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2024.05.14

HTMLでの改行:pタグとbrタグの違いと使い方を徹底解説

HTMLでの改行:タグとタグの違いと使い方を徹底解説

HTMLでの改行は、Webページを読みやすく整理する上で欠かせない要素です。しかし、改行のために使用される「<p>」タグと「<br>」タグの違いや、それぞれの適切な使い方を理解しているでしょうか?


本記事では、これらの基本的なタグの使い方から、改行スタイルをCSSで調整する応用的な方法まで、詳しく解説します。
また、改行を行う際の注意点や、読みやすいコンテンツを作成するためのポイントも紹介します。

HTMLでの改行方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • HTMLで改行する基本タグ
  • 「<p>」タグと「<br>」タグの違い
  • 「<p>」タグと「<br>」タグの使い方
  • 「<p>」タグと「<br>」タグを使った例文

HTMLでの改行の重要性

HTMLでの改行の重要性

HTMLでの改行は、Webページの可読性と整理を向上させるために欠かせない要素です。

正しい改行を使用することで、文章の区切りを明確にし、読み手が内容を簡単に把握できるようになります。

例えば、段落ごとに改行を入れることで、テキストがまとまりやすくなり、情報の整理がしやすくなります。改行を使ってリストや箇条書きを作成することで、重要なポイントを強調し、視覚的に魅力的なコンテンツを作成することができます。

また、HTMLでの改行は、デザインの観点からも重要です。適切な改行を使用することで、ページのレイアウトを整え、ユーザーインターフェースを改善することができます。

しかし、改行の使い過ぎはページの見た目を乱すことがあるため、適切なバランスが必要です。このように、HTMLでの改行は、Webページをより使いやすく、見た目にも美しくするために不可欠な要素といえるでしょう。

HTMLで改行する基本タグとその使い方【コード例あり】

HTMLで改行する基本タグとその使い方【コード例あり】

HTMLでの改行には主に「<p>」タグと「<br>」タグが使用されます。「<p>」タグは段落を作成し、自動的に上下に余白が追加されます。

「<br>」タグは単一の改行を挿入し、テキストの途中で使用することができます。これらのタグを適切に使い分けることで、文章の構造を明確にし、読みやすいWebページを作成することができます。

以降では、「<p>」タグと「<br>」タグの特徴とコード例をご紹介します。

pタグ

「<p>」タグは、HTMLで段落を作成するために使用される基本的なタグです。このタグは、テキストを段落単位で区切り、自動的に上下に余白(マージン)を追加することで、読みやすい文章構造を作り出します。

〇具体的な使い方

<p>これは最初の段落です。</p>

<p>これは二番目の段落で、段落間に自動的に余白が追加されます。</p>

〇「<p>」タグの特徴

「<p>」タグの特徴は、大きく以下の3つがあります。

特徴 詳細
自動余白 「<p>」タグで囲まれたテキストは、上下に余白が自動的に追加され、視覚的に区切られます。
ブロック要素 「<p>」タグはブロック要素であり、新しい行から始まり、次の要素も新しい行に表示されます。
テキストのグルーピング 関連するテキストを一つの段落としてグループ化し、内容の構造を明確にすることができます。

上記の特徴を正しく理解し、適切に使用しましょう。また、以下のように「<p>」タグはタグ内に、強調テキストやリンクを敷くためのアンカータグを埋め込むこともできます。

〇「<p>」タグの応用

この段落には<strong>強調テキスト</strong>が含まれています。

この段落には<a href=”#”>リンク</a>が含まれています。

「<p>」タグはHTMLで文章を段落に分けるための基本的なタグであり、コンテンツの構造と可読性を向上させる重要な役割を果たします。適切に使用することで、整理された美しいWebページを作成することができます。

brタグ

「<br>」タグは、HTMLで改行を挿入するために使用されるタグです。このタグを使用することで、テキスト内の任意の位置で改行を行い、段落を分割することなく、次の行にテキストを続けることができます。

