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2021.12.01

開発環境・ツール

【laravel 5.6】【Chromeブラウザ】Google Chrome 80 によるSameSite対応

laravel 5.6 の開発環境にてAPIの返却処理が取得できない事象が発生したことがあります。
原因は下記記事のChromeブラウザのアップデートによる、SameSite対応が必要という事でした。
「Google Chrome 80」が正式リリース

◆前提
laravel5.6 環境での下記ファイルを確認したところ、

vendor/symfony/http-foundation/Cookie.php

const SAMESITE_NONE = ‘none’; の記述が無い事を確認(当時2019年)

※最新のlaravelが反映されている場合は記載されています。
(laravel 5.8.38 では記載されている事を確認)

◆対応内容
①前提で確認したファイルを表示
②上記ファイルに const SAMESITE_NONE = ‘none’を追加
③上記ファイルに 132行目付近の array(self::SAMESITE_LAX,  …処理を下記参考に修正。
array(self::SAMESITE_LAX, self::SAMESITE_STRICT,self::SAMESITE_NONE, null)

◆懸念事項
vendorの改修の為、環境を更新したくない等の一時的な改修となります。
laravelの最新化を行うと、上記記述が自動で記載されているので、
古い環境を維持する際の対応手順かと考えております。

抜本的には、laravelのバージョンを上げる対応が望ましいです。


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