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2022.12.19
マーケティングポータルサイト開発の流れとは?必要な機能や外注ポイントについて
ポータルサイト開発に興味があるが、「開発しても成功するか不安」「どの企業に外注すれば良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
ポータルサイトは開発が上手くいけば高い集客効果を得られるサイトです。検索上位に来やすく、多くの利益を得られる可能性があると言えるでしょう。
本記事ではポータルサイトの開発方法について解説します。開発の具体的流れや必要な機能・費用、外注ポイントなどについてまとめました。
本記事を読むことで、ポータルサイトに関する疑問が解決でき、開発準備を整えていくことができます。ポータルサイト開発に興味がある方はぜひ参考にしてください。
ポータルサイトは他コンテンツの入り口として機能するサイトのことです。ポータルはport(港)から派生した言葉であり、港から他の島(コンテンツ)へとユーザーに渡っていくイメージです。ポータルサイトにはさまざまな情報が集約されています。
ユーザーはポータルサイトをブクマしておけば、他の情報に簡単にたどり着けるのがメリットです。その便利さからポータルサイトはアクセスを稼ぎやすいため、検索上位はポータルサイトが大半な場合も多くあります。
検索上位に来ることで、自社を知らない人まで来訪してくれる可能性が高くなり、会社の認知度アップに繋がるメリットもあります。更に、ポータルサイトはアクセスを稼げるため、広告を掲載して収入を得ることも可能です。
ポータルサイトには、特定の地域情報を集約したものなどいくつか種類があり、用途も種類によって異なります。共通しているのはやはり、ユーザーにとって「情報の入り口」になるという点でしょう。
一口にポータルサイトと言ってもさまざまな種類があり、コンテンツ内容やサイトの目的も異なります。ポータルサイトの種類について表でまとめました。自社で作るべきなのはどの種類かを、まず認識しましょう。
次の4つの項目に分けて、開発・運用にかかる費用相場を解説します。
種類 | 意味 | 代表サイト |
---|---|---|
総合型ポータルサイト | 幅広い情報が掲載されているサイト | Yahoo、livedoor |
地域型ポータルサイト | 特定地域の情報を掲載したサイト | 枚方つーしん、エキテン、北海道人、東大阪なび |
業種型ポータルサイト | 特定業種に特化したサイト | SUUMO、ぐるなび、ゼクシィ、ホットペッパー |
社内型ポータルサイト | 自社の社員向けに公開しているサイト | 基本非公開 |
この中で社内型だけは特殊で、用途が他とはまったく異なります。社内型は一般ユーザーではなく社員向けに作られたサイトで、スケジュールやタスクを管理できる機能などが備わっています。
総合型は有名ですが開発には莫大なコストを必要とします。一般的には、ポータルサイト開発と言うと地域型・業種型を開発する場合が多いです。本記事でもこの2種類の開発方法について重点的に解説します。
ポータルサイトに必要な機能について解説します。ポータルサイトを開発する場合、次の3種類の機能を用意する必要があります。
これら3種類にそれぞれ良くある機能をまとめましたので、ポータルサイトにどの機能を追加するか悩んでいる方は参考にしてください。
ユーザーが使うポータルサイトの機能は次の通りです。ポータルサイトといっても幅が広いので、どのタイプでも最低限必要な主要機能のみをまとめました。
ポータルサイトの場合特に検索機能には力を入れた方が良いことが多いです。フリーワードで検索できるだけでなく、カテゴリやタグ名などから絞り込みできる機能が必要な場合があります。
ポータルサイトには、企業側でコンテンツを管理するための機能も必要です。たとえば不動産のポータルサイトでは不動産会社が物件を掲載できる機能を用意しなくてはいけません。
企業が使うポータルサイトの機能は次の通りです。
ポータルサイトをスムーズに運営できるように、運営側の機能も開発する必要があります。運営用の管理画面から不正な書き込みを削除したりコンテンツを更新したりできるようにします。
