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ShopifyとAmazonの連携方法とは?連携するメリットや注意点も紹介

ECプラットフォームとして、ShopifyとAmazonは強力なツールです。
Shopifyは、独自のウェブストアを構築し、製品を販売するためのプラットフォームとして、Amazonは世界最大級のオンラインマーケットプレイスとして知られています。
この記事では、ShopifyとAmazonの連携に焦点を当て、その方法、メリット、そして注意点について詳しく解説します。
Shopifyを利用しており、Amazonとの連携を検討しているのであれば、この記事の内容は参考になるでしょう。
ShopifyとAmazonの連携を通じてビジネスを次のレベルに引き上げ、売上を伸ばす方法について学びましょう。

この記事でわかること

  • ShopifyとAmazonの特徴と違い
  • ShopifyとAmazonを連携するメリット
  • ShopifyとAmazonの連携のポイント

ShopifyとAmazonの特徴と違い

ShopifyとAmazonの特徴と違い

ShopifyとAmazonにはそれぞれ下記の特徴があります。

特徴 Shopify Amazon
タイプ 自社ECサイト構築プラットフォーム ECモール(オンラインショッピングモール)
ショップのイメージ 個人で独自の店舗を運営 ECモール内に出店する
利用者数 世界で170万以上のショップが利用 世界でもトップクラスの利用者数
デザインとカスタマイズ性 高い 限定的
集客性とマーケット規模 自己販売のため、独自の集客が必要 Amazonの利用者にアクセス可能
出品料と手数料 売上に対する手数料が発生 出品料および売上に対する手数料が発生
商品の保管と発送 自己管理 Amazon FBAサービスを利用可能
開業の手間と技術的要件 少ない 相対的に少ない

以降、各プラットフォームの特徴を詳細に説明します。

Shopifyの特徴

メリット・デメリットごとに、Shopifyには下記の特徴があります。

Shopifyは、独自のECサイトを構築し、カスタマイズしたいユーザーや独自のブランドを築きたいビジネスに向いていると言えるでしょう。

特徴 メリット デメリット
独自のECサイト構築が可能 独自のブランドイメージを持つECサイトを構築可能。 サイトの立ち上げだけでは集客できない
デザインテンプレートが豊富 多数のデザインテンプレートが提供され、スムーズな立ち上げが可能。 競合との差別化が難しい。
カスタマイズ性が高い Shopifyアプリを追加して細やかにカスタマイズ可能。 一部のカスタマイズに技術的知識が必要。
越境ECに対応 多言語/多通貨決済に対応し、海外展開が容易。 集客のための独自施策が必要で、競合が多い。
他サービスとの連携が可能 Amazonや他のWebサービス、SNSと連携可能。 設定や管理の作業が発生

Amazonの特徴

一方、Amazonには下記の特徴があります。

利用者数の多さや手軽さが魅力で、集客や運営の手間を最小限に抑えたいユーザーに適しているプラットフォームです。

特徴 メリット デメリット
ECサイトの立ち上げが容易 独自のECサイトを構築せずに商品の出品・販売が可能。 自社ショップとしての独自性が発揮できない。
登録手続きが簡単 簡単な登録手続きで商品の出品がスムーズに行える。 商品は他の出品者との価格競争にさらされる。
高い知名度とブランド力 Amazon自体が高い知名度とブランド力を持つため、広告展開をせずにも商品が売れる可能性がある。 ショップの独自性を打ち出しにくい。

ShopifyとAmazonを連携するメリット

ShopifyとAmazonを連携するメリット

下記のメリットにより、ShopifyとAmazonの連携は効率的な販売と競争力の向上を実現します。

  • 商品登録の手間を省ける
  • 商品情報が自動的に同期され、重複登録の手間が不要になります。
  • 在庫管理がしやすくなる
  • 在庫情報の連携により、在庫切れや過剰在庫を最小限に抑えられます。
  • 集客がしやすくなる
  • Amazonの知名度を活用し、広告やプロモーションの効果的な運用が可能になり、販売促進が容易になります。
  • 以降、各メリットについて詳しく説明します。

