2024.03.07
strftimeで日付・時刻を思い通りに表示しよう!
strftimeは、C言語やPHPなど多くのプログラミング言語で利用できる関数で、日付・時刻を指定された書式で文字列に変換するものです。
一見複雑に見えますが、書式文字を覚えることで、思い通りの形式で日付・時刻を表示できます。
本記事では、strftimeの基本的な使い方から、実践的な応用例まで、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- strftimeとは
- strftimeのサンプルコード
目次
strftimeとは
strftimeは日付や時間を表すデータを特定の形式の文字列に変換するための関数です。
主にプログラミング言語の日付・時間処理ライブラリに含まれており、PythonやC言語などで広く使用されています。
この関数は、ユーザーが指定したフォーマットに従って、日付や時間の情報を文字列として出力します。例えば、年-月-日を「YYYY-MM-DD」の形式で表示したり、時分秒を「HH:MM:SS」の形式で表すなど、様々なカスタマイズが可能です。
strftimeの基本
書式文字列は、%記号と変換文字の組み合わせで構成されます。
よく使う書式文字
これらの書式文字を組み合わせて、様々な形式の日付・時刻を表示できます。
書式文字 | 意味 |
---|---|
%Y | 年 (4桁) |
%m | 月 (2桁) |
%d | 日 (2桁) |
%H | 時 (24時間表記) |
%M | 分 |
%S | 秒 |
%a | 曜日 (略称) |
%A | 曜日 (フルネーム) |
%b | 月 (略称) |
%B | 月 (フルネーム) |
サンプルコード
現在の日付をYYYY年MM月DD日という形式で表示
#include #include int main() { char str[20]; time_t t = time(NULL); struct tm *tm = localtime(&t); strftime(str, sizeof(str), "%Y年%m月%d日", tm); printf("%s\n", str); return 0; }
出力例
2024年03月08日 |
現在の日付と時刻を2024年3月8日 12:34:56という形式で表示
strftime(str, sizeof(str), "%Y年%m月%d日 %H:%M:%S", tm);
出力例
2024年3月8日 12:34:56 |
まとめ
strftimeは、日付や時刻を任意の形式で文字列に変換する強力な関数です。
この記事では、C言語やPHPなどの異なるプログラミング言語におけるstrftimeの基本的な使い方と応用例を紹介しました。書式文字を使いこなすことで、様々な日付や時刻の表示形式を実現できます。
プログラミング初心者から上級者まで幅広く役立つstrftimeを活用し、日付や時刻の表示をカスタマイズしてみてください。
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