運営側が使うポータルサイトの機能は次の通りです。
ポータルサイト開発の費用相場は、500万〜2,000万円です。基本的にはサイト規模が大きいほど費用は多くかかります。
ポータルサイトにはコンテンツ登録や決済機能など必要な機能が多く、費用が増えやすい傾向があります。なるべく費用を抑えたい場合は、機能を最小限にして開発したりパッケージ開発を選択したりするのがおすすめです。
パッケージ開発とは、すでに完成されたシステムを自社用に改良する手法のことです。1からシステムを作るわけではないため、開発費用を大幅に削減することができます。
開発費用に関して詳しく知りたい方は、一度開発会社に相談してみると良いでしょう。
ポータルサイトの効果を最大化させるためにも、開発前の事前準備が重要になります。また、開発時に余計な機能を追加して予算をオーバーしてしまわないためにも、事前準備は大切でしょう。
ポータルサイト開発前に行っておきたいのは次の3つです。
1つ1つの事前準備内容について詳しく解説します。
ポータルサイトを成功させるには、まず同業種のポータルサイトをリサーチすることが大切です。たとえば、飲食店の情報をまとめたサイトを作るなら、飲食関連のサイトも調べてみて参考にすべき箇所がないか研究します。
など、あらゆる観点からサイトを分析します。
続いて、ポータルサイトの目的や目標を明確化させます。
目的とは「そのサイトは何のためにあるのか」です。「登録ユーザー数を1万人まで伸ばしたい」「商品の購入数を20%増やしたい」など具体的な数値を絡めた目的にしましょう。
目標とは「どのレベルのサイトを目指すか」です。「月間50万pvを目指す」「広告売上100万円を達成する」など、やはり数値を絡めた目標にすることが重要です。
さらに、サイトのターゲット層も明確に決めましょう。年齢層、性別、職業、抱えている悩み、などターゲットユーザーのペルソナを確定させます。ターゲット層によってサイトデザインや集客方法なども変更する必要があります。
目的・目標・ターゲット層を明確化させることで、ポータルサイトの機能・デザインなどの詳細を詰めやすくなります。また、開発企業と目的などを共有することで、どんなサイトに仕上げるべきかアドバイスをもらえる可能性があります。
続いて、ポータルサイトに掲載するコンテンツを決めます。同業種のサイトも参考にしつつ、差別化を図れるコンテンツを考えることが大切です。
主要コンテンツと関連性が高く、かつ自社に興味がない人も惹きつけられるコンテンツが理想です。
掲載コンテンツが固まったものの成功するか不安な場合、テクノデジタルにもご相談ください。
テクノデジタルではシステム開発だけでなくコンサルタントも行っています。企業課題やサイトの目標を踏まえたうえで、ポータルサイトに掲載すべきコンテンツに関してもアドバイスさせていただきます。
テクノデジタルへのお問い合わせはコチラです。
ポータルサイトは機能が多く自社で開発する場合多くの人材を有するため、開発は外注する場合が多いでしょう。そこで、ポータルサイト開発を外注する際の流れについて解説します。
流れを知っておくと開発企業とコミュニケーションを取りやすくなり、開発工数削減にも繋がります。ポータルサイト開発を外注する場合、次の4つの工程に沿って行われます。
1つ1つの工程について詳しく解説していきます。
まず、ポータルサイトにどの機能を付けるか決定する必要があります。この工程は要件定義とも呼ばれており、システム開発の方向性を左右するもっとも重要なものです。
ポータルサイト開発を開発企業に依頼したら、開発企業と何度か打ち合わせを行います。打ち合わせでは、どのような機能が欲しいかヒアリングします。開発企業はその内容を元に要件を定義していきます。
要件定義をスムーズに行うためにも、上記で解説した事前準備を行っておきたいです。
続いて、ポータルサイトのデザインを作成します。最初のサイトの骨組みを作ります。
多くの場合、開発会社がワイヤーフレームを使って骨組みを作成するので、イメージとの相違がないか確認しましょう。イメージ通りではない場合、デザインの練り直しを依頼できます。また、要件定義の変更もこの段階なら受け付けてもらえることが多いので、不満点は包み隠さず話すことが重要です。
