メニューを閉じる

テクノデジタルグループ

メニューを開く

2024.10.25

AWS

CDKテンプレートを無料で試行錯誤する為にAWSのエミュレータをインストールした

初めに

こんばんにちわ。暑さやわらぎCDKの勉強がはかどる今日この頃、皆様お元気でしょうか。

はい、今回は表題通り。前回「こんなの作りましたよ」とあげたプロジェクトテンプレートをアップデートして、Localstackというエミュレータを使用してコスト0でCDKの勉強ができるようにしたので、それについてご報告したいと思います。

Localstackとは?

まず最初に、OSS(つまり無料)のコミュニティー版(無料……)と、拡張機能を搭載(使いたいAWSサービスは大体こっちに入っている)しているPro版(有料)があります。

ECSとかRDSとかをエミュレートしたい場合はPro版を買ってください。

2024年10月時点の個人開発サブスクリプション料金は月額$35(同日の為替で約5400円)となっています。便利なんですが、ちょっとたけぇ。と思っちゃいますね。

devcontainerに組み込んだよ

事前にDockerやらローカルにバイナリを配置してパスを通すやらがめんどくさいかもしれないので、devcontaineのfeatureでインストールしてみました。

マウント周りがややこしいなぁという印象でしたが、メンバーに試してもらったところ動かせなかった人もちらほらいたので、この設定に関しては要修正といった感じです。

導入の手順は公式を見てください。Docker in Docker/Docker out Dokcerの二通りの設定が載っています。

[公式のインストールガイド](https://docs.localstack.cloud/user-guide/integrations/devcontainers/)

一応ローカルにもインストール

Devcontainerは気軽なような面倒なような、という状態になったのでLocalstack CLIというのとLocalstack Desktopというツールをインストールしてみました。

CLIのほうはWindowsの場合、バイナリをダウンロードしてきて、任意のディレクトリに配置し、パスを通すか。

Pythonでインストールしてパスを通す方法があります。

[インストール方法](https://docs.localstack.cloud/getting-started/installation/)

Localstack DesktopはWingetでインストールできます。

`winget install localstack`とすると、Localstack Desktopがインストールされます。

注意なんですが、Localstack Desktopをインストールしても、Localstackコンテナを起動できるようになりますが、Localstack CLIコマンドを使うことはできませんでした!

これにはちょっと悩まされました。

Vscodeなんかはインストールすると一緒にCLIクライアントもインストールされて`code`コマンドを使えるようになりますが、そこまで優しくはなかったです。

最初にDockerで一発インストールとかをやっているので、クライアントは別なことに気付かなかったんですね。

ちなみにDesktopから起動したLocalstackコンテナをCliクライアントで認識することもできませんでした。逆はできました。なんでだろう……。

まあ、難しいことはおいおい考えることにして、これで無料でCDKの試行錯誤ができるようになったので、PDRサイクルをぶん回していこうと思います。

参考

無料版で使用できるサービスを確認するには、Localstack DesktopのResouce Brouserが便利です。


【記事への感想募集中!】

記事への感想・ご意見がありましたら、ぜひフォームからご投稿ください!
  • こんな記事が読んでみたい、こんなことが知りたい、調べてほしい!という意見も募集中!
  • いただいた感想は今後の記事に活かしたいと思います!

感想フォームはこちら


【テクノデジタルではエンジニア/デザイナーを積極採用中です!】

下記項目に1つでも当てはまる方は是非、詳細ページへ!
  • 自分でアプリを作ってみたい
  • ITで世の中にワクワクを生み出したい
  • 使いやすさ、デザインにこだわったWebサイトを開発したい

採用情報の詳細はこちら


Qangaroo(カンガルー)

  • 徹底した見やすさと優れた操作性で、テストの「見える化」を実現。
  • テストの進捗が見える。開発がスマートに進む。
  • クラウド型テスト管理ツール『Qangaroo(カンガルー)』

【テクノデジタルのインフラサービス】

当社では、多数のサービスの開発実績を活かし、
アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出すインフラ設計・構築を行います。
AWSなどへのクラウド移行、既存インフラの監視・運用保守も承りますので、ぜひご相談ください。
詳細は下記ページをご覧ください。

https://www.tcdigital.jp/infrastructure/

最近の記事