2023.10.02
BASEのテーマとは?特徴や注意点、おすすめの有料テーマ5選を紹介
この記事でわかること
- BASEのテーマとは
- 無料テーマと有料テーマの違い
- BASEの有料テーマを利用する際の注意点
- BASEのテーマを変更する方法
- おすすめの有料テーマ5選
目次
BASEのテーマとはデザインや機能のセットのこと
BASEのテーマは「テンプレート」とも呼ばれており、ECサイトの見た目のデザインや機能がセットになっているものを指します。
BASEは初期費用や月額料金なしで自社のECサイトを作れるサービスです。ECサイトを作成した時点で複数のテーマを利用できるようになっており、自社のコンセプトや商品に合わせて自由に選べます。
テーマを変更するだけで、ECサイトのイメージを大きく変えたり、利用できる機能を増やしたりできるため、BASEを利用する方はぜひさまざまなテーマを試してみてください。
関連記事:BASEの始め方は?開設手順やおすすめポイントをわかりやすく解説
BASEで用意されているテーマの種類と特徴
BASEでは、以下の2種類のテーマが用意されています。
- 無料テーマ
- 有料テーマ
それぞれのテーマの特徴について詳しく紹介するので、テーマの種類がわからず困っている方はぜひ参考にしてください。
無料テーマ
無料テーマはBASEが提供しているものであり、誰でも手軽に導入できるテーマです。
商品一覧ページが表示されるだけのシンプルなデザインが多く、直感的に操作がしやすくなっているため、こだわるより先にショップを開設したい方におすすめです。
ただし、無料テーマは11種類しか用意されていないため、他のショップとデザインが被ってしまう可能性もあります。
デザイン変更や機能の追加には、HTMLやCSSなどを利用した自力の作業が必要となるため注意しましょう。
有料テーマ
有料テーマはWebデザインに精通しているプロが作成したテーマです。
5,000~16,500円程度で販売されており、1度購入すればその後のコストは発生せずに利用し続けられます。
デザインや機能が標準搭載されているテーマが多いため、コンセプトや店舗のイメージを反映させやすくなります。
BASEでショップを開設する際に、ショップのコンセプトや必要な機能が細かく決まっている方は、有料テーマの利用がおすすめです。
無料テーマと有料テーマの違い
BASEの無料テーマと有料テーマの違いには、以下のようなものがあります。
無料テーマ | 有料テーマ | |
機能 | 自分で追加 | 標準搭載 ※テーマによって内容は異なる |
デザイン性 | シンプル | ネットショップ用にプロがデザイン |
カスタマイズの必要性 | 場合によって必要 | 不要 |
それぞれの違いについて詳しく紹介するので、無料テーマと有料テーマのどちらを使うか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
機能
無料テーマでは、あらかじめ実装されている機能が少なく、機能を増やすには「BASE Apps」から各種アプリのインストールが必要です。
一方、有料テーマでは多くの機能やアプリが実装されているため、テーマの実装後すぐに幅広い機能を利用できます。
ただし、有料テーマで使える機能は、テーマによって異なるため、購入する前に必ず搭載されている機能を確認しておきましょう。
デザイン性
無料テーマの多くは商品一覧ページに限定されており、ショップの見た目や使いやすさが顧客にとって満足できないものになっている可能性があります。
ショップの見た目や操作性が悪いと、ショップにアクセスしてくれても離脱率が高まり、売上が伸び悩む可能性があるため注意しましょう。
一方、有料テーマはネットショップ用にデザインされているので、顧客の利用しやすさを向上させつつ、売上アップが期待できます。
離脱率が高いと感じている場合には、無料テーマではなく有料テーマの利用がおすすめです。
カスタマイズの必要性
BASEのテーマは無料と有料でカスタマイズ性に大きな違いがあります。
無料テーマでは大まかなデザインフレームしか用意されておらず、ショップのデザインを変えるためにはHTMLやCSSなどを用いて自ら作業をする必要があります。
しかし、有料テーマではあらかじめHTMLやCSSを用いて細かくプログラミングされているため、自力でカスタマイズを行う必要性があまりありません。
自力でコーディングをしてカスタマイズを行えない場合は、あらかじめ有料テーマを利用しましょう。
BASEの有料テーマを利用する際の注意点
BASEの有料テーマを利用する際には、以下の4点に注意が必要です。
- 対応アプリや拡張機能を確認する
- 高いものがいいとは限らない
- 更新日が新しいものを選ぶ