骨組みが問題なければサイトデザインを作成します。ユーザーにとって使いやすく、何度も来訪したくなるデザインに仕上げることが大切です。
デザイン作成後は、それを元にコーディング・システム構築を行います。
要件定義やデザイン作成をしっかり行えば、この工程にはそこまで時間を有しません。逆に、ここまでの工程を雑に行うと、手戻りが発生してしまうなどして、工数・予算が余計にかかってしまう可能性があります。
システム構築まで完了したらテストを行い、正しく動作するか確認します。テスト工程では最後の仕上げに、受け入れテストを行います。
受け入れテストでは、実際にシステムを使う環境下で実際のユーザー同様の操作を行い、不具合がないか確認します。受け入れテストは基本的に開発発注側が行うテストです。
受け入れテストのやり方などに関して疑問点がある場合、事前に開発企業に質問しておきましょう。
最後に、ポータルサイト開発を外注する際のポイントをまとめました。次の3つのポイントを意識することで、自社の要望に即したサイトを開発してくれる企業を選定できるようになります。
1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
ポータルサイト開発はサイト開発実績が豊富な企業に依頼したいです。実績が豊富な企業なら、ターゲット層やジャンルに即したサイトにするにはどうすれば良いのか、しっかり提案を行ってくれます。
開発企業やWeb制作会社のほとんどは、サイトに過去の制作実績を掲載しています。制作実績から「ポータルサイトの経験はあるのか」「同業種を支援した経験はあるのか」などを確認しましょう。
ポータルサイト開発を外注する際は、単に開発を行ってくれるだけでなく、その後の運用・保守も行ってくれる企業を選択した方が良いです。
サイトは開発して終わりではなく、稼働し続けられるようにメンテナンスを行ったり、利便性が向上するように改良したりする必要があります。運用・保守は自社で行っても良いですが、ポータルサイトの場合規模が大きいため、運用・保守に多くの時間を費やす必要があるため、開発企業に運用・保守も依頼した方が良いでしょう。
運用・保守はどれほど手厚く行ってくれるのか、契約前に担当者に確認しておくことが大切です。
集客に関するアドバイスをどれ程行ってくれるか、も確認すべきポイントです。
ポータルサイトはサイトの使いやすさも大切ですが、ユーザーを呼び込むための集客・広告にも力を入れる必要があります。集客に関する知識がなくて上手くいかず、目標とする売上に届かないことは多いです。
単に開発を行ってくれるだけでなく、ユーザーを呼び込むために何の施策を行うべきか、など具体的アドバイスを行ってくれる開発企業が望ましいでしょう。
ここまでポータルサイト開発を外注するポイントを解説してきましたが、「自社に合う企業かどうか見分けるのは難しい」という方もいるのではないでしょうか。
企業の選定に悩む場合、ぜひテクノデジタルにご相談ください。テクノデジタルは企画から開発、運用保守まで一貫して提供できるシステム開発会社です。ユーザビリティが高くユーザーが定着しやすいポータルサイトをご提供することができます。
ポータルサイト開発を検討している方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
本記事ではポータルサイト開発について解説しました。ポータルサイトのメリットや開発方法などがお分かりいただけたかと思います。
ポータルサイトは高い効果を発揮してくれる可能性があるサイトです。だからこそ、開発企業の選定が重要になります。言われた通りに開発するだけでなく、効果を最大化できるようにサイト制作や運用に関するアドバイスを行ってくれる企業が望ましいでしょう。
ポータルサイト開発に関して相談したいことなどありましたら、ぜひテクノデジタルまでご相談ください。テクノデジタルでは要望や予算に応じた最適な提案をさせて頂きます。
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