社内の開発ユニット持ち回りで実施している勉強会！
少し遅くなりましたが、総集編として上期で開催されたものをご紹介します。

上期の社内勉強会

現在隔月で開催されている社内勉強会、2024年上期は以下の内容で開催されました。

4月：Springについて
6月：AWS Amplifyで速攻Webアプリケーションをデプロイしよう！
8月：バリューズカードを使ったチーム・ビルディング

4月開催　～Springについて～

弊社開発でも利用されることが多いSpring、正しく理解して使いましょう！ということで、
Springの基礎を学び直す内容でした！

そもそもSpringとは？

「Spring」はJavaのライブラリ開発プロジェクトの総称です。
中核にはSpringFrameWorkがあり、他のライブラリを使用する場合必須になります。
SpringBootやSpringSequrity、SpringData等がライブラリですね。

Springってどういう時に採用する？

この勉強会ではLaravelと比較されていましたが、堅牢なセキュリティを必要とする場合や規模が大きい場合はSpring、市場投入までの速度が求められる場合や規模が比較的小さい場合はLaravel、と規模感やどこに重きを置くかを判断基準にするとのことでした。

実際の勉強会ではSpringの基礎やできることの説明があり、デモを交えた解説を行ってくれていましたよ！

6月開催　～AWS Amplifyで速攻Webアプリケーションをデプロイしよう！～

インフラエンジニアはいらない！？AWS Amplifyで速攻Webアプリケーションをデプロイしよう！
ということで、AWS Amplifyとは？実際に動かしてみよう！という内容でした！

AWS Amplifyとは？

AWS Amplifyとは、Amazonが提供するフルスタック開発プラットフォームです。
Webとモバイルアプリケーションの開発を迅速に行えます。
特徴としては、アプリケーションを動かす環境の自動構築ができることと、自動構築したバックエンドをフロントエンドから使用するためのライブラリやUIコンポーネントを提供しているので連携可能であることがあげられます。

AWS Amplifyのここがすごい！
・ウェブ/モバイルアプリケーションを開発・デプロイ・ホスティングできる
・必要なインフラ環境は適切なAWSサービスから自動構築
・面倒な認証機能も簡単

AWS Amplifyのメリット・デメリット

エンジニアからデザイナーまで幅広く所属する弊社ですが、それぞれの立場から見たメリットがあるそうです。

フロント、バックエンドエンジニア
・短期間でのサービスリリース
バックエンドをあれこれする必要がないのでWebアプリやモバイルのモックを高速で作れる
（料金は使った分のみ！）

インフラ
・システムスケールにおける簡略化
作ったインフラ（例えばAPIGatewayとCognitoの連携等）をエクスポートできる

デザイナー
・AWS Amplifyを超えた連携
作ったデザインが今よりも早く実機（ブラウザやスマホなど）で確認できる

逆にデメリットとしては、リソースをまとめて作成してくれる代わりに使い方に制限があるため、柔軟な構成が求められる際には向かないようです。
こちらの勉強会でも、実際に動かして解説してくれましたよ！

8月開催　～バリューズカードを使ったチーム・ビルディング～

開発ブログでも紹介したことのある「バリューズカード」を題材にして、
チームビルディングを目的にワークショップ形式で開催されました！

チームビルディングとは？

共同作業やグループ協力を指す「チームワーク」とは違い、「チームビルディング」はチーム内の関係性の構築やコミュニケーションの活性化を意図しています。

チームビルディングで重要なことはメンバーの相互理解です。
チームビルディングにより価値観の共有やコミュニケーションコストが下がることで、報連相しやすい環境の構築、人間関係の改善による意欲アップ、アイディアが出やすくなる等の効果が期待されます。
「あの人はこんなことが得意」がわかれば仕事が頼みやすくなりますし、相手の価値観を知ることで相手を尊重しつつ意見を言いやすくなります。

では実際にやってみよう！

バリューズカードはオンラインで行うことができます。
遊び方についてはこちらの記事でご紹介していますので読んでみてください。

テーマは『人生で大切にしている価値観』。
メンバーはランダムで振り分け、オンライン会議ツールで部屋を分けて実施されました！
バリューズカードは手軽にワイワイできるのが良いですね！
メンバーや自分の考え方がわかるので相互理解が深まるチームビルディングにおすすめできるゲームでした。

最後に

上期に実施した勉強会は以上になります。
弊社勉強会はユニットごとに持ち回りで開催されているので、普段の業務で触れない分野の勉強ができるので楽しいです。
下期も既に勉強会は開催されているのでまたご紹介できたらと思います。