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システム開発

2024.03.07

文字列を思い通りに操る!「string.format」の使い方

文字列を思い通りに操る!「string.format」の使い方

Web開発で欠かせないのが、文字列の操作です。ユーザーにわかりやすく情報を表示したり、データベースにデータを保存したりするためには、文字列を自由に編集する必要があります。

そこで今回は、Pythonの「string.format」という便利な機能をご紹介します。豊富なコード例を参考に、ぜひ使いこなせるようにしましょう!

この記事でわかること

  • string.formatとは?
  • サンプルコード

string.formatとは

string.formatとは

string.formatは多くのプログラミング言語で利用されるメソッドで、特定の書式に基づいて文字列を整形する機能を提供します。

このメソッドは、プレースホルダー(通常は波括弧 {})を用いて文字列内に変数や値を埋め込むことができます。

書式指定文字で文字列を整形

書式指定文字で文字列を整形

「string.format」を使うと、書式指定文字と呼ばれる特殊な文字列を使って、文字列を自由に整形することができます。

例えば、以下のコードでは、名前と年齢を組み合わせて、挨拶の文字列を作成しています。

サンプルコード

Python
# 名前と年齢を変数に格納
name = “田中 太郎”
age = 20

# string.formatメソッドを使って文字列を整形
greeting = “こんにちは、{0}さん。{1}歳ですね。”.format(name, age)

# 整形された文字列を出力
print(greeting)

出力結果

こんにちは、田中 太郎さん。20歳ですね。

このコードでは、以下の書式指定文字を使っています。

  • {}: 変数を挿入する場所を表す
  • {0}: 1番目の変数を挿入する
  • {1}: 2番目の変数を挿入する

このように「string.format」を使うと、変数を好きな位置に挿入したり、文字列に装飾を施したりすることができます。

サンプルコード(文字列の書式指定)

例えば、以下のコードでは、文字列をさまざまな形式で表示しています。

Python
# 文字列を変数に格納
text = “Hello, world!”

# string.formatメソッドを使って文字列を整形
formatted_text = “通常表示: {}”.format(text)

# 整形された文字列を出力
print(formatted_text)

出力結果

通常表示: Hello, world!

まとめ

まとめ

この記事ではPythonのstring.formatメソッドの使い方を紹介しています。このメソッドは文字列のプレースホルダー(波括弧{})に変数や値を埋め込むことで、文字列を簡単に整形できる便利な機能です。例えば、名前や年齢の変数を使って、挨拶の文字列を作成することができます。プレースホルダーは変数の順序を指定するために番号({0}、{1}など)を使用することも可能です。string.formatを使えば、コードをより読みやすく効率的に書くことができるため、Pythonでの文字列操作において非常に有用です。

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。