〇具体的な使い方

<p>これは一行目です。<br>これは二行目です。</p>

上記の例では、「<br>」タグがテキスト内に挿入されており、その位置で改行が行われています。結果として、一行目と二行目が同じ段落内に存在しながらも、視覚的には別の行として表示されます。

〇「<br>」タグの特徴

「<br>」タグの特徴は、大きく以下の3つがあります。

特徴 詳細
強制改行 「<br>」タグを使用すると、テキストの流れを中断することなく、強制的に改行を挿入できます。
インライン要素 「<br>」タグはインライン要素であり、他のテキストと同じ行に配置されます。
複数改行の制御 複数の「<br>」タグを連続して使用することで、複数行の改行を挿入することができます

「<br>」タグは「<p>」タグのように、ブロック要素ではないため、複数使用や強制的に改行の挿入などもすることができるようになります。

特定の形式を持つテキストを表現する際に便利です。以下の例では、「<br>」タグを使用して、詩の形を表現しています。

〇「<br>」タグの応用

<p>柿くへば<br>鐘が鳴るなり<br>法隆寺<br>正岡子規</p>

上記のコードは、以下の通りに出力されます。

このように適切な箇所に「<br>」タグを挿入することで、詩の形を作ることができます。

〇出力イメージ

柿くへば
鐘が鳴るなり
法隆寺
正岡子規

「<br>」タグはHTMLで改行を挿入するためのシンプルなHTMLタグです。適切に使用することで、テキストのレイアウトを柔軟に制御し、読みやすいコンテンツを作成することができます。

【html 改行】pタグとbrタグの使い分け

【html 改行】pタグとbrタグの使い分け

「<p>」タグと「<br>」タグはどちらも改行ができるHTMLの基本タグのため、使い分けに悩む方も少なくないでしょう。

本章では、「文章構成における役割の違い」と「デザイン上の違いと影響」の観点から、pタグとbrタグの使い分けを解説します。それぞれのタグの特性を理解し、適切に活用しましょう。

文章構成における役割の違い

「<p>」タグと「<br>」タグは、それぞれの使い分けによって、文章構成における明確な区切りと流れを作り出すことができます。

「<p>」タグは段落を形成するために使用され、テキストを論理的な単位に分割します。このタグで囲まれたテキストは、自動的に上下に余白が追加され、新しい段落が始まることを示します。

一方、「<br>」タグは同じ段落内で改行を挿入する際に用いられ、テキストを次の行に折り返しますが、段落としての区切りは生じません。

文章構成において、「<p>」タグは新しいトピックの開始を示し、読者がテキストの流れを追いやすくします。それに対して、「<br>」タグは同じトピックの中で細かい改行が必要な場合、例えば詩や住所など、特定の形式を保持する必要があるテキストに適しています。

適切に使い分けることで、「<p>」タグは文章構成の骨組みをつくり、「<br>」タグは細かいレイアウト調整を可能にします。これにより、読みやすく構造的に整ったWebページを作成することができます。

デザイン上の違いと影響

「<p>」タグと「<br>」タグの使い分けは、ページの見た目とレイアウトを効果的に制御することが可能です。

「<p>」タグは、段落としてのテキストに上下の余白を自動的に追加するため、文書全体の空間を区切り、読みやすさを向上させます。これにより、コンテンツの主要な部分が視覚的に際立ち、ユーザーの注目を引きやすくなります。

また、CSSを使用して「<p>」タグのスタイルをカスタマイズすることで、特定のデザイン要件に合わせた段落の見た目を調整することが可能です。

一方で、「<br>」タグは、段落の中に単一の改行を挿入するため、テキストの途中での改行が必要な場合に役立ちます。特定のフォーマットを維持する際に重要ですが、ページ全体のレイアウトに大きな影響を与えることはありません。

