システム開発
2024.02.16
Pythonでカンタンに合計値を求める「sum関数」の使い方を徹底解説!
Webアプリケーション開発で欠かせないプログラミング言語「Python」。データ分析や数値計算など、様々な場面で活躍します。
今回は、リストなどの複数要素の合計値を簡単に計算できる「sum関数」について、初心者にも分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- sum関数の使い方
sum関数の使い方
sum関数は、以下の構文で使用します。
sum(iterable, start=0) |
- iterable: 合計値を求める対象となる、リスト、タプル、文字列などのイテレータ
- start: 合計値の初期値(省略可)
例:リストの合計値を求める
# リスト numbers = [1, 2, 3, 4, 5] # 合計値 total = sum(numbers) # 出力 print(total) # 15 |
この例では、numbersリストの要素(1, 2, 3, 4, 5)をすべて足し、結果をtotal変数に格納しています。
例:文字列の合計値を求める
# 文字列 text = “12345” # 合計値 total = sum(int(char) for char in text) # 出力 print(total) # 15 |
文字列の場合は、int()関数で各文字を数値に変換してから、sum関数に渡す必要があります。
start引数
start引数を指定すると、合計値の初期値を設定できます。
例:初期値を指定して合計値を求める
# リスト numbers = [1, 2, 3, 4, 5] # 合計値(初期値10) total = sum(numbers, 10) # 出力 print(total) # 25 |
この例では、start=10を指定しているので、numbersリストの合計値に10を加算して、結果をtotal変数に格納しています。
まとめ
sum関数は、リストなどの複数要素の合計値を簡単に計算できる便利な関数です。
- 引数にイテレータを渡す
- start引数で初期値を設定できる
これらのポイントを押さえれば、様々な場面で活用できます。
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