2024.10.01
【勉強】ミドルウェア・アプリケーションのEOL・EOSLについて学んでみた
2018.06.22
導入編ファイル転送システム(PHP自作)の紹介
テクノモバイル B1UのT.Sです。
B1Uはマーケティングがメインで、私自身はマーケティング・プランナーです。
※エンジニアリングやプログラムは素人なので、この分野のことについては
大目に見てやっていただければ幸いです。
今回は大容量無料のファイル転送システム(PHP自作)という視点で、記事を書いてみました。
今回は、「ファイル転送システム(PHP自作)」という話題を取り上げてみる。業種や職種によりますが、一般的に10Mを超えるような容量のファイルをメールに添付して送るケース、送るような業務を行っている人は少ないかと思う。
昔から比べて、メールで大きな容量のファイルを添付して送れるようになってきていたが、”相手が受け取れるか”という問題もあり、大容量ファイルを分割して送ったりしていた人は多かったと思う。ただし「大容量無料ファイル転送サービス」が登場すると、そちらの方か便利なので、同サービスの利用者は増えていった。
大容量無料ファイル転送サービスで有名なのは「宅ふぁいる便」や「おくりん坊」である。
「宅ふぁいる便」のサイトより
「宅ふぁいる便」これまでの歩み”
「宅ふぁいる便」が登場したのは1999年6月です。約20年前ということで以外と歴史はある。そして、「おくりん坊」の登場も同じ時期であった。1999年というと、同年9月にモーニング娘の「LOVEマシーン」が発売されている。1999年当時の内閣総理大臣は自由民主党の小渕恵三氏(故人)で注目されたトレンドや出来事は、以下のとおり。
・コギャル文化が変質し、ヤマンバと呼ばれるファッションが出現
・iモードのサービス開始や携帯電話番号の11桁化開始
弊社でがんばっている若いエンニジアの方々が小学生低学年のころである。
大きなデータで、すぐに思いつくのは画像データ。画像と言えばデジカメ。
しりとりをやっているわけではない。
デジカメは1999年になると有効200万画素になり、その時代はアナログテレビ放送をMPEG-2にエンコードしてDVDに記録できるようになったころでもあった。静止画の200万画素だと、1600×1200ピクセルで、ファイルサイズは約1.2M。
当然、当時200万画素のデジカメは高価なので、一般的ではなかったが複数枚の静止画ファイル(約1.2M)を相手に送る手段としては、CD-Rに焼き郵送する方法しかなく、メールでは大変だった。私はCD-Rで郵送していた。さらに時は過ぎて、初代iPhoneが登場した約8年後の2007年にはYouTubeが登場し、動画ファイルを扱うになってきた。
そのような経緯もあり、動画のファイルのやり取りにおいて「大容量無料ファイル転送サービス」は
とても便利なサービスとして、広く認知されるようになっていった。さらに「大容量無料ファイル転送サービス」は個人やビジネスで広く利用されるようになった。
私も、2010年頃に画像を貼り付けたパワポのファイル(数十MB)にパスワードをつけ「大容量無料ファイル転送サービス」を利用してお客様に納品することがあった。当時は大変便利だったので、頻繁に利用していた。
「大容量無料ファイル転送サービス」で大きなサイズのファイルのやり取りをお客様に対して利用するようになると、ある問題が起き始めた。その問題とは、お客様にとっての機密性が高いファイルの取り扱いの問題であった。つまり、「大容量無料ファイル転送サービス」は、何の契約もない関係ない会社に一時的でもあれ、お客様にとって機密性の高いファイルを渡してしまう危険性をもっているということになる。当然、パスワードの解読などのツールも進化していった。
なので、パスワードがあるからといっても安心というわけではなかった。実際、それを気にして「大容量無料ファイル転送サービス」の利用はNGとするお客様は増えていった。あい変わらず、CD-Rでの郵送は必須であった。私自身、「大容量無料ファイル転送サービス」を提供している会社が悪いことをしているとは思わないが、機密保持契約も結んでいない関係ない会社のサーバーに、お客様の大切なファイルが存在している状況自体が問題ではないかと考えるようになった。
「大容量無料ファイル転送サービス」が利用できなければ、どうしたらよいかと検討した結果、さほどプログラムの知識がなくても、簡易なシステムであれば作れそうなので、それを企業のプライベートサーバーに設定できればよいと考えた。それは2011年のころであった。
当時「自作」したのは、簡易なPHPで作成したもので、以下の4つの構成から成りなっている。
・ファイルアップロード
・保存ファイルをメール送信
・ダウンロードURL取得
・ファイル削除
このファイル転送システムの仕組みは、特定の保管場所へアップロードした後に送り先や送信元、メッセージなどを記入した上で、送り先にダウンロードURLを自動メールできるようになっている。また、操作画面で不要になったファイルの選択・削除が行える。
ファイル転送システムの操作フロー
ファイル転送システムの操作方法
受信者(送り先)へ送信されたファイルの案内メール(自動送信) 一例
以上のように簡単なものではあるが、とりあえず使えるようになった。
※セキュリティのためメールでの送受信ができないように、またアップロードとダウンロードもできないように修正されている。
※パスワードは「1234」
このケースでは「自作」ということで対応したが、「宅ふぁいる便」や「おくりん坊」のレベルで、自社のWEBサーバーに設定可能なオープンソースソフトウェアの「大容量ファイル転送システム」があればよいかとは思う。それは今後に期待したい。
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