2024.02.21
JavaScriptで文字列を削除する方法
Web開発において、文字列操作は頻繁に行われます。その中でも、不要な文字列を削除する処理は非常に重要です。
このチュートリアルでは、JavaScriptで文字列を削除する3つの方法を解説します。それぞれの方法について、サンプルコードを用いて説明します。
この記事でわかること
- JavaScriptで文字列を削除する方法
- JavaScriptで文字列を削除するサンプルコード
目次
1. replace() メソッドを使う
JavaScriptで文字列を削除する1つ目の方法は、replace() メソッドを使用します。
replace() メソッドは、文字列中の特定の文字列を別の文字列に置き換えるものです。削除したい文字列を空文字(“”)に置き換えることで、削除することができます。
こちら例では、”World!”を空文字(“”)に置き換えることで、”Hello, “という文字列になっています。
// 文字列 const str = “Hello, World!”; // “World!”を削除 const newStr = str.replace(“World!”, “”); // 結果: “Hello, “ console.log(newStr); |
replace() メソッドの注意点
デフォルトでは最初に見つかった文字しか削除されません。すべての特定の文字を削除するには、正規表現とgフラグを使う必要があります。
こちらの例では、正規表現 /o/g を使用することで、すべての”o”を削除しています。
// すべての”o”を削除 const str = “Hello, World!”; const newStr = str.replace(/o/g, “”); // 結果: “Hll, Wrld!” console.log(newStr); |
2. slice() メソッドを使う
slice() メソッドは、文字列の一部を切り出すものです。削除したい文字列の開始位置と終了位置を指定することで、その部分を除いた新しい文字列を作成することができます。
こちらの例では、”World!”の開始位置(7)までの文字列を切り出すことで、”Hello, “という文字列になっています。
// 文字列 const str = “Hello, World!”; // “World!”を削除 const newStr = str.slice(0, 7); // 結果: “Hello, “ console.log(newStr); |
slice() メソッドの注意点
- 開始位置と終了位置を指定する必要があります。
- 負の値を指定することもできます。
3. substring() メソッドを使う
substring() メソッドは、slice() メソッドと似ていますが、開始位置と終了位置の指定方法が異なります。
こちらの例では、”World!”の開始位置(7)までの文字列を切り出すことで、”Hello, “という文字列になっています。
// 文字列 const str = “Hello, World!”; // “World!”を削除 const newStr = str.substring(0, 7); // 結果: “Hello, “ console.log(newStr); |
substring() メソッドの注意点
- 開始位置と終了位置を指定する必要があります。
- 負の値を指定することはできません。
- 2つの引数のうち小さい方を開始位置として解釈します。
まとめ
JavaScriptのreplace() メソッド、slice() メソッド、substring() メソッドは文字列を置換したり、特定の部分を抽出することで、文字列の削除を行います。それぞれの方法の特徴を理解して、状況に応じて使い分けることが重要です。
本記事では、JavaScriptで文字列を削除する3つの方法を解説しました。それぞれの方法を理解して、実際にコードを書いて練習してみてください。
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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