    商品登録の手間を省ける

    通常、異なるプラットフォームで同じ商品を登録するには重複作業が不可避ですが、この連携によりその手間が削減されます。

    具体的には、商品情報がShopifyからAmazonに自動的に同期され、一度商品を登録すれば両プラットフォームで販売できるようになります。

    商品情報、価格、在庫状況などが常に最新に保たれ、更新の手間が省略されます。

    新商品の追加や価格変更などもシームレスに行え、販売者は貴重な時間を節約でき、効率的にビジネスを展開できるでしょう。

    このメリットは特に、多くの商品を取り扱う販売者や国内外での展開を考える企業にとって価値のある要素と言えます。

    在庫管理がしやすくなる

    通常、異なるプラットフォームでの在庫管理は複雑で、在庫切れや過剰在庫などの問題が発生しやすいですが、この連携を利用することでそのリスクを最小限に抑えることができます。

    具体的には、ShopifyとAmazonの在庫情報が連動し、一方での在庫変動がもう一方にも自動的に反映されます。

    つまり、商品がShopifyで売れた場合、Amazonの在庫も自動的に更新され、在庫切れを防ぎます。

    逆に、Amazonでの販売があった場合も、Shopifyの在庫情報が同様に調整され、在庫管理をシームレスに行うことができます。

    この連携により、在庫の一元管理が実現され、手動での在庫調整や情報の同期にかかる手間とヒューマンエラーを削減します。

    適切な在庫管理は顧客満足度を高め、販売者にとっては利益を最大化する重要な要素です。

    集客がしやすくなる

    この連携により、商品のプロモーションと集客戦略の効果的な実施が可能になります。

    Amazonは世界的に知名度が高く、多くのユーザーが商品を検索・購入するプラットフォームです。

    ShopifyからAmazonに商品を展開することで、Amazonのユーザーベースにアクセスでき、新たな顧客層を獲得するチャンスが広がります。

    この点は特に新規事業者や新規商品の立ち上げに有利です。

    さらに、ShopifyとAmazonの連携により、Amazon内での広告やプロモーションの実施が容易になります。

    Amazon Advertisingを活用すれば、ターゲット層に効果的にアプローチでき、商品の露出を向上させます。

    また、Amazonのレビューや評価もShopifyと連動し、信頼性の高い商品を提供することで、顧客信頼度も向上します。

    SNSやブログ、ウェブサイトなどの外部プラットフォームとも連携が可能です。

    この連携により、さまざまなチャネルを通じて顧客を引き寄せ、商品へのアクセスを増やすことができます。

    ここまでの説明のように、ShopifyとAmazonの連携は、商品の可視性向上と多様な集客手段を提供し、販売者にとって競争力のあるオンラインビジネスの展開をサポートするといえるでしょう。

    ShopifyとAmazonの連携に必要なアプリ3選

    ShopifyとAmazonの連携に必要なアプリ3選

    ShopifyとAmazonを効果的に連携させるには、サードパーティーアプリを使用します。

    これらのアプリは、在庫管理、価格設定、商品情報の同期など、多くの作業を自動化し、業務を効率化するのに役立ちます。

    連携のために必要なアプリは下記の3つとなります。

    1. Amazon by Codisto
    2. CedCommerce Amazon Channel
    3. Reputon Amazon Channel

    以降、各アプリについて詳細に説明します。

    1.Amazon by Codisto

    Amazonとの連携を簡素化し、注文や在庫管理、価格設定、製品詳細のリアルタイム同期を実現するアプリです。

    英語のカスタマーサポートは24時間365日対応で、問題が発生した場合に迅速なサポートを受けられます。

    さらに、30日の無料トライアルが用意されており、気軽に試すことができます。

    プランごとの料金やサポートの有無、注文件数は下記のとおりです。

    プラン 料金/月 商品数 注文件数/月 サポート
    FREE $0 無制限 50件 ◎ (英語)
    STARTER $19 無制限 100件 ◎ (英語)
    GROWTH $59 無制限 500件 ◎ (英語)
    PRO $99 無制限 1000件 ◎ (英語)