- スマホに対応しているものを選ぶ
有料テーマを購入する前に確認しておかなければ、再購入が必要になる場合があるため、しっかりと理解しておきましょう。
対応アプリや拡張機能を確認する
BASEの有料テーマは、アプリや機能が追加された状態で販売されていることが多いため、どのような機能が利用できるかを確認しておく必要があります。
無料テーマであればBASEがリリースしているすべてのアプリに対応していますが、有料テーマの中には対応していないものもあります。
デザインが気に入ったとしても、必要なアプリや機能が利用できないと満足にECサイトの運用ができない可能性があるため、有料テーマの購入前には必ず確認しましょう。
高いものがいいとは限らない
2023年8月現在、有料テーマは5,000~16,500円で販売されていますが、「高額であれば質が高い」とは限らないため注意が必要です。
有料テーマはBASEではなく、製作者の希望価格となるため、価格と質の高さが比例するとは限りません。
高いからいいテーマだろうと判断するのではなく、機能やデザインなどを確認し、商品やショップのコンセプトにあったものを選びましょう。
更新日が新しいものを選ぶ
有料テーマを利用する場合、最終更新日を必ず確認しましょう。最終更新日が古いと、テーマのメンテナンスが行われていないことになります。
また、メンテナンスが行われていない場合、新しくリリースされているアプリや追加された機能に対応しておらず、BASEの機能を満足に利用できない可能性があります。
そのため、購入前には最終更新日を確認し、古すぎる場合には購入しないようにしましょう。
スマホに対応しているものを選ぶ
有料テーマを購入する前には、必ずスマホに対応しているかを確認しておきましょう。
ECサイトにアクセスする顧客の多くはスマホを利用しているため、スマホに対応していない場合、ECサイトの見た目や操作性が悪くなってしまいます。スマホからアクセスした際の見た目と操作性が悪いと顧客の離脱が発生しやすく、売上が伸び悩んでしまう恐れがあります。
BASEでは、スマホ対応しているテーマには「スマホ対応」や「モバイル対応」と記載されているので、これらの表示があるテーマを選びましょう。
BASEのテーマを変更する方法
BASEで有料テーマを購入し、変更する方法は以下の通りです。
- 管理画面のデザインページを開く
- 利用したいテーマを選択する
テーマの変更方法がわからず困っている方は、ぜひ確認しながらテーマ変更をしてみてください。
管理画面のデザインページを開く
BASEの管理画面にログインして画面上部のメニューを開きます。
開いたメニューから「デザイン」を選択し「デザインテンプレート」を選びましょう。
左側にメニューが表示されるので、「テーマ設定」を選択して「デフォルトテーマを使用する」をOFFにします。
利用したいテーマを選択する
左側のメニューにある「テーマ」を選択し、「選択中のテーマを変更する」を選びましょう。
選べるテーマが一覧で表示されるので、使用したいテーマを選び画面右上のプレビューを選択してイメージを確認できます。
「このテーマを選択」を選択すると、BASEのテーマが変更されます。
おすすめの有料テーマ5選
数多くリリースされているBASEの有料テーマの中でも、特におすすめのテーマは以下の5つです。
Helsinki | NEUTRAL | はんなり | Lpshoot | Sweet | |
価格 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,800円 |
最終更新日 | 2023/6/16 | 2023/1/31 | 2022/5/24 | 2021/12/10 | 2023/5/30 |
スマホ対応 | 対応済 | 対応済 | 対応済 | 対応済 | 対応済 |
URL | https://design.thebase.com/detail/38 | https://design.thebase.com/detail/58 | https://design.thebase.com/detail/51 | https://design.thebase.com/detail/34 | https://design.thebase.com/detail/26 |
それぞれの有料テーマについて詳しく紹介するので、テーマ選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
Helsinki
テーマ名 | Helsinki |
価格 | 5,500円 |
最終更新日 | 2023/6/16 |
スマホ対応 | 対応済 |
URL | https://design.thebase.com/detail/38 |
