2024.11.14
いまさらNode.jsを知ろう~環境構築も~
2019.09.11
インフラAWS Inspector使ってみた
JTです。
この記事では、AWS Inspectorについて、公式手順を参考に、「とりあえず動かすところ」までを目標にして書いています。
■公式手順
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/inspector/latest/userguide/inspector_installing-uninstalling-agents.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/inspector/latest/userguide/inspector_rule-packages.html
1)エージェント導入
監視対象サーバにエージェントを導入
mkdir /usr/local/src/inspector
cd /usr/local/src/inspector
wget https://inspector-agent.amazonaws.com/linux/latest/install
sudo bash install
2)評価ターゲットを作成する
[Amazon Inspector]-[評価ターゲット]→[作成]
名前 inspector-test
All Instances ブランク(初期値)
Use Tags
例)
キー Inspector
値 yes
Install Agents チェックON( Install the Amazon Inspector Agent on all EC2 instances in this assessment target.)
上記内容で[保存]
※All Instancesにチェックを入れれば、エージェントが入っているすべてのインスタンスに対して実行可能
※Use Tagsを設定すれば対象のインスタンスを絞り込むことが可能
3)評価テンプレートを作成する
[評価テンプレート]-[作成]
名前 amazon-linux2-test
ターゲット名 inspector-test(上記で作成したターゲット名を選択)
ルールパッケージ Common Vulnerabilities and Exposures-1.1 を選択(翻訳:一般的な脆弱性と曝露)
所要時間 1時間(推奨)
SNS トピック ブランク
タグ ブランク
結果に追加された属性 ブランク
Assessment Schedule 7 ←繰り返し行う場合は間隔を記載
上記内容で[作成]
4)評価を実行
[評価テンプレート]-[実行]
→作成した評価テンプレートを選択して[実行]
→1時間で設定したので、1時間待ちます。
5)実行結果を見る
[結果]
→今回はCommon Vulnerabilities and Exposures-1.1ルールを適用したので、CVEの識別番号付きリストが表示される
※評価ルールパッケージについては以下をご参照ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/inspector/latest/userguide/inspector_rule-packages.html
■重大度について
[High]
このセキュリティ上の問題は緊急事態として対応し、直ちに改善を実施することをお勧めします。
[Medium]
次の可能な機会 (たとえば、次のサービスの更新中) にこの問題を修正することをお勧めします。
[Low]
将来のサービスの更新の一部として、この問題を修正することをお勧めします。
[Informational]
この情報に留意するか、これを使用して評価ターゲットのセキュリティを改善することができます。
■料金について
「実行対象」 × 「実行回数」 × 「利用料」
参考)クラスメソッド様の記事(お世話になっております)から:
https://dev.classmethod.jp/articles/inspector_price_details/
【その他参考サイト】
https://dafukui.hatenablog.com/entry/2019/03/03/232211
https://dev.classmethod.jp/referencecat/aws-inspector/
https://hacknote.jp/archives/41070/
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