デジタルトレンドナビ
システム開発

2024.03.18

楽しく学習できるプログラミングゲーム10選!学ぶ際のポイントも解説

楽しく学習できるプログラミングゲーム10選!学ぶ際のポイントも解説

プログラミングを学ぶ方法のなかには、ゲームアプリで勉強するという方法があります。ゲームなら楽しく学習でき、プログラミング技術がより身につく可能性があるでしょう。


そこで本記事では、スマホやタブレット、PCで学べるプログラミングゲームアプリをご紹介します。そのほか、ゲームでプログラミングを勉強する際のポイントもお伝えするので、プログラミングでゲームを学ぼうと検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • スマホやPCで学べるプログラミングゲームアプリ
  • 英語も一緒に学べるプログラミングゲームアプリ
  • ゲームでプログラミングを学ぶときのポイント

スマホ(タブレット)で学べるプログラミングゲームアプリ3選

スマホ(タブレット)で学べるプログラミングゲームアプリ3選

手軽にプログラミングを学びたいと思っている方は、スマホやタブレットで利用できるゲームアプリがおすすめです。ここでは、スマホやタブレットで学習できるプログラミングゲームアプリを3選ご紹介します。

Tynker

Tynkerは、Swiftというプログラミング言語を学べるゲームアプリです。アメリカ発のアプリなので、基本的に英語表記となっていますが、日本語化されているものを利用することもできます。ゲーム内では、コードをJavaScriptやPythonに切り替えることが可能です。

トライビットロジック

トライビットロジックは、OR・NOT・AND・XORの4つの論理演算を学べるゲームアプリです。パズルゲーム形式で学べるので、楽しみながら論理演算に関する知識を得られるでしょう。

ゲーム内容は、敵であるバグを倒して行くなかで、マスコットキャラクターであるビットロボが論理演算についておよび遊び方を解説します。スマホだけではなく、Switch版も発売されていることから、人気のあるプログラミングゲームであるのがわかるでしょう。

Swift Playgrounds

Swift Playgroundsは、名前のとおりSwiftを学習することができるプログラミングゲームアプリです。Apple社が開発したゲームアプリであり、実際にコードを扱いながらゲーム感覚で楽しめます。

ゲーム内では、プログラミングしたコードでロボットを動かすことができるので、実践のような体験ができる点が魅力です。プログラミングに関する説明部分は、日本語で記載されているので、英語がわからない方に適しています。

PCで学べるプログラミングゲームアプリ5選

PCで学べるプログラミングゲームアプリ5選

本格的にプログラミングを学びたい方は、PCを使って学習できるゲームアプリを活用してみると良いでしょう。ここでは、PCで学習できるプログラミングゲームアプリを5選ご紹介します。

HOUR OF CODE

HOUR OF CODEは、利用者数12億人以上を誇るプログラミングゲームアプリです。難易度がさまざまな教材が豊富にあり、未就学児から利用できるといわれています。学べる内容がたくさんあるので、飽きずに利用し続けられるでしょう。

具体的に学べる内容は、PythonやJavaScript、C++などです。どの教材も1時間程度で学べるので、時間をなかなか確保できない方に適しています。

CodeCombat

CodeCombatは、RPGゲームの形式で各ステージを進めながらプログラミングが学べるゲームアプリです。ステージの数は300以上あり、少しずつレベルアップしながら、プログラミングに関する知識を得ることができます。

学べる内容は、PythonやJavaScript、CoffeeScript、C++などです。好きなキャラクターを選んだり、ステージを進むにつれ身につけられる装備の種類が増えたりと、ゲームとして十分に楽しめる要素がたくさんあります。

ロジックサマナー

ロジックサマナーは、ITエンジニア向けに転職・就職サービスなどを提供しているpaizaが運営するプログラミングゲームアプリです。RPGゲームの形式でプログラミングについて学べ、召喚獣を呼び出すための魔法としてプログラミングを用います。

学べる内容は、JavaやPHP、Ruby、Python2、Python3、Perl、C、C++、C#、JavaScript、Objective-C、Scala、Go、Swift、Kotlinなどです。難易度の高いものまで学べるので、転職や就職活動に活かすためのプログラミングの知識を身につけたい方に適しています。

また、ロジックサマナーでは、プログラミングスキルチェックができるので、自分がどれだけスキルを持っているか可視化できます。具体的には、コードを入力する速度やクオリティがチェック対象です。

Scratch

Scratchは、その名のとおりScratchというプログラミング言語が学べるゲームアプリです。ドラッグ&ドロップでブロックを組み合わせながら学べるので、直感的に操作できるインターフェースとなっています。

ゲーム内では、実際にプログラミングでアニメーションやゲーム、プレゼンテーション、音楽などを作成できます。作成したものは世界中に公開でき、公開された作品はほかの方が遊んだり利用したりすることが可能です。

また、ほかの方が公開している作品を閲覧するだけではなく、プログラムに編集を加えて自分の作品にすることもできます。オンラインコミュニティでは、ユーザー同士で交流できるので、さらにプログラミングに対する理解を深められるでしょう。

