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システム開発

2024.05.28

Java「contains」を使って文字列やリスト内の要素の存在確認

Java「contains」を使って文字列やリスト内の要素の存在確認

Javaの「contains」メソッドは、文字列やリスト内の特定の要素が含まれているかどうかを簡単に確認できる便利なツールです。初心者にとって、コードの理解やデバッグを容易にするだけでなく、コードの簡潔化にも役立ちます。


本記事では、「contains」メソッドの使い方を、初心者でもわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること

  • containsメソッドの概要
  • containsメソッドのサンプルコード
  • containsメソッドを使用する際の注意点

containsメソッドとは

containsメソッドとは

containsメソッドは、Java標準ライブラリに用意されている便利なメソッドです。このメソッドを使用することで、以下のメリットを得ることができます。

  • コードの簡潔化
    複雑なループ処理を記述することなく、データの存在確認が可能です。
  • 処理速度の向上
    高度なアルゴリズムを用いて効率的に検索を行うため、処理速度が向上します。
  • 読みやすさの向上
    コードの意味が直感的に理解しやすくなり、保守性の高いコードを作成できます。

containsメソッドの仕組み

containsメソッドは、引数として渡された要素と、対象となるオブジェクト内の要素を比較し、一致するかどうかを判定します。一致した場合、trueを、一致しない場合、falseを返します。

containsメソッドを使ったサンプルコード

containsメソッドを使ったサンプルコード

文字列でのcontainsメソッド

文字列におけるcontainsメソッドは、部分一致検索に使用できます。

例えば、以下のコードは、「Hello, world!」という文字列の中に「world」という文字列が含まれているかどうかを判定します。

String str = “Hello, world!”;
boolean containsWorld = str.contains(“world”);

if (containsWorld) {
System.out.println(“文字列 ‘world’ が含まれています”);
} else {
System.out.println(“文字列 ‘world’ が含まれていません”);
}

このコードは「文字列 ‘world’ が含まれています」と出力します。

リストでのcontainsメソッド

リストにおけるcontainsメソッドは、リスト内の要素が含まれているかどうかを判定します。

例えば、以下のコードは、リストの中に数値「3」が含まれているかどうかを判定します。

List list = Arrays.asList(1, 2, 3, 4, 5);
boolean containsThree = list.contains(3);

if (containsThree) {
System.out.println(“数値 3 が含まれています”);
} else {
System.out.println(“数値 3 が含まれていません”);
}

このコードは、「数値 3 が含まれています」と出力します。

containsメソッドの注意点

containsメソッドの注意点

containsメソッドを使用する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 大文字と小文字
    containsメソッドは大文字と小文字を区別します。
  • null
    containsメソッドはnull要素を持つことができますが、nullを引数として渡すことはできません。
  • equalsメソッド
    containsメソッドはコレクション内の各要素に対してequalsメソッドを呼び出して、指定されたオブジェクトとの等価性を評価します。

まとめ

まとめ

Javaのcontainsメソッドは、文字列やリスト内の要素の存在確認を簡単にできる便利なツールです。初心者にとって、コードの理解やデバッグを容易にするだけでなく、コードの簡潔化にも役立ちます。

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。