こんにちは、MTです。
今回は 9/7 ~ 9/8 に開催されたbuilderscon2018に参加してきたので、そのレポートになります。
諸事情により9/8しか参加できませんでしたが、様々なジャンルのセッションが多く楽しめました。
参加したセッション一覧
- 次世代通信プロトコルにおけるセキュリティ・プライバシー保護・パフォーマンス (Security, privacy, performance of the upcoming transport protocols)
- 証券トレーディング業務におけるExcel依存を脱却するプロジェクトで直面した技術的選択とプロジェクト運営の失敗
- ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ
- Using Chrome Developer Tools to hack your way into concerts
- 1日約70万ビルド: DockerとNomadが支えるCI/CDプラットフォーム
個人的に面白かったセッション
全部で5つのセッションに参加し、中でも以下のセッションが個人的に印象に残っています。
- 1日約70万ビルド: DockerとNomadが支えるCI/CDプラットフォーム
1日約70万ビルド: DockerとNomadが支えるCI/CDプラットフォーム
コンテナ管理と言えば、今やKubernetes(以下、k8s)が主流ですが、世の中にはk8s以外にもコンテナ管理ツールが存在します。
CI/CDツールのCircleCI2.0はHashiCorpが提供しているNomadを利用しており、その使用感や運用ノウハウについてのお話でした。
Nomadについて
HashiCorp – Nomad
- ジョブスケジューラである。
- Dockerコンテナ、VM、Javaなどのアプリケーションを管理可能。
- Goで書かれており、SingleBinaryで提供されているためインストール・管理が楽。
- マルチリージョンに対応。
セッション内容
- コンテナ管理はKubernetes(以下k8s)が主流
- ただ、k8sは複雑でDockerしかサポートしていない。
- また、CircleCIは単発のジョブが多いため、コンテナ管理というよりかはスケジューラー寄りなものがマッチしている。
- k8sはサービス管理がメインであるため、Nomadの方がCircleCIにマッチしている。
- 他にもMesos、DokerSwarmなども候補だったが、様々な理由により除外。
- Nomadを運用してみて分かったこと
- SingleBinaryファイルなので、開発環境でも簡単にテストでき、運用・スケールが楽である。
- まだベータ版ではあるが、とても安定している。
- 全然使われてないので、是非使ってほしい
所感
久しぶりにカンファレンスに参加しましたが、知らないことを知れるのはいいですね。
モチベーションアップにもなりますし、何より楽しいです。
土日に開催されるカンファレンスもありますので、今後も参加していきたいと思います。
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