2024.05.07
STORESとInstagramの連携方法は?メリットや手順を解説
STORESを運営している方には「どうやってInstagramと連携するの?」と疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。ほかにも「STORESとInstagramの連携メリットを知りたい」と考えている方もいるかもしれません。
本記事では、STORESとInstagramの連携方法について解説します。ほかにも、Instagramと連携するメリットや手順についても触れていきます。本記事を読むことで、Instagramによる施策を始められるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- Instagramとの連携方法
- 連携するメリット
- Instagramの連携手順
目次
STORESのInstagram販売連携とは?
STORESのInstagram販売連携とは、Instagramを投稿するにあたって、商品のタグ付けが可能になる機能のことです。これにより、1日に1回自動的に連携されるようになり、Instagramの「購入する」ボタンからSTORESにて買い物できるようになります。
STORESとInstagramを連携するメリットは、流入経路が増えることです。Googleの検索結果からの流入が少なくても、継続的にコンタクトを取れるようになるでしょう。また、Instagramの性質上、気軽にユーザーとコミュニケーションが取れることも嬉しいメリットです。
STORESとInstagramの連携方法
Instagramとの連携方法には、アドオン機能を使用する方法・しない方法の2つがあります。STORESを使用している場合、アドオンを使った方が簡単に連携できるため、本記事ではアドオンを使用して導入する方法を解説します。
大まかな流れは、以下の通りです。
- Instagramで「プロアカウント設定」を行う
- STORESで「アドオン設定」をONに変更する
- STORESで「アイテム連携」を行う
- ドメイン認証を行う
- Instagram側の審査を受ける
- Instagramの投稿にタグ付けする
ただし、大前提として、STORESでショップを作成し公開した上で、商品も公開状態にして設定を始める必要があります。
Instagramで「プロアカウント設定」を行う
STORESのInstagram販売連携を行うにあたり、Instagramで無料のプロアカウント設定を行う必要があります。プロアカウントの設定方法は、以下の通りです。
- 通常のアカウントでログインする
- 右上のメニューをタップする
- 下部にある「設定」をタップする
- 中央の「アカウント」をタップする
- 下部にある「プロアカウントを取得する」をタップする
- 「プロアカウントに切り替える」をタップする
- 「次へ」ボタンを3回タップする
- カテゴリを選択する
- 「カテゴリーラベルを表示」をオンにする(任意)
- 「完了」ボタンをタップする
- 「ビジネス」か「クリエイター」かを選択する
- 連絡先情報を入力する(任意)
- 「Facebookにログイン」をタップする(任意)
- 「プロフィールへ移動」をタップして完了
プロアカウントに切り替えると、インサイトへのアクセスや問い合わせ先の表示、広告出稿などができるようになります。
STORESで「アドオン設定」をONに変更する
プロアカウント設定を行ったら、STORESのダッシュボードから「アドオン設定」をONに変更します。これだけで連携を開始できます。
STORESでアドオン設定をONに変更する方法は、以下の通りです。
- STORES のダッシュボードを開く
- 左側のメニュー一覧から「機能を追加」をクリックする
- 一覧の中から「Instagram販売連携」をONにする
STORESで「アイテム連携」を行う
アドオンを行ったら、自動的に設定画面に遷移します。続けて、Facebookページとのアイテム連携を行いましょう。
詳細設定から「Instagram販売連携」を選択し、「アイテムとFacebookページを連携」の下部にある「アイテム連携を始める」を選択していきます。
アイテム連携の大まかな流れは、以下の通りです。
- Facebookのビジネスマネージャを設定する
- Facebookアカウントや広告アカウントがない場合は作成する
- カタログ設定を行う
- ピクセル設定を行う
Facebookのビジネスマネージャを設定する
Facebookにログインしたら、ビジネスマネージャの設定を行います。ビジネスマネージャを持っていない場合は、新規作成を行いましょう。
