2024.02.14
Python readlines():ファイルを読み込み、行ごとにリストとして処理する方法
Pythonのreadlines()メソッドは、テキストファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します。
これは、ファイルの内容を処理する最も簡単な方法の一つです。
この記事でわかること
- readlines()メソッドの使い方
- 読み込んだ行を処理する方法
- 例を用いた詳細な解説
- メモリ使用量を抑える方法
readlines()メソッドの使い方
readlines()メソッドは、ファイルオブジェクトに対して呼び出すことができます。引数を省略すると、ファイルの最後まで読み込みます。
# ファイルを開く with open(“sample.txt”, “r”) as f: # ファイルの内容をすべて読み込み、リストとして返す lines = f.readlines() |
読み込んだ行を処理する方法
readlines()メソッドによって返されるリストは、各行が改行文字 (\n) で区切られています。リストの要素を処理するには、forループを使用することができます。
# ファイルを開く with open(“sample.txt”, “r”) as f: # ファイルの内容をすべて読み込み、リストとして返す lines = f.readlines() # リストの要素をループで処理 for line in lines: # 各行を出力 print(line.strip()) |
例を用いた詳細な解説
以下の例では、sample.txtというテキストファイルを読み込み、各行を処理しています。
# ファイルを開く with open(“sample.txt”, “r”) as f: # ファイルの内容をすべて読み込み、リストとして返す lines = f.readlines() # リストの要素をループで処理 for line in lines: # 各行をstripして出力 print(line.strip()) |
この例では、strip()メソッドを使って各行の末尾にある改行文字 (\n) を削除しています。
メモリ使用量を抑える方法
readlines()メソッドは、ファイル全体をメモリに読み込むため、ファイルサイズが大きい場合、メモリ使用量が多くなります。
メモリ使用量を抑えるためには、readline()メソッドを使って1行ずつ読み込む方法があります。
# ファイルを開く with open(“sample.txt”, “r”) as f: # ファイルを1行ずつ読み込む for line in f: # 各行を処理 … |
まとめ
readlines()メソッドは、テキストファイルを読み込み、行ごとに処理する簡単な方法です。
この記事では、readlines()メソッドの使い方、読み込んだ行を処理する方法、メモリ使用量を抑える方法などを解説しました。
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