    2.CedCommerce Amazon Channel

    商品の在庫、注文、価格、出荷などのデータをリアルタイムに同期できるアプリです。

    出品時の情報をテンプレート化できるため、販売数が多い商品の商品登録をする手間を省くことができます。

    このアプリを利用することで、ShopifyとAmazonの連携を効率的に行うことができます。

    プランごとの料金やサポートの有無、注文件数については下記のとおりです。

    プラン 料金 サポート 注文件数
    FREE $0 50件
    BEGINNER $15/month 100件
    STARTUP $49/month 500件
    SCALE $89/month 1000件

    3.Reputon Amazon Channel

    Reputon Amazon Channelも、前述のアプリと同様に、注文や在庫管理、価格などをリアルタイムで同期可能です。

    このアプリは、注文数が増えても無料で利用が可能なことが大きな特徴です。

    ShopifyとAmazonの連携を手軽に行うことができることも相まって、効率的なビジネス運営に貢献するでしょう。

    プランごとの料金やサポートの有無、注文件数については下記のとおりとなります。

    プラン 料金 サポート 注文件数
    $0 無制限

    ShopifyとAmazonを連携する際のポイント

    ShopifyとAmazonを連携する際のポイント

    ShopifyとAmazonの連携、および運用をスムーズにするためには、以下のポイントを考慮しましょう。

    • スタッフの増員を検討する
    • 連携により、注文処理や在庫管理が複雑化する可能性があるため、スタッフの増員を検討しましょう。
    • Amazon Payの利用を検討する
    • 便利な決済オプションを提供することで、顧客のロイヤリティの向上に繋がります。
    • サイトや商品ページを改修する
    • 連携に合わせてサイトと商品ページを改修することで、ユーザー体験を向上させることができます。
    • 以降、各ポイントについて詳細に説明します。

      スタッフの増員を検討する

      連携によって顧客の流入が増加し、問い合わせが増える可能性があります。 また、商品が増えることで注文や問い合わせの発生頻度も上昇が見込まれます。 上記の理由より業務量の増加が見込まれるため、対処のためにスタッフ増員が必要な場合があります。

      スタッフ増員には下記のようなメリットがあります。

      1. 迅速な顧客対応
        注文確認、在庫管理、問い合わせへのレスポンスなど、スタッフの増員により、顧客対応が効率的に行えます。迅速な対応により顧客満足度が高まり、リピート購入が期待できます。
      2. エラーや問題の早期発見
        増えた業務量に対するスタッフの増員は、エラーや問題の早期発見にも役立ちます。在庫ミスや注文処理の誤りを迅速に修正でき、顧客からの不満軽減にもつながるでしょう。
      3. 専門的な知識の提供
        新たなスタッフを採用することで、特定の業務に専門的な知識やスキルを持つ人材を導入できます。例えば、Amazon連携の専属担当者を配置することで、効果的な連携を実現できます。

      ただし、スタッフの増員にはコストとトレーニングにかかる時間がかかります。 このため、効果的な増員プランの策定と、スタッフのトレーニングが必要になることに注意してください。

      Amazon Payの利用を検討する

      ShopifyとAmazonを連携する際には、Amazonが提供する決済サービスである「Amazon Pay」の導入を積極的に検討しましょう。 Amazon Payは、多くのユーザーによって利用されており、その利点は数多く存在します。 以下にAmazon Payを導入する際のポイントとメリットを紹介します。

      1. ユーザー利便性の向上
        Amazonを利用しているユーザーの中には、Amazon Payを利用している方も多いため、導入に寄ってユーザーにとって商品の購入プロセスが非常に簡単になります。 ユーザーはクレジットカード情報を毎回入力する手間を省けるため、ストレスなく商品を購入できるため、買い物カートからの離脱率を低減させる助けになります。
      2. 信頼性とセキュリティ
        Amazon Payは、Amazonの高い信頼性とセキュリティ基準を満たしています。 ユーザーは自身のAmazonアカウントを使用して支払いを行うため、個人情報の安全性が確保されていると言えるでしょう。
      3. 導入手順がシンプル
      4. Amazon Payを導入する方法は非常にシンプルで、以下の手順で導入できます。