ビジネスマネージャの設定では、遷移先の画面に従って以下5つの項目を設定します。
- ビジネスマネージャ
- Facebookページ
- カタログ
- ピクセル
- 広告アカウント
新規作成する場合は、ビジネス名を入力して作成します。
Facebookアカウントや広告アカウントがない場合は作成する
もしFacebookアカウントや広告アカウントがない場合は、この段階で作成しましょう。どちらも作成済みの場合は、該当のアカウントを選択するだけで設定可能です。
Facebookアカウントを作成する場合は、遷移先の画面でページ名を入力します。広告アカウントの作成は、広告アカウント名を入力して「作成」をクリックして進みます。
カタログ設定を行う
この場合のカタログとは、FacebookやInstagramにおいてアイテムの情報を管理する機能のことを指します。
すでにInstagramで商品のタグ付けをしていた場合は、利用中のカタログを選択します。新規でカタログを作成する場合は、「新規作成」からカタログ名を入力して作成可能です。
なお、すでにタグ付けを行っている場合は、別のカタログを選択するとこれまでの投稿のタグが外れてしまうため、注意しましょう。
ピクセル設定を行う
ピクセルとは、広告の効果を測定するための計測コードのことです。ピクセルの設定方法は、以下の通りです。
- 遷移先の画面でピクセル名を入力して「次へ」をタップする
- 「設定の確認」より「次へ」をタップする
- 「STORES からアクセスできるページの設定」ページにて「次へ」をタップする
- 完了画面にて「完了する」するをタップする
ドメイン認証を行う
アイテム連携の設定が完了したら、次はドメイン認証を行う必要があります。ドメイン認証の手順は、以下の通りです。
- Instagramの登録メールアドレスでFacebookビジネスマネージャにログインする
- 「ビジネス設定 > ブランドセーフティ > ドメイン」よりFacebookの認証ページを開く
- 「追加」をクリックする
- ドメイン名部分に「ストアのドメイン」を貼り付ける
- 「ドメインを追加」をクリックする
Instagram側の審査を受ける
ドメイン認証が完了したら、InstagramやFacebook側で24時間以内に自動で審査が始まります。審査が開始されない場合、Instagramアプリの設定画面より審査申請が可能です。なお、この審査は通常なら2〜3日程度、最大で1週間程度かかります。
ショッピング機能を利用する際には、InstagramやFacebookのコマースポリシーを遵守することが重要です。もし審査に落ちたり、連携できなかったりする場合は、ポリシーや利用規約を必ず確認しましょう。
関連記事:Instagramのショッピング機能「Shop Now」とは?使い方や設定方法
Instagramの投稿に商品をタグ付けする
Instagram側の審査が完了したらInstagramアプリに通知が届き、これ以降ショッピング機能が利用できるようになります。審査が通ったら、投稿に商品をタグ付けしていきましょう。
商品をタグ付けする方法は、以下の通りです。
- Instagramより新規投稿の画面を開く
- 商品のタグ付けをしたい部分をタップする
- タグ付けする商品を選ぶ
Instagram画像連携の設定もできる
STORESには、Instagramに投稿した写真をショップの商品画像として設定する機能があります。画像連携の設定方法は、以下の通りです。
- アドオンページから「Instagram画像連携」を「ON」にする
- 遷移先でInstagramアカウントでログインする
- 「承認」をクリックする
- 「アイテム」をクリックする
- 「Instagramから写真選択」をクリックする
- アップロードした写真を選択する
- 「選択した写真をアップロード」をクリックする
ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください
Instagramと連携することによって、流入経路が増えて売り上げ拡大を期待できます。また、Instagramから気軽にユーザーとコミュニケーションを取れるため、購買体験の向上にもつながるでしょう。
もしSTORESやInstagramに関して疑問や悩みがある場合は、テクノデジタルにご相談ください。弊社ではECサイトの構築から運用まで、幅広くサポートを行っています。ぜひお気軽にご連絡ください。
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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