Yahoo!ショッピングに出店する際の手数料は？初期費用や出店手数料を紹介

Yahoo!ショッピングに出店する際の手数料一覧

まずはYahoo!ショッピングに出店する際にかかる手数料をご紹介します。

手数料の種類とコストは以下の表のとおりです。

なお、初期費用と月額システム利用料、売り上げロイヤルティは無料です。その他にも、決済サービス基本手数料やメール配信料もかかりません。

Yahoo!ショッピングでは、送料を無料にしたりポイント還元をしたりする販売施策のために基本料金が無料になっています。

ストアポイント原資負担

Yahoo!ショッピングで商品を買うと、ユーザーはポイントがもらえる仕組みになっています。そのポイントを店舗側が負担するのがストアポイント原資負担です。

手数料の割合は1〜15％の間で設定できますが、1％は必ず設定しなければいけません。

割合を高くしておくと、新しい顧客を獲得できたり他の競合との差別化に繋がったりするため、余裕が出てきたら上乗せするのもおすすめです。

キャンペーン原資負担

キャンペーン原資負担は、Yahoo!ショッピングで行われるキャンペーンの原資を出店側が負担する手数料で、ユーザーに付与されるポイントを負担する仕組みです。

定常開催のものから不定期開催のキャンペーンまで、さまざまなキャンペーンが頻繁に開催されています。そのため、ストアポイント原資負担と合わせて、最低でも2.5％の手数料が発生します。

アフィリエイトパートナー報酬

アフィリエイトパートナー報酬は、アフィリエイトを通して商品が購入された場合に、アフィリエイトパートナーと呼ばれる仲介者に対して支払う手数料です。

金額は販売商品価格（税抜）の1〜50％で設定できます。料率を高くしておくと、アフィリエイトを設置してもらいやすくなるメリットがあります。

なお、購入に繋がらなかった場合は手数料はかかりません。

アフィリエイト手数料

アフィリエイト手数料は、アフィリエイトの運営会社であるバリューコマース社に支払う手数料です。

料金はアフィリエイトパートナー報酬の30％です。売り上げの30％を負担するわけではないので注意しましょう。

アフィリエイトパートナー報酬と同様に、アフィリエイトから購入された場合のみ手数料が発生します。

入金サイクル手数料

入金サイクル手数料は、入金にかかる手数料です。

基本の入金サイクルは月1回ですが、月2回や3回などのオプションも選択できます。月1回は手数料が無料ですが、月2回以降は手数料がかかります。

入金回数が増えるほど手数料は高くなります。

販売を始めた日から2ヶ月経過後、初めて迎える月の初日までは入金サイクルの変更はできないため、注意が必要です。

決済サービス個別手数料

決済サービス個別手数料とは、決済方法に応じてかかる手数料を指します。

※全て税別

上記の支払い方法の中で、クレジットカードとPayPay（残高・クレジット）、ヤフーショッピング商品券の導入は必須となっています。

また、現金書留や商品代引きといった決済方法も導入可能です。口座開設や入金確認に関しては、出店側が行う必要があります。

その他のオプション料金

これまで紹介した手数料は出店の際にかかる手数料ですが、他にも有料でオプションを付けることも可能です。

例えば「プロモーションパッケージ」は、検索結果の順位アップや販促に活用できるツールやデータの提供が受けられるオプションで、費用は商品販売価格（税抜）の3％です。

その他にも、ヤフー公認企業の業務委託によるサポートも受けられます。

売り上げアップやマーケティングに繋がるものも多いため、ぜひ検討してみましょう。

手数料の総額シミュレーション

では、実際に払う手数料の総額はいくらになるのでしょうか？

月商100万円として計算してみましょう。

手数料を最低まで抑えた金額と最大になるパターンでは、金額が約5倍変わります。

公式サイトでシミュレーションができるため、月商を想定しながらシミュレーションを行ってみましょう。

ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください

Yahoo!ショッピングで出店するには、ストアポイント原始負担やアフィリエイト手数料など、6種類の手数料がかかります。

月額費用や初期費用が無料なのは嬉しいポイントですが、手数料は毎月必ずかかる項目もあるため、事前にシミュレーションをして費用を把握しておくことが大切です。

Yahoo!ショッピングへの出店を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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