2024.02.21
Instagramから楽天市場に誘導する方法は?メリットや誘導のコツ
楽天市場に出店している自社ブランドや商品の知名度や売上をアップさせたい場合、効果的なのがSNSとの連携です。
その中でも、今回はInstagramから楽天市場への誘導方法について解説します。
Instagramは、フォロワーとコミュニケーションが取れたり商品の認知度を上げたりできる有益なツールです。誘導方法やコツについても解説しているので、Instagramからの集客効果を高めたい方はぜひ参考にしてください。
目次
Instagramから楽天市場に誘導する方法
Instagramから楽天市場に誘導する方法は以下の8つが挙げられます。
- プロフィール
- ストーリー
- ハイライト
- 投稿
- ハッシュタグ
- インフルエンサー
- ショッピング機能
- ユーザー投稿コンテンツ(UGC)のリポスト
それぞれの特徴や使い方を理解してうまく活用できるかがポイントになります。
プロフィール
まずはプロフィールにURLを貼る方法です。Instagramのプロフィール欄はアカウントに関する情報を書き込めるほかに、Webサイトのリンクが設定できます。
リンクを貼る際は、リンクに誘導する文言やクリックするメリットも一緒に記載しましょう。また、貼りたいサイトが複数ある場合はリンク集を活用するのもおすすめです。
ただし、リンクは1つしか設定できないので注意しましょう。
ストーリー
ストーリーでリンクステッカー機能を使って、楽天市場のショップページへ誘導する方法もあります。
商品を紹介しつつ、目立つ位置にリンクが来るようにしましょう。
他にも、クーポンコードを記載したりストーリー限定のキャンペーンやプレゼント企画をしたりすることもできます。毎回リンクを貼るだけではなく、スワイプアップを使うと見た目にも変化が出ます。
実際に商品を使いながら紹介する、クイズやアンケートを実施するなど、ストーリーをうまく活用してさまざまな方法を試しましょう。
ハイライト
ハイライト機能も楽天市場のページへ誘導するのに有効です。
ハイライト機能は、24時間以上経ってもプロフィール欄にストーリーを残せる機能です。24時間で消えるストーリーとは違っていつでも見れるため、ストーリーを見逃したユーザーでも後から投稿内容をチェックできます。
そのため、長期的に楽天市場に誘導できるというメリットがあります。
カバー画像やタイトルを設定できるので、商品誘導に必要な情報をまとめて、それぞれにわかりやすいタイトルや画像にしておくと良いでしょう。
投稿
Instagramのメインコンテンツである投稿に、商品やサービスの魅力が伝わる写真や動画を使うことで誘導力を高められます。
投稿にはキャプションと呼ばれる説明文を入れられるため、サービスや商品の特徴、魅力、メリット、レビューなどを書くことでユーザーの購買意欲アップにも繋がります。
文字数は2,200字が上限となっていますが、後半の文章は「続きを読む」をタップしないと読めません。そのため、最初にユーザーの興味を惹きつける文章を書けるかがポイントです。
また、キャプションにメンションを付けて、自社アカウントのプロフィールに誘導するのもおすすめです。
ハッシュタグ
ハッシュタグは、検索で見つかりやすくなるうえに興味のあるユーザーに届けやすくなるため、忘れずに付けましょう。
楽天市場で販売している商品名やカテゴリー名など、10個程度を目安につけるのがおすすめです。ハッシュタグからユーザーに投稿を見つけてもらえる機会が増えると「いいね!」の数やフォロワーが増える可能性が高くなります。
さらに、ハッシュタグキャンペーンを実施して、ユーザーが投稿してくれたコンテンツをリポストすることで自社の製品のアピールにも繋がります。
インフルエンサー
インフルエンサーに自社商品を紹介してもらうことで、楽天市場の商品ページに誘導する方法もあります。
インフルエンサーは、ターゲットのユーザーと重なるフォロワー層を持つ人や商品自体に興味関心がある人を選びましょう。
コラボレーションがうまくいけば、自社の知名度向上やアイテムの購入、共同での商品開発にも繋がります。
実際、2年間でEC売り上げが485%アップした事例もあります。
(出典:2年間でEC売上485%アップ!インフルエンサーマーケティングを活かした売上に繋がるアカウント作りとは)
ショッピング機能
Instagramのショッピング機能を利用して商品ページに直接誘導することもできます。
ショッピング機能は、商品名と価格を投稿にタグ付けできる機能です。ワンタップで商品ページに移動できるのが特徴で、アプリから離れずにアイテムを購入できるのがメリットです。
ショッピング機能を利用するには、ビジネスアカウントに切り替える必要があります。また、Facebookとリンクさせるため、Facebookのページも作成しましょう。
ユーザー投稿コンテンツ(UGC)のリポスト
ユーザーが投稿するコンテンツ(UGC)をリポストするのも有効な手段です。
