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2016.11.17

インフラ

さくらのクラウドでディスク容量を拡張するときの手順

さくらインターネットのロゴ

JTです。
さくらのクラウドでディスク容量を拡張しようとしたらハマったので以下にメモしておきます。

【問題】
・100GBのディスクのアーカイブをもとに500GBのディスクを作成してみたところ、領域が拡張さてれなかった。

df -h

Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/vda2 95G 7.5G 83G 9% /
tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm

lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sr0 11:0 1 1024M 0 rom
sr1 11:1 1 1024M 0 rom
vda 252:0 0 500G 0 disk
|-vda1 252:1 0 4G 0 part [SWAP]
`-vda2 252:2 0 96G 0 part /

こんな感じ。500Gのうち100Gしか使われていない。

【原因】
アーカイブからそのまま(ディスクサイズ以外は何も修正せずに)起動しただけでは拡張されない。
以下がポイント
・アーカイブのタグ「@size-extendable」をつける
・アーカイブからディスクを作成する際、ホスト名にアーカイブを取った元ホスト名と同じものをつける

【詳細】
さくらのナレッジに紹介されている手順

http://knowledge.sakura.ad.jp/knowledge/5970/

に従えば問題ない。以下引用は上記より。

サーバをシャットダウンしてアーカイブを取得

 「アーカイブソース」にtest01のディスクを選択し、タグに「@size-extendable」を付け、右下の「作成」をクリック

アーカイブのタグに「@size-extendable」をつける必要がある。
試しに同じアーカイブで、このタグを外してから同じ手順でディスクを作成してみたところ、ディスクサイズの修正は行われませんでした。

アーカイブからディスク作成
[ディスク]-[+追加]-[アーカイブ選択]
・先ほど作成したアーカイブを選択し、ディスクサイズを500GBにする。
・接続先サーバに元のサーバを指定
・ホスト名にアーカイブを取った元ホスト名と同じ名前を入力する。
こちらは

(さくらのクラウドのディスク修正機能を使用してパーティション拡張を行うための仕様です)。

とのこと。ディスクに名前等をつけたら、右下の「作成をクリックし、ディスクを作成します。

旧ディスクをサーバから取り外し
サーバ起
省略

ディスク容量の確認
df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/vda2 489G 7.5G 456G 2% /
tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm

以上、ちゃんと用意されたドキュメントは読みましょうという話でした。


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