2024.10.01
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2022.10.21
インフラ【GWS】SMTPサーバー:smtp.gmail.com を利用したメール送信
JTです。以下SMTPにgmailを使う際のちょっとした作業のメモですがお役に立てば。
1)自前で運用しているツール(BitwardenとかMattermostとか)のシステムメール送信を、サーバ腹持ちのSMTPサーバ(Postfixとか)ではなくsmtp.gmail.comを利用して送信したい。
2)送信時のfromアドレスがGWSのユーザ名になってしまうので、no-reply@からの送信としたい。
https://itblogdsi.blog.fc2.com/blog-entry-470.html
SMTPを利用するGoogleアカウント(hogehoge@example.com)にて
[Google アカウントを管理]-[セキュリティ]-[アプリパスワード]で
サービス名を入力して「生成」→16桁の文字列が得られます。
メール送信だけであれば、
– smtp host:smtp.gmail.com
– smtp port:587
– ユーザ名:hogehoge@example.com
– パスワード:16桁のアプリパスワード
で送信可能ですが、このまま使うとメール送信時にhogehoge@example.comからの送信となってしまう(※)ため、よくあるno-reply@example.comからの送信とするため以下の作業を追加で行いました。
※各アプリケーションのシステムメールの設定でReplyToAddressなどにno-reply@example.comを設定すると、メールヘッダのX-Google-Original-From にno-reply@example.comが入って届くようになりますが、この時点ではメールのFromはhogehoge@example.comのままです。
AdminユーザでGoogleWorkspaceを開き、「予備のメールアドレスを追加」
でユーザー(今回はhogehoge@example.com)を指定して続行
今回は予備のメールとして
no-reply@example.com
を登録。
ユーザー(hogehoge@example.com)のGmailの設定ページに行き、
「アカウント」タブのところで[他のメールアドレスを追加]として上記で追加した
no-reply@example.com
を追加します(この時名前はブランクとしています。また「エイリアスとして扱います」はONのままとします)
これで送信されたメールのFromがno-reply@example.comとなりました。
■Bitwarden
global.override.env
globalSettings__mail__replyToEmail=no-reply@example.com
globalSettings__mail__smtp__host=smtp.gmail.com
globalSettings__mail__smtp__port=587
globalSettings__mail__smtp__username=hogehoge@example.com
globalSettings__mail__smtp__password=<アプリパスワード>
■Mattermost config.json
"FeedbackEmail": "no-reply@example.com",
"ReplyToAddress": "no-reply@example.com",
"FeedbackOrganization": "",
"EnableSMTPAuth": true,
"SMTPUsername": "hogehoge@example.com",
"SMTPPassword": "<アプリパスワード>",
"SMTPServer": "smtp.gmail.com",
"SMTPPort": "587",
"SMTPServerTimeout": 10,
"ConnectionSecurity": "STARTTLS",
hotehoge@example.comアカウントのGmail[送信済み]に各種システムメールの送信ログがまとめて入るため、管理が簡単になりました。
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