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システム開発

2024.03.07

PHPで配列に要素を追加する方法

PHPで配列に要素を追加する方法

Webサービス開発でよく利用されるPHPで、配列に要素を追加する方法について初心者にも分かりやすく、具体的なコード例を交えて解説します。

PHPで配列に要素を追加する方法はいくつかありますが、本記事では代表的な3つの方法をご紹介します。

この記事でわかること

  • 配列とは何か
  • PHPで配列に要素を追加する方法

配列とは

配列とは

配列とは、複数のデータをまとめて格納できるデータ構造です。例えば、ユーザーの名前と年齢を格納したり、商品名と価格を格納したりといった用途で使用できます。

配列はデータの集約、整理、検索、ソートなどの操作に適しており、ほとんどのプログラミング言語で基本的かつ重要な要素です。

配列に要素を追加する3つの方法

配列に要素を追加する3つの方法

PHPで配列に要素を追加するには、以下の3つの方法があります。

1. []記法

最もシンプルで初心者にも分かりやすい方法です。配列名に[]を記述し、追加したい要素をカンマ区切りで記述します。

PHP
$fruits = [‘apple’, ‘banana’, ‘orange’];

// 末尾に要素を追加
$fruits[] = ‘grape’;

// 配列の中央に要素を追加
array_splice($fruits, 2, 0, ‘melon’);

// 先頭に要素を追加
array_unshift($fruits, ‘strawberry’);

var_dump($fruits);

上記のコードを実行すると、以下のように出力されます。

array(5) {
[0] => string(5) “apple”
[1] => string(6) “banana”
[2] => string(6) “orange”
[3] => string(5) “melon”
[4] => string(9) “strawberry”
}

2. array_push()関数

array_push()関数は、配列の末尾に要素を追加する関数です。

PHP
$fruits = [‘apple’, ‘banana’, ‘orange’];

// 末尾に要素を追加
array_push($fruits, ‘grape’);

var_dump($fruits);

上記のコードを実行すると、以下のように出力されます。

array(4) {
[0] => string(5) “apple”
[1] => string(6) “banana”
[2] => string(6) “orange”
[3] => string(5) “grape”
}

3. array_unshift()関数

array_unshift()関数は、配列の先頭に要素を追加する関数です。

PHP
$fruits = [‘apple’, ‘banana’, ‘orange’];

// 先頭に要素を追加
array_unshift($fruits, ‘strawberry’);

var_dump($fruits);

上記のコードを実行すると、以下のように出力されます。

まとめ

まとめ

PHPで配列に要素を追加する方法は、初心者にもわかりやすいように、具体的なコード例を交えて解説しました。配列は複数のデータをまとめて格納するデータ構造で、データの集約や整理に適しています。

PHPでの要素追加には主に3つの方法があります。1つ目は「[]記法」で、これは最もシンプルな方法で、配列名に[]を付けて新しい要素を追加します。2つ目は「array_push()関数」で、これは配列の末尾に新しい要素を追加する関数です。3つ目は「array_unshift()関数」で、配列の先頭に新しい要素を追加する関数です。これらの方法を使って、PHPにおける配列の操作が簡単に行えます。

投稿者

  • デジタルトレンドナビ編集部

    システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。