        1. 申し込みフォームからAmazon Payのアカウント申請を行う。
        2. Shopifyの管理画面の「設定」に移動し、「Amazon Payを有効にする」を選択する。
        3. Amazon Payウェブサイトにて必要な情報を入力する。
        4. Shopifyストアにて、Amazon Payアカウント(販売事業者用)へのアクセスに同意する。
        5. 管理画面の決済ページに「Amazon Pay」が表示されたら完了。

        以上の手順を踏むことで、迅速にAmazon Payを導入し、顧客に新たな支払いオプションを提供できます。

      5. 顧客満足度の向上
        Amazon Payの導入により、ユーザーはクレジットカード情報の入力を心配せずにシームレスな支払いを行えます。これにより、顧客満足度が向上し、リピート購入や口コミによる新規顧客の獲得が促進されます。
      6. 効率的な連携
        ShopifyとAmazonを連携する際、Amazon Payを同時に導入することで、連携作業がスムーズに進行し、負担が軽減します。 Amazon Payの導入には申請と審査が必要なため、事前に手続きを行っておくことがおすすめです。

      Amazon Payの導入は、顧客へ便利で安心感のある支払いオプションの提供であり、ビジネスの成功へのカギともいえるでしょう。

      サイトや商品ページを改修する

      連携によって増加した流入を最大限に活かすためには、必要に応じてサイトや商品ページの改修が必要です。 どれだけ流入が増えても、商品が見にくい、購入時に手間がかかるなどの問題があれば、顧客満足度が下がり、売上に悪影響を及ぼす可能性があります。 顧客満足度を増加させ、売上を伸ばすためにも、サイトや商品ページの改修を検討しましょう。 以下は、連携に際する主な改修のポイントです。

      1. ユーザーフレンドリーなデザイン
        サイトのデザインはユーザー体験に大きな影響を与えます。使いやすく、直感的なナビゲーションを導入し、ユーザーが簡単に目的の商品を見つけ、購入できるようにしましょう。
      2. モバイル対応
        モバイルデバイスからのアクセスは日に日に増えているため、レスポンシブデザインを採用して、スマートフォンやタブレットからも快適な閲覧とショッピングができるようにしましょう。
      3. 商品ページの充実
        商品ページは詳細で情報豊富であることが重要です。高品質な画像、商品説明、価格、在庫状況などを正確に表示することで、顧客の購買意欲を喚起できます。
      4. カートと決済プロセスの最適化
        カートの使いやすさと、決済プロセスの簡略化は購入率に大きな影響を与えます。手続きをスムーズにし、冗長なステップを削減しましょう。
      5. レビューや評価の導入
        他の顧客のレビューや評価を表示することで、信頼性を高め、商品への信頼感を醸成しましょう。
      6. SEO対策
        サイト内のコンテンツや商品ページが検索エンジンに最適化することで、有機的なトラフィックの増加が期待できます。

      以上のポイントを踏まえ、サイトや商品ページを改修することで、顧客満足度を向上させ、連携による流入を最大限に活かすことができます。

      ShopifyとAmazonを連携して商品の売上アップを目指そう

      ShopifyとAmazonを連携して商品の売上アップを目指そう

      ShopifyとAmazonの連携は、オンラインビジネスにおける大きなポテンシャルを秘めています。

      両者を組み合わせることで、商品の売上を飛躍的に増加させるチャンスを広げることができるでしょう。

      しかし、顧客の流入が増え、業務効率が向上する一方で、必要な改修や外部ツールの活用も求められます。

      Amazon Payの導入やサイトの改善を検討することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、顧客満足度の向上に努めましょう。

      スタッフの増員も検討すべきポイントで、問い合わせ対応やサポートを充実させることも重要と言えます。

      計画に基づいた適切な施策を組み合わせ、ShopifyとAmazonの連携による効果を最大化しましょう。

      弊社ではお客様の事業内容にあわせたソリューション提案が可能ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。

      投稿者

      • デジタルトレンドナビ編集部

        システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。