子どもを対象に提供されているゲームアプリですが、大人でも十分にプログラミングについて学べます。とくに、プログラミングの基礎から学びたい場合におすすめです。ほとんどマウスのみの操作で完結するので、タイピングに自信がなくても問題ありません。

Viscuit

Viscuitは、小学校のプログラミング教育でも使用されている教材を提供しているゲームアプリです。イラストを描写しながらプログラミングについて学べ、えんぴつやメガネというツールを使ってイラストに動きを与えられます。

具体的には、複数のイラストのずれた部分がアニメーションとして動く仕組みとなっています。幼児向けに提供されているアプリですが、定期的にワークショップイベントが開催されており、大人も一緒にプログラミングについて学べるでしょう。

また、ワークショップイベントのなかには、オンラインで参加できるものも多々あります。イベントの開催地まで足を運ばなくても良いので、開催地から遠方に住んでいる方でも気軽に参加できます。

英語も同時に学べる海外プログラミングゲーム

英語も同時に学べる海外プログラミングゲーム

プログラミングを学ぶ際、英語も学んでおくと、よりスムーズにコーディング技術を身につけられる可能性があるでしょう。ここでは、プログラミングと一緒に英語も学べるゲームを2選ご紹介します。

CheckiO

CheckiOは、PythonやTypeScriptが学べる中級者向けのプログラミングゲームです。ある程度プログラミングの知識を持っている方におすすめのゲームであり、英語への理解力が問われる問題が数々あります。

さらに、数的思考力が問われる問題もあるので、英語を学びながらも高度な知識を得られる点が魅力です。プログラミングに活かせる知識を身につけられ、プログラミングに関わる仕事に転職・就職したい方にも適しています。

CSS Diner

CSS Dinerは、CSSを学ぶことができるプログラミングゲームです。CSSは、ホームページやブログサイトの作成に使われるプログラミング言語であり、サイト作成の技術を身につけたい方におすすめです。

CSSを使いこなすことで、文字の色や大きさを変えたり、画像の表示位置を変更したりできます。CSS DinerでCSSについての知識を身につければ、転職や就活活動などで活かせるでしょう。

また、問題は英語で表記されていますが、初心者でも比較的理解しやすい内容となっています。問題をクリアするごとに英語への理解力を高められ、直感的に操作できるインターフェースが魅力です。

具体的には、動いている食べ物やお皿のタグを指定して進めていきます。特別な操作は必要なく、ゲーム感覚でプログラミングと英語を学ぶことができます。

プログラミングをゲームで学ぶ際のポイント

プログラミングをゲームで学ぶ際のポイント

ゲームでプログラミングを学びたい方は、事前に学習する際のポイントを確認しておくと良いでしょう。ここでは、プログラミングをゲームで学ぶときのポイントを2つご紹介します。

必要なことはその都度調べる

プログラミングをゲームで学びたいときは、コードをすべて覚えようとするのではなく、その都度調べながらコーディングすることがポイントです。プログラミングにかける時間の半分は、調査する時間といわれています。

基本的には、Googleで検索するケースがほとんどで、関連ワードも参考にすると良いでしょう。自分でその都度調べることで、調査能力が向上しやすく、何度も調べることで知識として身につけられます。

また、調査しながらプログラミングを学ぶ際、初心者にわかりやすいサイトをつけておくことがポイントです。専門用語が出現したときは、専門用語一つひとつを調べて、理解を深めていくことが大切です。

英語のスキル向上も大切

プログラミング技術を身につけるには、英語スキルを向上させる必要があります。プログラミングに関する情報量は、日本語よりも英語のほうが多い傾向にあります。場合によっては、英語のリソースを参考にしなければいけないケースがあるでしょう。

英語のスキルが向上すれば、英語で記載されたリポートを読解できるようになります。プログラミングが成功しないときに表示されるエラーメッセージも理解できるようになれば、スムーズに対処できるようになるでしょう。

また、英語のスキルがあれば、数々の企業からIT人材として求められる可能性があります。プログラミングと英語を同時に学べば、転職や就職活動で有利になり、希望の会社で働ける可能性が高まるでしょう。

次にこちらでは、Pythonのできることやメリットを解説します。合わせてご覧ください。

まとめ

まとめ

プログラミングは、アプリを活用するとゲーム感覚で学ぶことができます。スマホで気軽に学べるものもあれば、PCを使って本格的なプログラミング技術を身につけられるものもあります。

ゲームアプリによって、学べる内容やゲームの形式などが異なるので、自分に合ったものを見つけることが大切です。まずは、どのような内容を学びたいのか、現時点での自分のプログラミングのスキルがどれくらいかを理解すると良いでしょう。

また、ゲームでプログラミングを学ぶときは、コードを暗記しようとせずに、必要に応じてその都度調査することがポイントです。英語と一緒に学べるゲームは、今後の転職や就職活動でも活かせると考えられます。

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。