2024.11.15
ストアーズ(STORES)のインスタ連携方法!反映されない・できない解決法も紹介
ストアーズ(STORES)を利用していて、Instagramのアカウントを活用してショップの売り上げや認知度を上げたいと感じている方はいませんか?
Instagramとfacebookをリンクさせ、販売連携機能を効果的に活用することで、新規顧客の獲得や購入率の増加にも繋がります。
そこで今回は、ストアーズでのショップとインスタの連携方法を解説します。
販売促進を図りたい人やマーケティング担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ストアーズ(STORES)とインスタを連携するメリット
ストアーズとインスタを連携させるメリットは、Instagramを通して売り上げアップを狙えることとユーザーが目にする機会を増やせることです。ここでは、以下のふたつのメリットについて解説します。
メリットがどのように収益に影響するのかを、まずは理解しておきましょう。
インスタを活用した売上アップが期待できる
ストアーズとインスタを連携することで、インスタを活用した売り上げアップが期待できるのがメリットです。
ショップとInstagramが連携されていない場合、ユーザーは投稿を見て気になる商品があったとしても、ECサイトで販売されている商品を探し直さなければいけないので、手間がかかってしまいます。
しかし、Instagramと連携させると、通常の投稿のときと同じように商品にタグ付けができるようになるため、ユーザーは簡単に商品を買えるようになります。
- 商品タグをタップ
- 商品ページに移動
- 購入
購入までの導線が短いため、購入率アップと共に売り上げの増加が狙えるのがポイントです。
自動的に公開中のアイテムが1日1回連携される
ショップで公開中のアイテムが、1日1回連携されるのもメリットです。
Instagramの販売連携機能を使うと、ストアーズを利用して運営しているショップで公開している商品が1日に1度自動で投稿されるようになります。
Instagramの投稿は、ただ写真をアップするだけでなく、商品の見せ方などにもこだわる必要があるため、全ての商品を手作業でするには手間がかかります。
しかし、連携機能を活用することで自動で投稿されるシステムになっているため、投稿の手間が省けるようになるのが特徴です。
また、毎日アップされることでユーザーの目に触れる機会も多くなるため、購入率がアップする可能性も高くなります。
ストアーズ(STORES)とインスタを連携する前の準備
ストアーズとインスタを連携する前に、以下の準備を行っておくと作業がスムーズに進みます。
それぞれについて詳しく解説していくので、申請までの作業を進める際の参考にしてみてください。
アドオン機能を使用するか・しないか決める
まずは、アドオン機能を使うかどうかを決めましょう。アドオン機能とは、ストアーズでInstagramと商品の連携が簡単にできる機能です。
アドオン機能を利用することで、予約販売や再入荷のお知らせなど、顧客の購入チャンスを逃さないような機能が使えるのがメリットです。
アイテムが追加されたときやセール価格になったときも反映されるため、利用者はほぼリアルタイムで活用できるという特徴もあります。
また、アドオン機能を利用せずに、Instagramのションピング機能を使うことも可能です。ショッピング機能だけでも、運営に十分役立てることができます。
Instagram(インスタグラム)をプロアカウントに切り替える
Instagramを使うには、プロアカウントを作っておく必要があります。
切り替える手順は、以下の通りです。
- アカウントのプロフィール画面にあるメニューボタンをタップ
- 「設定」→「アカウント」を選択する
- 「プロアカウントを取得する」をタップ
- 「プロアカウントに切り替える」をタップして次へ進む
- カテゴリの選択で、ビジネスに合ったものを選ぶ
- 完了ボタンを押す
- ビジネスかクリエイターかを選択する
- 連絡先を入力する
カテゴリを選択した後は、任意でカテゴリラベルを表示するかを選べます。
ビジネスかクリエイターかを選ぶステップでは、ショップを運営しているオーナーであれば、ビジネスを選択しましょう。
ストアーズ(STORES)とインスタを連携する方法・流れ|アドオン機能あり
では、実際にインスタを連携する方法を解説していきます。この章では、アドオン機能をONにする場合のステップの解説になります。
実際に画面上で操作をしながら参考にすると、登録までスムーズに行えるでしょう。
STEP①:ストアーズのアドオン機能をオンにする
まずは、ストアーズでアドオン機能をONに設定します。
- 管理画面にアクセスしてダッシュボードを開く
- メニューの中から「機能を追加」をクリックする
- Instagram販売連携機能を選んでONにする