HelsinkiはBASEからリリースされたアプリがほぼすべて利用でき、誰でも簡単に更新ができるシンプルな有料テーマです。
利用できるフォントが日本語・英語・ロゴの3種類用意されているため、ショップのコンセプトにあわせて自在に選べます。
注目の商品を特集するための「ピックアップ機能」や、セールや新商品情報を伝えやすい「バナー機能」などがあり、顧客へのアプローチもしやすくなっています。
どのような商品でも使いやすい有料テーマなので、使いやすさを重視して有料テーマを探している方におすすめです。
NEUTRAL
テーマ名 | NEUTRAL |
価格 | 5,500円 |
最終更新日 | 2023/1/31 |
スマホ対応 | 対応済 |
URL | https://design.thebase.com/detail/58 |
NEUTRALは、ページトップに大画面のスライドショーがある有料テーマです。
スライドショーは最大3枚まで設定できるため、注力商品やセール情報も伝えやすくなっています。
ピックアップ商品やおすすめ商品を設定できる機能が標準搭載されており、ショップの説明ができるページも用意されています。
カラーバリエーションが豊富な有料テーマなので、ショップのコンセプトにあわせて細かく調整したいと考えている方におすすめです。
はんなり
テーマ名 | はんなり |
価格 | 5,500円 |
最終更新日 | 2022/5/24 |
スマホ対応 | 対応済 |
URL | https://design.thebase.com/detail/51 |
はんなりは縦書きのフォントが利用できる和風の有料テーマです。
いちおし商品やおすすめ商品を設定できる機能や、セール情報を伝えるお知らせ機能が搭載されており、どのような商品を扱っている方でも使いやすくなっています。
画像の枠からも和を感じられる有料テーマなので、和雑貨をはじめとした商品を扱っている方におすすめです。
Lpshoot
テーマ名 | Lpshoot |
価格 | 5,500円 |
最終更新日 | 2021/12/10 |
スマホ対応 | 対応済 |
URL | https://design.thebase.com/detail/34 |
LPshootは、サイトを1ページにまとめるランディングページ型の有料テーマです。
商品の情報やレビュー、問い合わせ先などすべての項目を1ページで完結させるため、顧客の離脱率を下げられる可能性があります。
また、LPshootでは、文章制作や画像制作の代行も行っているので、ネットショップ初心者でも安心して利用できます。
LPshootは少ない商品の販売に適しており、特定の商品のみを販売する予定の方におすすめのテーマです。
Sweet
テーマ名 | Sweet |
価格 | 5,800円 |
最終更新日 | 2023/5/30 |
スマホ対応 | 対応済 |
URL | https://design.thebase.com/detail/26 |
Sweetは、InstagramやピンタレストなどのSNSに近いショップを作れる有料テーマです。
商品のデザインや画像のエフェクト、スマホから閲覧した際のレイアウトなど細かく設定できます。
ヘッダーやフッター、各コンテンツにて背景色を個別に設定したり、テキストのみカラーを設定したりと、カラーのカスタマイズも自由に行えます。
Sweetは女性向けの化粧品やアクセサリーなどと相性がいいテーマなので、女性をターゲットにしている方におすすめです。
コンセプトや商品に適したテーマを選んで利用してみよう
BASEでは、無料と有料の2種類のテーマが用意されており、搭載されている機能やデザインなどに違いがあります。
無料テーマはコストをかけずに利用できますが、デザインがシンプルであり必要な機能は自分で追加しなければなりません。
一方、有料テーマはコストがかかりますが、プロがネットショップ用にデザインしており、必要な機能が標準搭載されています。
ただし、利用する有料テーマによって搭載されている機能が異なるため、購入前には機能の確認が必須です。
「どのテーマを選べばいいかわからない」「デザインを変更したいけど自分ではできない」と悩んでいる方は、ぜひテクノデジタルにご相談ください。
商品やショップのコンセプトにあわせて提案し、ショップデザインの変更や売上アップのサポートを行いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
投稿者
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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