【応用編】HTMLでの改行方法

【応用編】HTMLでの改行方法

HTMLでの改行には、「<p>」タグと「<br>」タグを単一で使用する以外にも応用的な方法があります。

複数の改行タグの組み合わせや、CSSを用いた改行スタイルの調整など、さまざまな手法で、より複雑なレイアウトやデザインを実現できます。

本章では、HTMLでの改行方法として、「複数の改行タグを組み合わせる場合」、「CSSを用いて改行スタイルを調整する場合」を紹介します。

複数の改行タグを組み合わせる場合

複数の改行タグを組み合わせることで、HTML文書における改行の柔軟性を高めることができます。

例えば、「<p>」タグと「<br>」タグを併用することで、段落の中で特定の場所にのみ改行を挿入し、他の部分では段落としての余白を保持することが可能です。

〇使用例

<p>この段落には<br>特定の場所でのみ<br>改行が挿入されています。</p>
<p>次の段落では、通常通りの余白が適用されます。</p>

この例では、最初の段落内に「<br>」タグを使用して改行を挿入していますが、段落全体としては「<p>」タグで囲まれているため、上下に余白が適用されます。これにより、特定の部分でのみ改行を行いつつ、段落としての整合性を保つことができます。

〇出力イメージ

この段落には
特定の場所でのみ
改行が挿入されています。


次の段落では、通常通りの余白が適用されます。

複数の改行タグを組み合わせる際には、文書の構造とデザインのバランスを考慮することが重要です。適切なタグの組み合わせを用いることで、読みやすく、見た目にも美しいコンテンツを作成することができます。

CSSを用いて改行スタイルを調整する場合

CSSを用いて改行スタイルを調整することで、HTML文書のデザインとレイアウトをより細かく制御できます。例えば、段落の間隔や改行の高さを調整することで、テキストの可読性を向上させたり、特定のデザイン要件に合わせたりすることが可能です。

以下は、CSSを使用して改行スタイルを調整した例です。

〇CSSを使用した改行スタイルの調整

CSS
p {
margin-bottom: 20px; /* 段落間の余白を調整 */
}

.line-break {
line-height: 1.5; /* 改行の高さを調整 */
}
HTML
<p>この段落の下には余白が追加されています。</p>
<p class=”line-break”>この段落では<br>改行の高さが調整されています。</p>

この例では、段落間の余白をmargin-bottomプロパティで調整し、特定の段落の改行の高さをline-heightプロパティで調整しています。CSSを利用することで、HTMLタグだけでは難しい細かいスタイル調整が可能になり、より洗練されたWebページのデザインを実現できます。

CSSを用いた改行スタイルの調整は、Webページの全体的な見た目と一貫性を保ちながら、特定の部分のレイアウトをカスタマイズする際に有効です。

HTMLで改行する際の注意点

HTMLで改行する際の注意点

HTMLで改行を行う際にはいくつか注意点があります。特に過剰な「<br>」タグの使用や、改行タグによるレイアウトの調整は避けるべきです。

また、適切なマークアップを心がけ、コンテンツの構造とデザインのバランスを考慮することが重要です。以降では、HTMLで改行する際の注意点と対策について紹介します。

brタグの連続使用とその対策

「<br>」タグの連続使用は、HTML文書の可読性やテクニカルSEOに影響を与えるため、避けるべきです。連続した「<br>」タグは、適切なマークアップではなく、レイアウト調整のための不適切な手段と見なされることがあります。

対策としては以下の方法があります。

対策 詳細
段落の使用 改行が段落の区切りを意味する場合は、「<p>」タグを使用して新しい段落を開始するべきです。これにより、文書の構造が明確になります。
CSSの利用 レイアウト調整が必要な場合は、CSSを使用してマージンやパディングを調整することを検討してください。これにより、HTMLとスタイルの分離が保たれます。
意味のあるマークアップ 「<br>」タグの代わりに、リストや見出しといった意味のあるマークアップを使用して、文書の構造を表現する。

アクセシビリティの向上や、保守のしやすさからも、「<br>」タグの連続使用を避け、適切なマークアップとスタイルの使用を心がけるようにしましょう。

改行タグでのレイアウト調整の避け方

改行タグでのレイアウト調整も、テクニカルSEOとアクセシビリティに悪影響を与えるため、避けるべきです。そこで、レイアウトの調整には、CSSを活用することが推奨されます。