- 「設定する」をクリックする
「設定する」をクリックすると自動的に画面が移動するため、「Instagram販売連携機能」をタップして、そこからさらに設定を進めていきます。
販売連携機能を使いたい場合は、アドオン機能を必ずONにする必要があるので、この設定を必ず最初に行っておきましょう。
STEP②:Facebookページを連携する
次に、FacebookとInstagramを連携させます。
前もってFacebookのアカウントが必須になるため、まだ持っていない方はあらかじめ作成しておきましょう。
連携方法は以下の通りです。
- Facebookページを開く
- 「設定」を押す
- 左側に表示されるメニューからInstagramを選ぶ
- Instagramのアカウントでログインして「アカウントをリンク」をクリックする
- 画面に従ってページをリンクさせる
リンクが正常に行えると、Instagramのアカウントが表示されるようになります。なお、Instagramから連携したい場合はアプリから行います。
- アカウントの設定から「設定とプライバシー」をタップする
- 「アカウントセンター」をタップする
- 「他のアカウントを追加」→「Facebookアカウントを追加」を選ぶ
- Facebookアカウントでログインして連携完了
STEP③:Facebook側で設定を進める
STEP①の最後で「アイテム連携を始める」を押すと、Facebookのアカウントでログインするよう求められる場合があるため、必要に応じてログインをします。
Facebook側では、以下の5つの設定が必要になります。
- ジネスマネージャー
- Facebookページの作成
- 広告アカウントの選択
- カタログの選択
- ピクセルの選択
ビジネスマネージャーは、Facebookでのマーケティングや広告をまとめて管理できる機能です。
権限には社員アクセスと管理アクセスの2種類があり、販売連携を行う際は管理アクセスの権限が必要なので注意しましょう。
広告を配信したい場合は、広告アカウントも作ります。カタログは、インスタとFacebookでの商品を管理できる便利な機能なので、ぜひ作っておきましょう。
広告の効果を分析したい場合は、ピクセルの設定も合わせて行っておくと効果的です。
STEP④:ドメイン認証を行う
STEP③の5つの設定が完了したら、ドメイン認証をしましょう。
ドメイン認証のステップは、以下の通りです。
- Facebookビジネスマネージャーにログイン
- ビジネス設定を開く
- ブランドセーフティ→ドメインをクリックする
- Facebookの認証ページを開いて「追加」をタップする
- ドメイン名にショップのドメインを入力する
- 「ドメイン追加」をクリックする
- ビジネスマネージャーのドメインページに移動する
- 「Copy this meta-tag:」と表示されている下のmetaタグをコピーする
- metaタグを登録する箇所に貼り付けて保存する
- ビジネスマネージャーの画面で認証ボタンを押す
STEP7の段階では、まだ認証ボタンは押さないように注意してください。
metaタグをコピー&ペーストして、最後に「ドメインを認証」をクリックすると作業は完了です。
STEP⑤:Instagramによる審査を受ける
STEP④までの手順を全て終えると、審査が自動的に始まります。
審査の基準は非公開ですが、審査に通るか不安な方は、以下の項目を再度チェックしてみましょう。
- Instagramのアカウントをビジネスアカウントに切り替えている
- InstagramとFacebookが連携されている
- ビジネスマネージャーでカタログを作っている、もしくはショップセクションを追加している
- Metaのポリシーに従った商品を扱っている
もし審査が始まらない場合は、インスタのアプリから審査の申請をすることも可能です。
プロフィールの設定画面から、ビジネス→「Instagramショッピングを設定する」に進んで「開始する」をタップすれば、申請は完了です。
ストアーズ(STORES)とインスタを連携する方法・流れ|アドオン機能なし
ここでは、アドオン機能を使わずにインスタのショッピング機能を使う流れを解説します。
アドオン機能は使わないという方は、こちらを参考にしてください。
STEP①:Instagramのショッピング機能を利用する
アドオン機能を利用しない場合は、InstagramのShopw Nowとも呼ばれるショッピング機能を使うことになります。
Shopw Nowは、画像を見たユーザーが簡単に自社のECサイトまで遷移できるようになる機能のことです。
投稿を見てすぐに購入ページにアクセスできることで、購入意欲が高いまま決済ページまで進んでもらえるのが大きなメリットです。
今までなんとなく投稿を見ていただけのユーザーも、購入までのプロセスが簡単になることで買いやすくなるため、決済率が上がる効果も期待できます。
