデジタルにご相談ください。

テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。集客力が高くユーザーにとって使いやすい質の高いマッチングアプリをご提供することができます。

マッチングアプリ開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

まとめ

本記事ではマッチングアプリ開発について解説しました。マッチングアプリ開発を依頼する際のポイントや費用相場などがお分かりいただけたかと思います。

マッチングアプリには多くの機能が必要なため、開発料金が高めになる可能性もあります。開発料金を抑えるにはパッケージ開発を選択したり、アプリではなくサイトに変更したり、さまざまな方法があります。

ただ、自社にとってそれらの対応が有効かどうかを判断するには難しいかもしれません。マッチングアプリ開発に関して悩みや疑問点のある方は、ぜひテクノデジタルまでご相談ください。テクノデジタルでは要望や予算に応じた最適な提案をさせて頂きます。


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