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2015.08.18

インフラ

AWS_EC2インスタンスのリタイア予告と対応

こんにちは、JTです。

【内容サマリ】

AWSよりインスタンスのリタイアに関するメールが届いた場合、ルートデバイスがEBSであればstopped→起動でOK。

■以下のタイトルのメールが届きました。

[Retirement Notification] Amazon EC2 Instance scheduled for retirement [AWS Account: xxxxxxxxxxxx]

 

■本文抜粋

We have important news about your account.  EC2 has detected degradation of the underlying hardware hosting one or more of your Amazon EC2 instances in the ap-northeast-1 region. Due to this degradation, your instance(s) could already be unreachable. Running instances will be stopped or terminated after 12:00AM UTC on 2015-xx-xx. The affected instances are listed below:
<EC2インスタンスのID>
(中略)
How does this affect you?

* If your instance’s root device is an instance store volume, the instance will be terminated after the specified retirement date. When the instance is terminated, all data stored on the instance store will be deleted and can’t be recovered. Depending on the nature of the hardware degradation, you may be able to connect to your instance and migrate any data from instance store volumes. Unfortunately, in the case of disk failure the instance store data cannot be recovered.
* If your instance’s root device is an EBS volume, the instance will be stopped after the retirement date, and you can start it again at any time.

こちら(AWS documentation)の「インスタンスのリタイア」によれば、「基盤のハードウェアで回復不可能な障害が検出され」た場合に発生するとされています。

■リタイアが予定されているインスタンスの管理

・予定されるリタイア日を待ちます – その日になるとインスタンスが停止します

・または、リタイア日の前に自らインスタンスを停止します。インスタンスはいつでも再び開始することができます。

 

 【確認】

該当のインスタンスを確認すると、

このインスタンスは、xx 時間 x 分 前 以降到達不能になっています。
リタイア: このインスタンスは 20xx年x月xx日 9:00:00 UTC+9 後にリタイアが予定されています。

とあり、リタイア待ちになっていることを確認。

 

【対応について】

メールを読む限り
・root deviceが(EBSでなく)インスタンスストアボリュームの場合は、シャットダウン後データが失われる
・root deviceがEBSの場合は、retirement date以降に停止されるので、再起動すればよい。
※ルートデバイスの種類については
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/RootDeviceStorage.html
を参照のこと。

■ルートデバイスについて確認
[AWSマネジメントコンソール]-[EC2]-[インスタンス]より、メールで通知されたインスタンスを選択

>このインスタンスは、xx 時間 x 分 前 以降到達不能になっています。
>リタイア: このインスタンスは 20xx年x月xx日 9:00:00 UTC+9 後にリタイアが予定されています。

画面下ペインに表示される「ルートデバイスタイプ」を確認。

ebs_check
→今回はebsであった。

停止(shutdown -h now)→再起動を行えばよい模様。
→リタイア期日前に再起動を行い、問題が回避されるかどうか確認します。

stoppedになったのを確認
→[アクション]-[インスタンスの状態]-[開始]

以上でリタイア待ち状態は解消されました。


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