STEP②:アカウントを設定する
連携販売機能と同じく、ショッピング機能を利用する際もアカウントの設定が必要になります。
- Instagramのビジネスアカウントを作る
- Facebookとリンクさせておく
上記の2つの設定は済ませておきましょう。
アカウントの作り方やリンクさせる方法は、アドオン機能ありで解説したやり方と同じです。
STEP③:商品を登録する
アカウントの設定まで進んだら、Facebookページにタグ付けする商品を登録します。
登録は、1つずつ商品を登録する方法とカタログ機能でまとめて登録するやり方があります。 1つずつ商品を登録する方法は、以下の通りです。
- Facebookのページでショップタブを開く
- 規約・ポリシーを確認して「次へ」に進む
- チェックアウト方法で「別のウェブサイトで精算」を選ぶ
- 価格の表示方法を選択する
- ショップセクションから「製品を追加する」をタップする
- 写真や商品名、価格などを入力して「保存」をクリックする
まとめて登録する場合は、以下の手順で行いましょう。
- カタログマネージャの画面から「アイテムを追加」を選ぶ
- 「一括アップロードする」を選択して「次へ」を押す
- 「ファイルを作成」→CSVテンプレートをダウンロードする
- 「Instagramショッピング」を選んで「ファイルをダウンロード」をタップする
- CSVを編集して保存、アップロードすれば完了
STEP④:Instagramによる審査を受ける
Facebookとインスタがリンクしていると、自動で審査が始まります。
審査には数日かかり、通ると通知が来てショッピング機能が使えるようになります。手順を進める際は、アカウントの設定やリンクが正確にできているかを確認しながら進めていきましょう。
ストアーズ(STORES)とインスタ連携でよくある質問)
最後に、ストアーズとインスタ連携でよくある質問をご紹介します。
それぞれ回答も紹介しているので、上記のような疑問を持っている方は参考にしてください。
storesとインスタが連携できないのはなぜ?
ショップとインスタが連携できない場合、インスタのビジネスアカウントが作れていない可能性があります。
そのため、ビジネスアカウントがあるかどうかを確認してみましょう。アカウントの切り替えは、ホーム画面の「設定とプライバシー」から進められます。
storesとfacebookが連携できないのはなぜ?
ショップとfacebookが連携できていないのは、facebookアカウントを作れていないからかもしれません。
ストアーズでは、Instagramと連携した販売連携機能やショップ機能を活用する際は、必ずFacebookのアカウントが必要になります。ショップのアカウントがない場合は、まずアカウントの作成から始めてみましょう。
ストアーズ(stores)でインスタが反映されないときの対処法は?
ストアーズのショップでインスタが反映されない場合、審査に通っていないもしくは審査が始まっていない可能性が高いです。
必要な設定を全て行うと自動で審査をしてくれますが、手動で審査の申請をしなければいけないケースもあります。その場合はアプリから申請をしましょう。
審査に落ちても連絡は来ないため、審査からかなり日数が経っている場合は、条件を満たせているかをもう一度確認してみるのがおすすめです。
ECサイトについて不安がある方はぜひご相談ください
ストアーズで運営しているショップとインスタを連携させることで、購入率をアップさせたりブランドの認知度を上げたりできるメリットがあります。
連携するにはビジネスアカウントの作成やFacebookとのリンクなどを済ませておく必要があるため、あらかじめ行っておきましょう。
他にも、カタログの作成またはショップセクションを追加しているなどの条件もあるため、ひとつずつ確認しながら作業を進めていくことが大切です。
本記事を参考に、ぜひショップとインスタを連携させてみてください。
テクノデジタルでは、ECサイトでのショップ開設からマーケティングまでさまざまなサポートを提供しております。
ストアーズとInstagramを連携させたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
投稿者
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システム開発、Webサイト制作、ECサイトの構築・運用、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、デジタルビジネスに関わる多岐の領域において、最新のトレンド情報や実践的なノウハウを発信してまいります。
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