ユーザーに許可を得る際にコミュニケーションが取れるだけでなく、自社で投稿を用意しなくても自然な形で商品の良さや使用感をアピールできます。また、実際に商品を使用したユーザーの投稿は説得力もあり、商品を使うイメージも湧きやすいです。
ハッシュタグやストーリーなどとうまく組み合わせることで、楽天市場への誘導にも繋がります。
Instagramから楽天に誘導するメリット
Instagramから楽天に誘導するメリットは、広告感のない形でPRができることや送客率が高いことです。
また、ユーザーとコミュニケーションを取れたりECサイトだけでは伝えきれない商品の実際の使用感を伝えたりすることもできるため、プロモーションにも効果的です。
ショップ機能やリポスト、ハッシュタグを使って特定の商品やサービスを紹介することで楽天ROOMへ誘導し、収益に繋がりやすくなります。
Instagramから楽天市場に誘導するためのコツ
Instagramから楽天市場に誘導するためのコツは、発信内容やタイミング、ターゲットとなるユーザーを理解することなどです。
ここでは、以下の6項目について解説していきます。
- URL遷移先を明示する
- 魅力的なコンテンツを提供する
- ターゲットユーザーを理解する
- 定期的に更新をする
- 発信するタイミングを考える
- R-SNSも活用する
URL遷移先を明示する
Instagramから楽天市場に誘導するリンクを設置する際は、該当URLの遷移先を明示することが重要です。
リンク先を明記せずにURLだけ載せた状態だと、ユーザーは「どこに繋がっているのかわからない」と感じ、タップしづらくなるからです。
また、規約にも以下のような記載があるため注意しましょう。
リンク先が楽天市場(または楽天市場のショップ・商品)、楽天グループのサービスとわかるような記載をお願いします。
引用:SNSでお好きな商品や特集を紹介してみよう!|楽天アフィリエイト
魅力的なコンテンツを提供する
ユーザーが思わず遷移したくなるような魅力的なコンテンツを提供することも大切です。
投稿する写真や画像に統一感を持たせる、アイテムの使い方を解説する、商品をカテゴリに分けてコレクションを作成するなど、ユーザーが「欲しいな」」「使ってみたいな」と思えるかを軸にコンテンツを作りましょう。
ターゲットユーザーを理解する
商品を買ってもらうためには、ユーザーへの理解を深めることが必要不可欠です。
ユーザーの年代や性別、趣味、ライフスタイル、悩みなどを分析することで、どのようなアイテムや商品を提示すればいいのかが見えてきます。
自社商品に興味のある顧客を知ろうとすることは、誘導力の高い訴求にも繋がります。
定期的に更新をする
Instagramは定期的に更新することで利用者やフォロワーの目に留まりやすく、興味を引ける可能性が高くなります。
適切な更新頻度はInstagramのアルゴリズムのアルゴリズムにも影響するため、インプレッション数やエンゲージメントを増やすきっかけにもなります。
ただし、頻繁に投稿しすぎるとユーザーから煙たがられる可能性もあるので、1日1回程度を目安に投稿しましょう。
発信するタイミングを考える
SNSでの集客はタイミングも重要です。例えば、楽天スーパーセールやSPU(スーパーポイントアッププログラム)といった顧客にとってお得な時期に発信をすることでより購入に繋がります。
また、「5と0のつく日はポイント◯倍」といったキャンペーンも定期的に実施されているため、そのタイミングに合わせて投稿するようにしましょう。お得な情報を提供しているアカウントだと認識されやすくなり、ユーザーの満足度も高まります。
R-SNSも活用する
R-SNSとは、楽天市場の店舗運営にSNSを活用できる有料のサービスです。
R-SNSを契約することで、InstagramだけでなくLINEやFacebook、楽天ROOMを楽天市場と連携できるようになります。
楽天のページから各SNSへ遷移させることができるため、SNSのフォロワーを増やせるのがメリットです。
ただし、R-SNSのアカウントは楽天専用になるため、外部のECサイトやSNSに遷移させたり宣伝するのは禁止されています。違反すると利用できなくなるので注意しましょう。
ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください
Instagramから楽天市場にユーザーを誘導するにはストーリーや投稿、プロフィールでのリンク設定など、さまざまな方法があります。
ユーザーとコミュニケーションが取りやすいのも特徴なので、うまくアプローチできれば高倍率アップにも繋がります。
ストーリーは1日に複数回、投稿は1日に1回が目安など、更新すべき頻度も考慮しながらユーザーが思わずタップしたくなるようなコンテンツ作りを心がけましょう。
テクノデジタルでは、ECサイトの立ち上げから運営まで幅広くサポートしています。「売り上げを伸ばしたい」「SNSを使って集客をしたい」などの悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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