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2017.10.31

導入編

MacでのHomebrewチュートリアル

新卒のMです。

Homebrewとは、パッケージ管理ソフトの一つです。
同じパッケージ管理ソフトのyumやapt、MacPortsなどと似ています。

Mac環境でパッケージ管理ソフトを使用する場合、Homebrewは下準備が少なく済む事が利点となります。

基本的なbrewコマンド一覧

brewコマンド 説明
brew install <パッケージ名> パッケージのインストール
brew uninstall <パッケージ名> パッケージのアンインストール
brew remove <パッケージ名> パッケージのアンインストール
brew rm <パッケージ名> パッケージのアンインストール
brew update Homebrewの更新(パッケージを最新化)
brew upgrade インストール済みパッケージの更新
brew list インストール済みパッケージのリスト
brew search <パッケージ名> パッケージの検索指定しなければ全件検索になります。
brew doctor Homebrewの問題確認
brew cleanup 古いパッケージの削除
brew help Homebrewのコマンド確認

試しにHomebrewで「Docker for Mac」を入れてみた

Homebrewはこちらが公式ページとなります。
公式ページ上部のコマンドを打ち込むだけでHomebrewをインストールすることができます。
Homebrewの導入前にXcode Command Line Toolsが必要になるので、XCodeをインストールして初回起動を行うか、こちらのApple Developerのサイトからインストールしましょう。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
brew install cask
brew cask install docker

これだけでDocker for Macのインストールが完了しました。
あとはApplicationsからDockerを起動するだけで利用できます。
Homebrew caskをインストールすることでDockerやGitHub-DesktopやUnity、
evernoteなどのソフトウェアをインストールできるようになります。

パッケージ管理ソフトなので基本的にはこれだけです。
何かトラブルなどでうまくインストールなどができなかった場合はbrew doctorを使用して問題を解決していきましょう。ありがとうございました。

補足とか

Windowsではchocolateyというのがパッケージ管理ソフトとしてあるようです。
Linuxではyum,aptのほかにもHomebrew系としてLinuxbrew(HomebrewのLinux版)があります。

gitにリリースされているものをHomebrewに登録してインストールすることもできるようです。

用語

Formula:パッケージのインストールなどに使うスクリプト。
Cellar:パッケージがインストールされる場所。パスは/usr/local/Cellar/となる。インストール時に/usr/local/bin/にシンボリックリンクが設置される。
Chocolatey:Windows版パッケージ管理ソフト。
Yum:RedHat系のパッケージ管理ソフト。
Apt:Debian系のパッケージ管理ソフト。


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