2024.05.28
Javaでインターフェースを実装する「implements」の使い方
Javaでインターフェースを実装する際、「implements」キーワードは必須です。
しかし、初心者にとって「implements」が何なのか、どのように使うのか理解するのは難しい場合があります。
本記事では、豊富なコード例と図解を用いて「implements」キーワードを徹底解説します。
インターフェースとimplementsキーワードの仕組みを理解し、実際にコードで使いこなしましょう!
この記事でわかること
- インターフェースの概要
- implementsキーワードの使い方
- インターフェースのメリット
目次
インターフェースとは?
インターフェースは、クラスがどのような動作(メソッド)を持つべきかを定義したものです。具体的な処理内容は定義せず、メソッドの型と引数のみを宣言します。
下記のインターフェース Animal は、speak() と eat() という2つのメソッドを持つことを宣言しています。
interface Animal { void speak(); void eat(); } |
implementsキーワードの使い方
implementsキーワードは、クラス定義の後に記述します。実装するインターフェース名をカンマ区切りで列挙します。
public class MyClass implements MyInterface { // MyInterfaceで定義されたメソッドを実装する } |
インターフェースを実装するメリット
インターフェースを実装することで、以下のメリットを得られます。
- コードの再利用性向上
インターフェースによって共通の動作を定義することで、コードの重複を減らすことができます。 - 保守性の向上
インターフェースによってコードの構造を明確にすることができます。 - 拡張性の向上
インターフェースによって新しい機能を追加しやすくなります。
サンプルコード
以下は、インターフェースを実装して動物の鳴き声を表現しています。
インターフェースの作成
public interface Animal { String makeSound(); } |
インターフェースの実装
public class Dog implements Animal { @Override public String makeSound() { return “ワンワン”; } } public class Cat implements Animal { @Override public String makeSound() { return “ニャーニャー”; } } |
インターフェースを利用する
public class Main { public static void main(String[] args) { Animal dog = new Dog(); System.out.println(dog.makeSound()); // ワンワン Animal cat = new Cat(); System.out.println(cat.makeSound()); // ニャーニャー } } |
まとめ
implementsキーワードは、インターフェースを実装してコードの再利用性、保守性、拡張性を向上させるために使用されます。
初心者にとって最初は難しいと感じるかもしれませんが、インターフェースを使いこなすことで、よりスマートなコードを書くことができます。
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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