2024.11.14
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2024.04.18
インフラIaCのいいところ・つらいところ勉強会
こんにちは。テクノデジタルでインフラを担当しています、Mです。
自分の所属している部署では今年から毎月の定例会で技術的な情報共有を目的にしたゆる勉強会を実施しています。本記事では前回取り扱われた、IaC(インフラストラクチャ アズ コード)についての発表の様子を紹介します。
とりあえずAnsibleでサーバ構成のテンプレート化から経験を積んでいこうぜ(;´∀`)
インフラ業界で流行りかけた気がする「Inflastracter as Code」が改めてどうなんだ?ということで勉強会のテーマに取り上げられました。(ちなみに毎回のテーマは主催である私、Mが独断と偏見で決定しています。)
IaCプラットフォーム(ツール+インフラを管理するシステム)として最も有名なのはTeraformでしょう。マルチプラットフォームに対応しているので、これ一つ覚えるだけでAWS、GCP、AzureをはじめとしてCloudFrareやIBMCloudなど、さまざまクラウドプラットフォームの構築をコードで管理できるようになります。ちなみに近年、Teraformのライセンスの変更によって発生したフォークであるOpenTofuというLinuxFoundationが管理するOSSプロジェクトが正式リリースされていたりします。
他にもAWSにはCloudFormation、GCPにはCloud Deployment Manager、そしてAzureにはAzure Resource ManagerというネイティブサポートのIaCプラットフォームが用意されています。(ちなみに私も直近でCloudFormationを使用してスマートフォンアプリ用APIクラスタのインフラ構築を担当したりしていましたが、Yamlで構成を記述する関係で、例えばホストするVMの初期設定でちょっとしたシェルを実行したい場合など、構文エラーに悩まされることが多い印象でした。JSONで書く場合ではキーも値もすべて明確に文字列として記述しなければいけないので、こういうことは少ないかもしれません。読みやすいのはYamlの方なんですがね)
と、まあ、こんな感じで「そもそもIaCとは何ぞや?」という紹介から勉強会は始まりました。
次に、発表者が参考にしたブログなどを見ながら、現在までのIaC使用感から「我々がどういう使い方をしていけばいいのか」という議論に発展しました。
Teraformなどを業務で使用したことのあるメンバーにも意見を聞きつつ、自分たちの部署、また全社的にIaCの導入推進を行っていくにはどいうメリット、デメリットがあるかを話し合う感じです。
メンバーの感想には賛否両論ありましたが、最終的な結論は以下のようになりました。
この勉強会の主目的は、知識のアップデートですが、今思うと「Ansible」と「Teraformなど」ではターゲットのスケールが全く異なるのに、同じステージ感で議論することになってしまったのはちょっと残念だと思っています。
クラウドネイティブのシステム開発を行うときは、インフラエンジニアが従来のモノシリックな構成で意識していた耐久性や安定性主体の視点から、一気にサービスレベルまで拡張されないとシステム設計が立ち行かないと思っているので、次回の勉強会からはそういった視点での議論もできるようになっていきたいですね。
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