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2017.10.15

開発環境・ツール

さくらクラウドでEthereumをマイニングしてみた

坂東です。

さくらクラウドにEthereumマイニング環境を作れた
の続きです。

さくらクラウドの「4Core 4GB HDD250GB」でminer.start()したところ、Disk I/Oの負荷が100%に張り付きました。
miner.getHashrate()の値は0だったり2桁だったりで、たぶん駄目でしょう。

ディスクをSSDにしたところDisk I/Oは落ち着き、ハッシュレートは0.1Mになりました。おっきい!

>miner.getHashrate()
115811

 

なにかチューニングする要素はあるかなと調べても見つからない。
gethのコマンドラインオプションにキャッシュ指定を見つけ、メモリ使用量は40%以下なので設定してみることにしました。

geth --cache=1024

Disk I/Oが100%に張り付きました。
どういう仕組みかわからないですが、メモリ残が50%切るとgethがディスクアクセスを始める感じ。
オプションは外しました。

 

で3日放置してたんですが、コインはまったく掘れていません。
そもそもハッシュレート0.1Mってどれくらいの価値なんだろうと調べると良いサイトがみつかりました。

マイニング計算機

HashRateに「0.1」と入れると、月の採掘コイン数「0.000448 = 16円」と出てきました。
サーバー代は「4Core 4GB SSD250GB」で月15000円なので、大赤字ですね。

一般的にはGPU1枚でハッシュレート25Mぐらい、それを8枚とか挿して200Mでマイニングするようです。
それでも上の計算機に入れると月2万円なので、元を取るのは大変そう…
仮想通貨マイニングのハッシュレート総まとめ

 

元々マイニングで稼ぐつもりはなく、デプロイに必要なコインぐらいは自前で用意できれば程度。
ETHじゃなく最小単位のWeiぐらいはチャリチャリ溜まるものかと思っていましたが、そういうのでも無いようですね。
どこか取引所で少額購入して開発に使うことにします。

おわり。

 

 

 


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