レイアウト調整の避け方 詳細
CSSの利用 レイアウトの調整には、マージン、パディング、ボーダーなどのCSSプロパティを使用してください。これにより、HTML文書の構造とスタイルを分離し、メンテナンスが容易になります。
フレックスボックスやグリッド レイアウトをより柔軟に制御するために、フレックスボックスやグリッドといったCSSのレイアウトモデルを活用してください。これにより、複雑なレイアウトも簡単に実現できます。
適切なHTML要素の選択 レイアウトの目的に合わせて、適切なHTML要素を選択してください。たとえば、リストを作成する場合は「<ul>」や「<ol>」を使用し、セクションを分ける場合は「<div>」や「<section>」を使用します。
レスポンシブデザイン レスポンシブデザインの原則に従って、異なるデバイスや画面サイズに対応するレイアウトを設計してください。メディアクエリを使用して、特定のブレークポイントでスタイルを調整することができます。

改行タグでのレイアウト調整を避け、CSSを活用することで、より美しく、アクセスしやすいWebページを作成することができます。

その他の注意点

前述した以外にも、HTMLで改行する際の注意点はいくつかあります。その一例を以下で紹介します。

注意点 詳細
意味のあるマークアップ 改行を行う際には、文書の構造を考慮し、適切なHTML要素を使用することが重要です。たとえば、見出しやリストなど、コンテンツの意味に合ったマークアップを行うことで、アクセシビリティやSEOにも貢献します。
改行の過剰な使用の避け方 改行を過剰に使用すると、テキストが断片化し、読みにくくなる可能性があります。改行は必要な場所でのみ使用し、段落やセクションを適切に区切ることで、コンテンツの流れを保持してください。
スクリーンリーダーへの配慮 スクリーンリーダーを使用するユーザーにとって、改行は文章の区切りとして認識されます。不必要な改行は、スクリーンリーダーによるテキストの読み上げに影響を与えるため、注意が必要です。
モバイルデバイスへの対応 モバイルデバイスでの表示を考慮して、改行を適切に使用することが重要です。画面サイズが小さいデバイスでは、改行によってテキストが意図しない形で折り返されることがあるため、レスポンシブデザインの観点からも検討が必要です

これらの注意点を踏まえ、改行を行う際には、文書の構造、ユーザーのアクセシビリティ、デバイスの互換性などを考慮することが重要です。

適切な改行で読みやすいコンテンツを作成する

適切な改行で読みやすいコンテンツを作成する

HTMLでの改行は、Webページの読みやすさと整理を向上させるために不可欠な要素です。

当記事では、「<p>」タグと「<br>」タグの基本的な使い方と、それらの適切な使い分けについて解説しました。また、CSSを用いた改行スタイルの調整や、複数の改行タグを組み合わせる応用的な方法についても紹介しました。

適切な改行を行うことで、テキストの構造が明確になり、読み手がコンテンツを理解しやすくなります。

特に、「<p>」タグは段落の区切りを示し、自動的に余白を追加することで、文章の流れを整える役割を果たします。一方、「<br>」タグは同じ段落内での単一の改行に使用され、詩や住所など、特定の形式を維持する必要がある場合に便利です。

しかし、改行を行う際には、過剰な「<br>」タグの使用や、改行タグによるレイアウトの調整を避けることが重要です。この場合、文書の構造やテクニカルSEOへの悪影響につながる可能性があります。

その代わりに、CSSを活用してレイアウトを調整し、意味のあるマークアップを心がけることで、美しく読みやすいコンテンツを作成することができます。

HTMLでの改行は、適切に使用されることで、Webページの可読性と整理を大きく向上させることができます。それぞれのタグの特性を理解し、適切な使い分けと調整を行うことで、ユーザーにとって魅力的でアクセスしやすいコンテンツを作成することが可能です。

投稿者

  • 中里 優一

    WEB制作全般、システム開発において企画提案から実装〜運用運用まで一貫して携わる。 EC、CMS構築に豊富な実績を持つWEB制作のエキスパート。